こんにちは、高校中退投資家TOSHIです!
私が勤める会社では「企業型確定拠出年金」が導入されています。この制度を活用して老後資金を準備していますが、2023年4月に入って運用額が200万円を突破しました。
そこで本記事では高校中退投資家TOSHIの企業型確定拠出年金の運用実績をご紹介します。今後も長期で運用することを考えれば、老後資金はそれなりの額に育ってきました。
企業型確定拠出年金の運用額が200万円を突破!
2023年4月に入って、企業型確定拠出年金の運用額が200万円を突破しました。
- 資産評価額:2,005,196円
- 拠出累計額:1,446,583円
- 評価損益:+558,613円
注:2023年4月14日時点
昨年2022年4月時点では約160万円の評価額でしたから、1年間の間に約40万円運用額が増えたことになります。
一方で、この1年間の追加投資額は33万円です。相場環境が良くなかったこともあり、投資により増えたのはたった7万円程度しかありません。
しかし、長期での運用実績を確認すると大きく資産を増やせています。
運用利回り(3年):18.04%
拠出開始以来利回り:15.62%
拠出開始以来で考えれば、55万円も投資で資産を増やせたわけですから十分でしょう。
老後資金は十分な可能性が高い!
自分年金である確定拠出年金が200万円へ到達したことは、自分にとってかなり大きな意味を持ちます。
というのも私はまだ30代で、今後20年以上の運用期間を確保できます。今後も運用を続けていけば、大きく年金を増やすことができる可能性が高いです。
仮に65歳までの期間を25年間とした場合、以下の金額まで資産を増やすことができます。
運用利回り | 毎月の拠出額 | ||
---|---|---|---|
1万円/月 | 2万円/月 | 3万円/月 | |
3%/年 | 約869万 | 約1,315万 | 約1,761万 |
4%/年 | 約1,056万 | 約1,571万 | 約2,085万 |
5%/年 | 約1,292万 | 約1,887万 | 約2,487万 |
表から分かる通り、月1万円〜2万円の投資を継続するだけでも、老後資金としてそれなりの資金を確保できそうです。
確定拠出年金の活用戦略!
私は30代のうちにセミリタイアするつもりでいます。
しかし、その場合厚生年金の加入期間が短いため、将来受け取ることができる年金は多くありません。
そこで年金受給額を増やすために年金の受け取りを遅らせるつもりでいます。ここで鍵を握るのが確定拠出年金の活用方法です。
40歳〜65歳:セミリタイア資金で乗り切る
セミリタイアのために貯めた資金を使って、65歳までの25年間を何とか乗り切ります。
会社を辞めると企業型確定拠出年金は個人型確定拠出年金(iDeCo)へ移行する必要があります。iDeCoに移行した後も、引き続き毎月1万円前後を投資に回す予定です。
もし運用がうまくいかなければ、アルバイトなどで少し稼いで乗り切るつもりです。
65歳〜75歳:確定拠出年金を活用
iDeCoは基本的に60歳から75歳の間に受け取る必要があります。
65歳になった時点でセミリタイア資金が残っているかどうか現時点では全く予想できません。
もし、運悪くなくなっていたら65歳で確定拠出年金を受け取ります。まだ十分なセミリタイア資金が残っていれば、もう少し受給を遅らせるつもりです。
65歳〜75歳の10年間は65歳時点で残っているセミリタイア資金と確定拠出年金で生活するのが理想です。
75歳以降:75歳から公的年金を受給
通常65歳で受給が開始される公的年金を75歳まで遅らせます。このことを「年金の繰下げ受給」と言います。
繰下げ受給するメリットは年金受取額が増える点です。75歳まで受給開始を遅らせると本来もらえる年金から84%も受給額を増やすことができます。
これにより長生きリスクへ備えることができます。資産運用はあくまで自己責任ですが、公的年金は国が潰れない限り死ぬまで受給できるはずです。
そのため、繰下げ受給を活用してできるだけ将来もらえる年金を増やしておくのです。
まとめ
本記事では高校中退投資家TOSHIの確定拠出年金の運用実績についてご紹介しました。
私は現在30代ですが、すでに確定拠出年金の運用額は200万円を突破しました。今後は少額の積立を継続するだけでも十分な老後資金を確保できるでしょう。
来年から新NISA(少額投資非課税制度)が開始されるため、最近はあまり注目されていませんが確定拠出年金も老後資金の準備に優れた制度です。
給料天引きでコツコツ投資ができますから、もしお勤めの会社が制度を導入されていたら活用を検討してもよいでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。