投資・資産形成

2025年1月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、NISAを活用してどのような銘柄を購入すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の人気銘柄ランキング(2025年1月)を解説していきます。

2025年1月のNISAランキング

2025年1月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 iFreeNEXT FANG+インデックス
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
2 SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
3 SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
4 フィデリティ・米国株式ファンド Dコース分配重視型・為替ヘッジなし iFreeNEXT FANG+インデックス
5 Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式) 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
6 SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
7 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックスファンド
8 iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 楽天・全米株式インデックス・ファンド
9 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
10 三菱UFJ 純金ファンド eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成SBI証券は2025年1月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキング楽天証券は2025年1月のNISAの買付金額ランキング

SBI証券のランキングでは大幅な入れ替えがあり、4位〜10位までの6銘柄が入れ替わりました

先月のランキングで50位付近と人気のなかった「ピクテー iTrust インド株式」や「三菱UFJ 純金ファンド」が大幅にランクアップしています。

一方で、楽天証券のランキングでは銘柄の入れ替えはなく、「iFreeNEXT FANG+インデックス」と「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」の順位が入れ替わっただけでした。

ランキング上位商品のご紹介

SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド今月はSBI証券の6位にランクインした「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」をご紹介します。

SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド

「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」はその名の通りインド株へ投資する銘柄です。

対象指数は「FTSE India 30/18 Capped Index(配当込み、円換算ベース)」で、インドの中型・大型株で構成されています。

インド株へ投資する銘柄にはSBI証券の7位にランクインしたピクテー iTrust インド株式もありますが、こちらは銘柄数が数十銘柄と多くありません。

一方で、本銘柄は約250銘柄(2025年1月時点)で構成されており、幅広くインド株へ投資することができます。

なお、本銘柄の経費率は年0.2538%(税込)程度です。他のインド株銘柄と比較して低コストです。

構成銘柄

「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」の上位銘柄を下表に示します。

順位 銘柄 業種 比率
1 HDFC銀行 金融 6.90%
2 リライアンス・インダストリーズ エネルギー 5.59%
3 インフォシス 情報技術 4.56%
4 ICICI銀行 金融 4.05%
5 タタ・コンサルタンシー・サービシズ 情報技術 2.92%
6 バーティ・エアテル コミュニケーション・サービス 2.90%
7 マヒンドラ・マヒンドラ 一般消費財・サービス 1.83%
8 ラーセン&トゥブロ 資本財・サービス 1.68%
9 アクシス銀行 金融 1.68%
10 ヒンドゥスタン・ユニリーバ 生活必需品 1.42%

出典:SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンドの月間レポートを基に作成(2024年12月末時点)。

インド企業だけあって日本人にはあまり馴染みのない銘柄が並んでいます。

比率では特に4位までの銘柄が4%以上と高い割合になっています。

セクター別比率

次にセクター別の比率を下表に示します。

業種 割合
金融 25.13%
一般消費財サービス 12.55%
情報技術 12.34%
資本財・サービス 9.95%
素材 8.67%
エネルギー 8.24%
ヘルスケア 6.46%
生活必需品 6.28%
公益事業 4.61%
コミュニケーション・サービス 4.14%

出典:SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンドの月間レポートを基に作成(2024年12月末時点)。

トップ10のうち1位、4位、9位の3銘柄が銀行であることもあり、金融が約25%と最も高くなっています

一方で、金融以外のセクターも10%前後の割合があります。金融を除けばセクターの大きな偏りはありません。

リターン

「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」のリターンを下表にまとめます。

なお、本銘柄は2024年10月に設定されたばかりの新しい銘柄であるため、対象指数の暴落率になります。

銘柄 2018 2019 2020 2021 2022 2023
本銘柄 -13.9% 4.9% 1.2% 56.9% 22.8% 40.3%
全世界株式(オール・カントリー) -7.5% 26.8% 9.0% 32.7%  -5.6% 30.4%
米国株式(S&P500) -7.7% 30.5% 10.3% 44.5%  -6.1% 34.6%

比較のためにeMAXIS Slim シリーズのS&P500とオルカンも一緒に示しています。

2021年以降は本銘柄の方がS&P500よりも高いリターンがありました。

特に2022年はS&P500とオルカンはマイナスリターンでしたが、インド株は20%以上も上昇しました

オルカンやS&P500と違った動きをするのもインド株の魅力の一つになるでしょう。

まとめ

本記事では2025年1月のNISA人気ランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の6位にランクインした「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」の概要を解説しました。

「SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド」はインド株へ幅広く投資ができる銘柄です。

また、インド株に投資する中では信託報酬も最安レベルです。近年のインド株のリターンは高く、米国株とも違った動きをします。

本銘柄を活用してインド株への投資を検討しても面白いでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA