投資・資産形成

2025年8月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、NISAを活用してどのような銘柄を購入すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の人気銘柄ランキング(2025年8月)を解説していきます。

2025年8月のNISAランキング

2025年8月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 iFreeNEXT FANG+インデックス eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) iFreeNEXT FANG+インデックス
4 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
5 SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
6 iFreeNEXT 全世界半導体株インデックス 楽天・シュワブ高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
7 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックスファンド
8 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 楽天・全米株式インデックス・ファンド
9 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
10 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 三菱UFJ 純金ファンド

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成SBI証券は2025年8月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキン楽天証券は2025年8月のNISAの買付金額ランキング

SBI証券では3銘柄の入れ替えがありました。S&P500指数、日本の高配当、ナスダックへ投資する銘柄が新規にランクインしました。

一方で、楽天証券は順位の入れ替えのみで、新規にランクインした銘柄はありませんでした。

ランキング上位商品のご紹介

今月はSBI証券の9位にランクインした「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」をご紹介します。

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)

「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」は、日本の高配当株へ投資する銘柄です。

本銘柄の特徴は信託報酬が年0.099%/年と格安である点です。

日本の高配当ETFで人気のある銘柄に「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」があります。こちらの信託報酬は年0.3%程度ですから、その安さが分かります。

また、分配金は1月、4月、7月、10月の年4回受け取ることができます。

なお、2023年12月に設定された比較的新しい銘柄ですが、2025年7月末時点で1,000億円を超える純資産額があります。

組入上位銘柄

「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」の組入上位銘柄を下表に示します。

順位 銘柄 比率
1 ソフトバンク 3.81%
2 SBIホールディングス 3.47%
3 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2.79%
4 三井住友フィナンシャルグループ 2.55%
5 TOYO TIRE 2.47%
6 MS&ADインシュアランスグループホールディングス 2.16%
7 武田薬品工業 2.02%
8 東ソー 1.94%
9 みずほフィナンシャルグループ 1.92%
10 三菱商事 1.90%

出典:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート(2025年7月末時点)を基に作成

本銘柄の組入銘柄数は約100銘柄です。

1位のソフトバンクの比率は4%以下と高くありませんので、一部の銘柄に偏った構成にはなっていません。

なお、基本的には株式への投資になりますが、REITも0.5%程度含まれています。

セクター別比率

次にセクター別の比率を下表に示します。

業種 割合
銀行業 10.83%
化学 7.82%
輸送用機器 7.08%
電気機器 6.97%
機械 6.46%
卸売業 5.97%
情報・通信業 4.73%
建設業 4.66%
保険業 4.48%
医薬品 3.99%

出典:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート(2025年7月末時点)を基に作成

上位銘柄にメガバンク3社が入っていることもあり、銀行業が10%以上と最も高い割合になっています。

2位は化学セクター、3位は輸送用機器セクターで、それぞれ7〜8%程度の割合です。

分配金推移/分配金利回り

次に1万口あたりの収益分配金の推移を以下に示します。

1月 4月 7月 10月
2024年 140円 140円 140円
2025年 140円 110円 120円

出典:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート(2025年7月末時点)を基に作成

設定から140円の分配金が続いていましたが、2025年4月に110円、7月に120円と最近は分配金が少なめです。

また、2025年9月2日時点の基準価額で計算した場合の分配金利回りは以下の通りです。

510円 ÷ 13,348円 = 3.82%

本銘柄の分配金利回りは4%程度と高い分配金利回りになっています。

リターン

最後に「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」のリターンです。

1ヶ月:4.65%

3ヶ月:12.05%

6ヶ月:10.71%

1年:12.15%

出典:SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)月次レポート(2025年7月末時点)を基に作成

1年リターンは12%程度ですが、これはTOPIXのリターンと同等のレベルです。

本銘柄のリターンが際立って高いと言うわけではありません。

まとめ

本記事では2025年8月のNISA人気ランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の9位にランクインした「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」の概要を解説しました。

SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)は低コストで日本の高配当株へ投資ができる銘柄です。

分配金利回りも4%近くありますので、配当が好きな方にはおすすめの銘柄になるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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