投資・資産形成

【40年の複利】長期投資で実現する豊かな老後!

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

日本では給料は大して上がらないのに、社会保険料や税金はどんどん上がっています。

加えて、最近のインフレの影響もあり、日々の生活は厳しくなっています。

そんな状況を打破するのに重要なのが投資をすることです。

確かに多くの方にとっては、投資にお金を回す余裕なんてほとんどないでしょう。

しかし、長期で投資に取り組むのであれば、そこまで多くのお金を投資へ回す必要はありません。

特に40年など長期間投資をすることにはものすごいパワーがあります。

本記事では40年以上の長期投資の可能性についてご紹介していきます。

投資をすることがスタンダードになりつつある!

長期投資_40年

最近は投資をすることが一般的になりつつあります。

2024年に拡充されたNISA(少額投資非課税制度)では、一人当たり1,800万円もの非課税投資枠があります。

また、老後資金のための制度である確定拠出年金(iDeCoや企業型確定拠出年金)も、人によっては最大で月に6.8万円もの投資が可能です(2026年時点)。

どちらも税制優遇がありますので、税金を極力抑えて資産形成ができます。

よほどの方でない限り、上記の非課税投資枠を全て使い切ることはできないでしょう。

このように、日本でも投資へ取り組む環境が整いつつあります。

今の世代は長期で投資ができるはず!

このような環境が構築されたことには大きなメリットがあります。

それは、長期での投資期間を確保できることです。

長期投資と言うと、一般的には20年程度を思い浮かべます。

なぜなら、投資の世界では20年以上の積立投資ができれば、損をする確率はかなり低いと言われているからです。

さらにその倍の40年という投資期間を確保できたらどうでしょうか?

損をする確率はさらに下がるでしょうし、資産を大きく増やせる可能性があります。

40年は社会人生活と同じくらい

例えば、20歳から仕事を始めて60歳まで働くのであれば、働いている期間は40年になります。

この間に少しずつ投資をするだけでも相当な老後資金を確保できます。

若いうちから投資を始められなくても全く遅くありません。

なぜなら、平均寿命が伸びているからです。

60歳以降の運用も考えれば、50年~60年という長期投資ができる可能性だってあるのです

子供への贈与も1つの手になる!

大きな問題の1つに世代間の格差があります。

少子高齢化の影響などで税金が上がっているため、親世代と比較して若い世代の方が自由に使えるお金(可処分所得)は大幅に下がっています。

昔と同じ給料だとしても、天引きされる税金や社会保険料が全然違うのです。

そのため、親世代に余裕があるのであれば、子供の将来を考えて、贈与である程度のお金を渡して運用させるのもよいでしょう

そうすれば、長期での投資期間が確保できるだろうし、子供が大人になり何か困った時の助けになるはずです。

40年以上投資すればとんでもないことに!

40年もの長期投資をすれば、少ない投資額でも相当なお金を作ることができます

以下では2つのパターンでシミュレーションしてみます。

積立投資のパターン

まずはコツコツ積立投資を継続するパターンです。

投資から得られる年率リターンを4~6%と仮定し、積立額別に40年後の資産を計算しました。

なお、過去10年間のS&P500指数のリターンは10%/年を超えていますので、4〜6%は十分保守的だと言えるでしょう。

リターン月1万月2万月3万月4万
4%1,1692,3303,4954,659
5%1,4892,9774,4665,954
6%1,9173,8345,7517,668

上表から言えるのは、多くの投資額はいらないということです。

積立投資を長期で行うのであれば、月2万円くらいを捻出すれば、2,000万円程度の資金を作れるので、十分老後資金の問題を解決することができます。

月3〜4万円の投資ができるのなら、老後には十分すぎるほどのお金が手に入るでしょう。

相続/贈与のパターン

次に相続や贈与を受けて、そのお金を投資で運用し続けるパターンです。

リターン100万200万300万400万
4%4809601,4401,920
5%7041,4082,1122,816
6%1,0292,0573.0864,114

上表は相続や贈与のすごさが分かる結果でしょう。

300万円ほどの贈与や相続を受け取った方が、あとはただそれをひたすら運用するだけで、老後2,000万円問題は解決です。

自分の給料から少しでも投資に回せば、さらに大きなお金を残せます。

300万円は確かに大きなお金ですが、庶民が全く準備できない額ではありません。

富裕層が1,000万円などを早い段階で子供に贈与すれば、老後に1億円を超す資産を残せる可能性があります。

このように、積立投資でも贈与でも、長期投資が前提なら庶民に手の届かないような高額の投資は不要ということになります。

子供に残すお金は数百万円で十分だし、積立投資も月数万円でよいのです。

まとめ

本記事では40年の長期投資のパワーについてご紹介しました。

日本ではNISAや確定拠出年金が整備され始めており、投資の環境が整いつつあります。

また、老後期間が長くなっている点や生活スタイルの多様化などもあり、長期で運用することはますます重要になっています。

40年もの投資期間があれば、そこまで高額の投資は不要です。少額の積立であっても、場合によっては億り人になるなんてことも十分ありえます。

投資を始めるのなら、若いうちからアクションを起こすことが重要です。

以上、ご参考になれば幸いです。

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