投資・資産形成

株式移管の手続きはめちゃくちゃ簡単(SBI証券と楽天証券)

高校中退投資家はSBI証券、楽天証券の2つの証券会社で株や投資信託を保有しています。投資家の中には私と同じようにこの2つの証券会社をメインに利用されている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

2つ以上の証券会社を利用していると投資の管理が煩雑になってしまいます。どちらか1つの証券会社へ株や投資信託を集約させたい方もいるのではないかと思います。本記事ではそんな時に便利な証券会社の間で株式や投資信託を移動させる方法(移管手続き)についてご紹介します。

高校中退投資家はSBI証券から楽天証券へ株式移管の手続きをしましたが、移管手続きは非常に簡単でした。一方で、投資信託の移管手続きには手数料がかかりますので、よほど移動させたい理由がなければやめた方がよいでしょう。

移管手続きの仕組み

移管手続きは、他の証券会社で保有している投資商品を別の証券会社へ移すことです。

我々が証券会社で保有している商品は証券会社だけではなく、証券保管振替機構(ほふり)という場所で電子的に管理されています。このほふりを経由することで、別の証券会社へ投資商品を移動させることができます。

移管手続きにかかる手数料

移管手続きは無料とは限らないので注意が必要です。各証券会社によって異なる手数料が設定されていますので、ご自身が利用されている証券会社のHPをご確認ください。

今回はSBI証券と楽天証券に絞って移管手続きにかかる手数料を示します。なお、2社の手数料は業界最安値ですので、他社ではもっと高い手数料の場合がほとんどです。

SBI証券 楽天証券
出庫 入庫 出庫 入庫
国内株式 無料 無料 無料 無料
外国株式 無料(米国、中国のみ) 無料(米国、中国のみ) 無料(米国、香港のみ) 無料(米国、香港のみ)
投資信託 3,300円 無料 3,300円 無料
円貨建債券 無料

出典:SBI証券、楽天証券HPより作成(2020年7月現在)

SBI証券、楽天証券共に国内株式と外国株式の移管手続きは無料ですが、投資信託は1名柄につき3,300円の手数料が発生します。投資信託を10商品保有している場合は33,000円の手数料が発生することになります。

また、楽天証券の外国株式の出庫手続きには以下のような制限がありますので注意が必要です。

「弊社の特定口座で保有なさっている海外株式は、他社の特定口座への移管はできません。一般口座へ振替した後に他社の一般口座へ移管することはできます。」

楽天証券ホームページより引用

やっかいなルールです。一般口座へ移されてしまうと、外国株式の税金の計算を自分で行う必要があります。楽天証券から他社への外国株式の移管は基本的にはできないと理解しておいた方がよいでしょう。

SBI証券では外国株式の特定口座間の移管は可能であるため、おそらく楽天証券は他社に顧客を奪われたくないためこのルールを設定しているものと思います。

株式移管の手順

それでは実際の移管手続きについて解説していきます。

結論として移管手続きは非常に簡単です。実際に私が経験したSBI証券から楽天証券への国内株式の移管手続きを例に挙げて手順を説明したいと思います。

SBI証券で移管手続きに必要な書類に記入

SBI証券のホームページから移管手続きのための書類を郵送依頼、またはダウンロードします。

個人情報(口座番号や住所)、振替先の口座情報、移管する株式の情報について記入します。振替先の口座情報は楽天証券のホームページから確認することができます。

なお、楽天証券へは特に連絡する必要はありません。SBI証券から取り寄せる書類1枚で手続きは完結します。

投資信託や外国株式の移管の場合は、国内株式とは異なるフォームがありますのでそちらを使用します。ただし、記載する内容はほぼ同じです。

書類を郵送して証券会社からの連絡を待つ

書類を郵送して証券会社からの連絡を待ちます。

まずSBI証券で移管手続き中の株式が保有商品一覧に表示されなくなります。その後数日立ってから、楽天証券の「重要なお知らせ」に「株式移管手続き完了のお知らせ」というメッセージが届きます。

一時的にどちらの証券会社の口座にも移管手続きをした株式が表示されない状態になります。少し不安ですがメッセージが届いた時点で、楽天証券の保有商品に反映されます。

一点注意が必要なのは、移管した株式の過去の購入履歴が見れないことです。例えば、複数回に分けて購入した株の場合は、平均取得価額は分かるものの、過去のそれぞれの購入単価は0.00円と表示されます。

楽天証券からSBI証券へ移管したい場合は逆に楽天証券から書類を取り寄せ手続きをすることになります。

なお、本事例は特定口座から特定口座への移管手続きになります。

まとめ

株式移管の手続きは非常に簡単であることをお分かりいただけたでしょうか。SBI証券、または楽天証券のどちらかへ投資商品をまとめてしまいたい方は、上記を参考に対応してみてはいかがでしょうか。

一方で投資信託の移管手続きは手数料が発生しますので、移管の必要性があるのかよく考えてから対応いただければ幸いです。

こういった面からもたくさんの種類の投資信託を保有することは良くないと考えています。私も2つの証券会社にそれぞれ複数の種類の投資信託を保有しており、管理が煩雑化しています。投資信託は「保有商品数を増やさない」、「1つの証券会社にまとめる」ことを意識した方がよさそうです。

なお、SBI証券、楽天証券以外では株式の移管でも手数料がかかるケースがありますので、各証券会社のHPを確認してから移管手続きについて検討いただければ幸いです。

以上ご参考になれば幸いです。

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