こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
最近はFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指すことがブームになっています。
若くしてリタイアして自由に生活したいと考える方が増えているのです。
しかし、このような傾向に対して批判をする方が多いのも事実です。そのため、「本当にFIREして良いのだろうか?」と不安に感じている方もいるでしょう。
本記事では、FIRE批判へ対する私の考えについてご紹介していきます。高校中退投資家はFIREを目指すことは決して悪いことではないと考えています。
こんな方におすすめの記事です!
- FIREを目指している方
- FIRE批判に対して不安に感じている方
高校中退投資家のFIRE批判への反論!
早期に退職して自由な人生を歩みたいと言えば、多くの方からお叱りを受けてしまうでしょう。
ネットを見れば様々な方がFIREに対して批判しています。そういった批判に対して、高校中退投資家の視点で考えを整理したいと思います。
FIREに対するよくある批判
- FIREしてもどうせ暇だ!
- 仕事復帰が難しい!
- 社会に貢献していない!
- 税金を納めていない!
- 投資は想定通りにいかない!
批判1: FIREしてもどうせ暇だ!
回答: やりたいことをやればよいので暇ではない。働きたくなったらまた働けばよい。
FIRE批判で最もよく聞くのが、「FIREしたら暇だ!」と言うものです。
確かに週5日で働いている会社員が、急に毎日が休みだと言われたら暇を持て余してしまうかもしれません。
でも、じゃあ今の仕事や働き方を続けたいでしょうか?
FIREして経済的な余裕ができれば、週2〜3日だけ働くようなことも可能です。つまり、働き方の選択肢が増えるのです。
週数日の労働でよいなら、空いている時間に思いっきり自分が興味のあることができます。その結果、やっぱり週5日で働きたいと思えばまた働けばよいでしょう。FIREをしたから働いてはいけないなんて理由は一切ありません。
FIRE批判する多くの方は、FIREしたら何もせずに一日中寝転がっていることをイメージしているのでしょう。
批判2: 仕事復帰が難しい
回答:キャリアのことを考えるくらい仕事が好きなら、最初からFIREを目指していない!
FIREして一度仕事を辞めてしまうと、また仕事をしたくなったときに復帰が難しいという批判です。
しかしそもそもキャリアをしっかり考えているような方ならFIREを目指す必要はありません。
今の仕事や働き方が嫌で嫌で仕方がないからFIREを目指しているのでしょう。したがって、もとの仕事に戻ることなんて最初から考えていないはずです。
おそらくは仕事に復帰した際にもとの給与レベルの仕事は簡単に見つからないということなのでしょう。
でもFIREするために多くの資産を貯めているわけですから、仕事にお金を求める必要はありません。自分にあった仕事や働き方を模索すればよいのです。
批判3: 仕事をしておらず社会に貢献していない
回答:仕事をすることだけが社会に貢献することではない!
「あなたがやっていることは社会に貢献している仕事だと胸を張って言えますか?」
「社会に貢献しているというのはあなたの自己満足ではないでしょうか?」
私も就職活動では「社会への貢献」を1つのテーマにしていました。
しかし、実際に仕事を毎日して思うのは、この仕事は社会に貢献しているのか?という疑問です。誰でもできる仕事を会社の歯車としてこなしているにすぎません。
私は仕事以外にも社会に貢献できることはたくさんあると考えています。
例えば、FIREして自分の生き方を発信するだけで誰かの人生を大きく変えるかもしれません。これだって立派な社会貢献です。あるいは、積極的にボランティア活動をしていれば社会に貢献していると言えるかもしれません。
このように、社会に対してできることは仕事以外にもたくさんあります。
批判4: 税金をあまり納めていない
回答:国は何かしらの形で税金を納めるように制度を構築している。また、社会になるべく迷惑をかけないように生きればよい。
FIREして会社を辞めれば納める税金は確実に減るでしょう。
ただ、たとえFIREしたとしても、配当金など株式投資に関わる税金は毎年納めることになります。また、多額の資産があれば相続税という形でごっそり国が持っていきます。
国も馬鹿ではありませんから、何かしらの形で税金を納めるような制度を作っているのです。
また、例えばFIREしてストレスフリーになり、めっちゃくちゃ健康になったらどうでしょうか。
病院に行くことはほとんどなくなり医療費の節約に貢献できるでしょう。プラスマイナスで考えれば、仕事をしている場合とさほど変わらないかもしれません。
批判5: 投資は想定通りにいかない
回答:投資は想定通りにいかないかもしれませんが、その準備はしっかりできているので大丈夫です。
「投資にはリスクがあるから思うような運用ができなかったらどうするんだ!」という批判です。
よほど少ない資金でFIREするならまだしも、多くの方には無縁の話だと考えます。というのも、FIREを目指す過程で質素倹約の生活スタイルが身についているからです。
FIREを目指すのなら、投資の種銭確保のために節約生活を送っているはずです。つまり、FIREを達成するような人間は、生活費をとことん下げた状態での生活が染み付いているのです。
実際にFIREした人の情報を見ると、リタイア後も資産が増え続けている方が多くいらっしゃいます。
このように、FIREを目指す過程で質素倹約の生活スタイル、投資スキル、お金に対する考え方などがしっかり身についています。したがって、そうそう簡単にお金の面で失敗するなんてことはありません。
むしろ働き続ける方はお勤めの会社が定年まで存続すると本気で思っているのでしょうか?
どこに身を置いていたとしても、人生想定通りに行くとは限らないのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
FIREに対する代表的な批判に対して、私なりの回答をまとめました。
世の中にはやることなすこと批判する人がいます。私はFIREを目指したいという気持ちがあるのであれば、周りを気にせず目指せばよいと考えています。
なぜなら、FIREしてリタイア生活を送るのだって、人生において立派な経験だからです。その経験をもとにまた仕事をしたいと思うなら、仕事に対する考え方だって大きく変わるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。