こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
私が勤める会社では企業型確定拠出年金が導入されています。
私はこの制度を活用して老後資金を準備していますが、運用額が400万円を突破しました。
本記事では著者の企業型確定拠出年金の運用実績をご紹介していきます。
企業型確定拠出年金の運用額が400万円を突破!
2025年に入って企業型確定拠出年金の運用額が400万円を突破しました。
- 資産評価額:4,100,133円
- 拠出累計額:2,051,583円
- 評価損益:+2,048,550円
注:2025年1月24日時点
2023年4月時点での評価額は約200万円でしたから、2年弱で評価額は倍になった計算です。
一方で、この期間の追加投資額は約60万円でしかありません。円安などの影響もありこの2年で大きく評価額が上昇しました。
また、運用利回りも20%/年を超えるなど高い利回りになっています。
運用利回り(5年):22.91%
拠出開始以来利回り:23.27%
運用開始からの評価損益が200万円以上にも達しているわけですから、上出来だと言えるでしょう。
老後資金として十分な可能性が高い!
評価額が400万円だけでは、老後資金としては少ないと感じるかもしれません。
しかし、私はまだ30代で今後20年以上の運用期間を確保できます。今後も運用を続けていけば大きく増やすことができるでしょう。
実際に老後までの期間を25年と仮定してシミュレーションすると、下表に示す通り数千万円まで増やすことができます。
運用利回り | 毎月の拠出額 | ||
---|---|---|---|
1万円/月 | 2万円/月 | 3万円/月 | |
3%/年 | 約1,282万 | 約1,727万 | 約2,171万 |
4%/年 | 約1,577万 | 約2,087万 | 約2,598万 |
5%/年 | 約1,943万 | 約2,531万 | 約3,119万 |
過去のデータからはS&P500指数や全世界株式の長期リターンは5%/年以上です。
したがって、今後の積立額は月数万円だけでよい可能性が高いのです。
確定拠出年金は今後の税制をチェックする必要あり!
確定拠出年金で一定の資産を作っておくとさまざまな選択肢を持つことができます。
確定拠出年金を一時金で受け取る場合は退職所得として扱われ、現在の税制では大きな控除枠を使うことができます。
一方で、年金で受け取る場合は雑所得になりますが、こちらも公的年金等控除がありますので税金を抑えることができます。
2025年時点の税制では一時金で受け取る方が有利なケースが多いですが、お勤めの会社から高額の退職金を受け取れる方は要注意です。
また、若くしてセミリタイアするような方は年金額も少ないし、退職所得控除額もフルで使える可能性が高いです。
老後生活に突入したらまず確定拠出年金でいけるところまで生活し、その間は年金の繰下げ受給で年金額を増額するという選択肢もあります。
いずれにしても今後の年金制度や税制の変更は要チェックです。
まとめ
本記事ではTOSHIの確定拠出年金の運用実績についてご紹介しました。
私は現在30代ですが確定拠出年金の運用額は400万円を突破しました。今後は少額の積立を継続するだけでも十分な老後資金を確保できるでしょう。
2024年に始まった新NISA(少額投資非課税制度)の方が注目を集めていますが、確定拠出年金も老後資金の準備に優れた制度です。
給料天引きでコツコツ投資ができますから、もしお勤めの会社が制度を導入されていたら活用を検討してもよいでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。