投資・資産形成

米国ETF週間売買ランキングを考察(2025年1月)

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2025年1月末時点)をご紹介します。

SBI証券と楽天証券のランキングの違いやランキング上位の商品について解説していきます。ぜひ商品選定の参考にしていただければ幸いです。

なお、2024年12月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

米国ETF週間売買ランキングを考察(2024年12月)
米国ETF週間売買ランキングを考察(2024年12月)本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2024年12月末時点)をご紹介します。また、ランキング上位のGLDMについて詳細をご紹介します。...

2025年1月の米国ETF週間売買ランキング

SBI証券と楽天証券の2025年1月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL)
2 インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS)
3 Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF (NVDU) グラナイトS 2倍 ロング NVDA デイリー ETF(NVDL)
4 Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS) Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF (NVDU)
5 プロシェア ウルトラプロ QQQ ETF (TQQQ) インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ)
6 iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV) プロシェア ウルトラプロ QQQ ETF (TQQQ)
7 バンガード S&P 500 ETF (VOO) バンガード S&P 500 ETF (VOO)
8 Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL) Direxion デイリー TSLA ブル2倍株式 (TSLL)
9 グラナイトS 2倍 ロング NVDA デイリー ETF(NVDL) Direxion デイリーS&P500ブル3倍 ETF(SPXL)
10 バンガード トータルストックマーケットETF (VTI) バンガード トータルストックマーケットETF (VTI)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は1/27~1/31楽天証券は1/26~2/1の週間売買代金ランキング。

SBI証券では先月末のランキングからSPY、TSLL、TMF、VTが外れて、SPXL、NVDL、SOXS、SHVが新たにランクインしました。

楽天証券のランキングではTMFとSPYの2銘柄が外れて、NVDLSPXLがランクインしています。

また、両社のランキングでの銘柄の違いはほとんどありませんでした。

ランキング上位の商品のご紹介

iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)今月はSBI証券の6位にランクインしたSHVの概要をご紹介します。

  • iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)

iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)

iシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)は満期までの残存期間が1年以下の米国債で構成される指数と同等の成果を目指す銘柄です。

2025年2月時点で米国の金利が高いこともあり、現時点での分配金利回りは5%程度と高い水準です。

比較的リスクの低い短期債への投資でここまで高い利回りが期待できるのであれば十分だと言えるでしょう。

また、本銘柄は2007年に設定されている長い運用実績のある銘柄です。経費率も0.15%/年と非常に低コストです。

株価推移

SHVの株価推移を下図に示します。

SHV株価推移_2025年2月時点典:Yahoo finance

上図では2020年のコロナショックで株価が大きく上昇したように見えます。

しかし、縦軸の株価の幅が狭く、実際には0.5ドル/株上昇しただけです。基本的にSHVの株価は変動しないと考えてよいでしょう。

比較的安全とされる米国債、しかも短期債への投資であるため、株価はかなり安定しています。

リターン

SHVの年次別のリターンを以下に示します。

2020 2021 2022 2023 2024
0.83% -0.11% 0.94% 5.04% 5.16%

コロナショックまでは米国の金利が低く、ほとんどリターンは得られませんでした。

一方で、直近の2023年、2024年は5%/年程度のリターンが得られています。

金利が高い現在の状況を考えると、安定的に運用したい方や待機資金を一時的に運用したい方にとってSHVは選択肢の1つになるかもしれません。

まとめ

本記事では2025年1月末のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキングをご紹介しました。

また、SBI証券のランキングの6位にランクインしたSHVの概要をご紹介しました。

SHVは満期までの残存期間が1年以下の米国債へ投資する銘柄です。

株価の変動はほとんどなく安定的に運用ができます。また、近年の米国の利上げにより、分配金利回りが5%程度と高い水準になっていることも魅力です。

保守的に運用されたい方や待機資金の一時的な置き場としては選択肢になる銘柄でしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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