こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
投資で成功するためにはメンタルを整えることが重要です。
実は投資に失敗するのも途中で辞めてしまうのも、精神的な部分、つまりメンタルが影響していることがほとんどです。
本記事では投資におけるメンタルの重要性、そしてメンタルをどのように整えていくべきかを解説していきます。
投資の失敗の多くはメンタルの問題
資産形成や投資がうまくいかない理由はメンタルの問題であることがほとんどです。
以下に事例を挙げてみましょう。
失敗事例 ①
初心者にありがちなのが根拠もなく今がチャンスだと勘違いして投資をするケースです。
相場の上昇局面で今が最高値で株価は今後下落すると考えて売却をするのです。
しかし、そういう時に限って株価はもっと上がっていきます。
結果として大きな含み益を抱えてしまい、不安から株価が高い時に売却して損を確定してしまいます。
失敗事例 ②
周りが購入している銘柄が気になって仕方がないケースです。
リスク耐性も投資元本も人と違うのに、周りが購入しているものが気になって仕方なくなります。
例えば、人気ランキング上位に飛びつくのがその典型です。
購入したは良いものの、その銘柄が自分の投資方針とは合わずにストレスを抱えてしまいます。
上記2つのような失敗は私自身が投資を始めた頃に経験したものです。
メンタルが安定していないので、簡単に周りに流されたり、間違った判断をしてしまいます。
このようにメンタルが整っていなければ、資産形成に失敗する確率が大きく上がってしまうのです。
メンタルを保つにはどうすればよい?
それでは投資をする上で、どのようにメンタルを整えるべきなのでしょうか?
以下では著者が考える重要なポイントをご紹介していきます。
少額から始める
よく言われることですが、投資は少額からスタートすることが重要です。
貯金が1億円ある人が10万円損をするのと、50万円しかない人が10万円損をするのでは訳が違います。
投資に回す資金は余剰資金でなければなりません。最悪どうなってもいいやくらいの気持ちで投資できる人の方が成功確率が高いのです。
資産形成を始めたばかりの頃は当然ながら資産が少ないのが普通です。
また、自分の投資手法や方針が正しいかまだ確信を持てずにいるでしょう。
したがって、少額の投資からスタートして徐々にメンタルを鍛えていくべきなのです。
ルールを決める
自分のルールをしっかりと決めることが重要です。
ここがしっかりしていないと暴落時などの相場の変動で冷静な対応ができません。
投資のルールを設定する上で中心に据えたいのがインデックスファンドの定期積立です。
個人投資家のメリットは長期的な視点で投資ができる点です。
指数に連動する成果を目指すインデックス投資なら、数十年という長い年月続けることができれば報われる可能性が高いでしょう。
コアの投資手法としてインデックス投資の積立を継続するというルールを定め、ここを徹底することが重要です。
余白を作る
一方で、厳しいルールを決めて、あとはそのルールを守り続けることができれば何も困りません。
人はそんなに単純な生き物ではないのです。
ダイエットで言えば、食事制限を厳しくしすぎても、耐えきれずにその反動で逆に太ってしまうようなことが起こります。
そこであまりに厳しすぎるルールにするのではなく、少し余白を作っておくことも一案です。
例えば、投資額が月5万円確保できるなら、月4万円はインデックス投資の積立という形にします。
そして、残りの1万円は自分が興味をもった銘柄や投資手法を試してみるのです。
そうすると自分の欲求を満たすこともできるし、身をもってリターンの違いが実感できます。
ここで得た経験によってぶれないメンタルを作ることができます。
なぜなら、自分で色々と試した結果として、自分に合う投資スタイルを確立したためです。
適切な刺激を得る
インデックス投資の積立をコアに据えるのであれば、王道は月に1回の定期積立です。
毎月給料を受け取った中からその一部を投資に回していく形です。
けれど月1回では投資をしている感覚がなく、退屈に感じる方も多いのです。
この気持ちをずっと我慢し続けていると投資が長続きしないかもしれません。
そこで適度にイベントを作ることも一案です。
インデックス投資なら、月1回ではなく投資額を4分割して毎週積立に変えてみるなどです。
こうすることで自分の欲求が満たされてメンタルが安定します。何事も我慢しすぎはいけないのです。
これらは手間は増えるし、手数料で多少損をする可能性もあります。
しかし、一番ダメなのは投資を途中で辞めてしまうことです。
メンタルが整えばこっちのもの
著者は投資歴約9年の兼業投資家です。
実は私もたくさんの失敗をしてきました。
根拠もなくこれはチャンスだと思って飛びついて失敗したこともあります。
また、周りが購入している銘柄を欲しくなって銘柄数がどんどん増えてしまったこともあります。
メンタルが保てずにたくさんの失敗をしてきたのです。
しかし、上記のようなことを経験しながら、徐々に落ち着いて投資に取り組めるようになりました。
今では暴落が来ても心が揺さぶられることはほとんどありません。
このような状態になってから、資産がぐんぐん増えていき、今では準富裕層(資産5,000万円以上)を達成しています。
メンタルを制するものは投資を制します。
ここを意識して投資に取り組むことが成功への近道になるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。