投資・資産形成

効果的だった投資手法や投資対象とは?

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個人投資家にとって効果的な投資手法や投資対象にはどのようなものがあるでしょうか?

TOSHI(@dropoutinvestor)は投資を始めてから約8年が経過しましたが、これまでに様々な投資対象や投資手法を試してきました。

過去を振り返ってみると、「もっとああしていればよかった」、「最初からこの投資手法にしておけばよかった」と感じることがあります。

そこで本記事では特に自分にとって効果的であった投資手法や投資対象についてご紹介していきます。

みなさんが投資方針を決定する際の参考になれば幸いです。

TOSHIの自己紹介

  • 投資歴約8年の30代サラリーマン投資家
  • 米国ETFを中心に世界中の株式へ分散投資
  • 純金融資産5,000万円(準富裕層)を達成

個人投資家にとって効果的な投資手法とは?

効果的だった投資手法や投資対象とは?効果的な投資手法は人によって異なります

なぜなら、資産形成する目的は人それぞれ違うし、職業の安定性や収入の高さなども人によって異なるからです。

高い収入かつ独身であれば、高いリスクの商品へ投資することも選択肢に入るかもしれません。

一方で、家族を養っている方であれば、より堅実な投資手法を好むでしょう。

しかし、資産形成の根本的な部分に大きな違いはありません

特に一般的な収入レベルの個人投資家がやるべきことは限られています。

以下では著者が過去を振り返り、どんな投資手法が資産形成に役立ったのか解説していきます。

効果的だった投資手法や投資対象とは?

インデックスファンドの積立

まず真っ先に挙げたいのがインデックスファンドの積立です。

インデックスファンドとは、株価指数などの指標に連動した投資成果を目指す商品です。例えば、米国の優良企業へ投資するS&P500や日本の代表的な企業へ投資する日経平均などの指数が挙げられます。

多くの方は給料の中から毎月1万円や2万円などの形で積立投資をしていく形になるでしょう。

私は今まで色々な銘柄を購入してきましたが、投資を始めた頃に購入したインデックスファンドの含み益は150%程度もあります。100万円投資したら250万円になっている計算です。

他の銘柄には配当を出すものも含まれるので一概には言えませんが、ポートフォリオの中で圧倒的に高いパフォーマンスを示しています。

インデックスファンドの積立は積立設定をしたら、あとはひたすら放置するだけです。

これだけでプロにも引けを取らない高いパフォーマンスが期待できます。私の中では資産の増加に大きく貢献した投資手法です。

米国ETFへの投資

米国ETF(上場投資信託)への投資は資産形成に大きな影響を与えました。

米国市場に上場するETFは米国ETFと呼ばれます。米国ETFには魅力的な投資対象の銘柄があり、なおかつ経費率も格安のものがたくさんあります。

米国ETFなら世界中の投資家が購入している人気商品へ投資することができます。

一方で、デメリットもあります。

例えば、ETFから分配金を受け取ると現地課税の10%がまず差し引かれ、その後に日本の税金約20%がかかります(二重課税の問題)。

また、売買手数料は一般的に国内株式より高いですし、円とドルの為替手数料などもあり、コスト面で不利になる可能性があります。

デメリットも多い米国ETFを購入してよかったと考える理由は資産形成をする上で大変勉強になった点です。

外国税額控除の仕組みなどの税制も勉強したし、為替の変動などの経済ニュースにも敏感になりました。

これにより投資に対する知識や考えを大幅にアップデートすることができました。

増配銘柄への投資

VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)やVIG(バンガード・米国増配株式ETF)と言った増配を何年も続けている銘柄への投資も効果的でした。

その理由は受け取る分配金を着実に増やすことができるからです。

株価は大きく変動しますが、配当金は比較的安定しており、何年も分配金を増やし続けている企業もあります。

受け取る配当金が増えると嬉しいので、もっと投資にお金を回そうという気持ちになります。

そして、配当金の受取額が増えていくと、今度はその配当でまた株を購入するという、よいサイクルが出来上がっていきます

また、受け取った配当金を生活費として使うのか、再投資に回すのか、どちらにすべきかという議論もあります。

この点を考えながら自分なりの答えを出すことは、自分の将来設計を考えることにもつながりました。

確定拠出年金への投資

何気に効果的だったと感じているのが、iDeCoなどの確定拠出年金の活用です。

個人型のiDeCoや企業型の確定拠出年金は老後まで取り崩しができないという大きなデメリットがあります。

しかし、これはデメリットでありながらメリットにもなり得ます

上述の通り、私の経験からはインデックスファンドの積立から大きなリターンが得られています。

確定拠出年金でもインデックスファンドを購入していますが、やはり高いリターンを出しています。

特に私の場合は企業型の確定拠出年金を利用していることもあり、自分が株を売買する証券会社とは別の会社で運用しています。

そのため、確定拠出年金の口座にログインすることはほぼなく、ほったらかしの状態をキープできています。

たまにログインすると運用額が大きく増えており驚くことが多いのです。

大きな失敗さえ避ければよい!

様々な投資対象や投資手法をご紹介しましたが、投資をしていれば何かしら後悔するものです。

重要なことは大きな失敗をしないことです。

私は上記以外にも優待株や海外ファンドに手を出した経験があり、別の投資対象にすればよかったと後悔したことがあります。

しかし、ポートフォリオ全体に占める投資割合は小さかったため、大きなダメージを受けずに済みました。

そしてそのような小さな失敗は多くの場合でよい経験や勉強になったことばかりです。次は同じ失敗を絶対にしないと学習するからです。

したがって、上記でご紹介したような投資手法を軸にしていただき、もし興味を持ったのなら少額で様々な投資手法を試してみることをおすすめします。

身をもって様々な経験をすることで、自分の投資方針に迷いがなくなっていきます。

小さな失敗から軌道修正を繰り返し、自分の投資スタイルを確立していくのがよいでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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