こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
みなさんはNISA(少額投資非課税制度)を活用して資産形成をされていますか?
NISAは投資をするならまず始めに活用したい制度の1つです。一定期間/一定額において、投資にかかる税金をなくすことができます。
本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券のNISAランキングをご紹介していきます。
2022年1月のランキングは以下記事でもご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
2022年2月のNISAランキング
以下に2022年2月におけるSBI証券と楽天証券のNISAランキングを示します。
順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
1 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
3 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
4 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) |
5 | SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | eMAXIS Slim先進国株式インデックス |
6 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
7 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | iFreeレバレッジ NASDAQ100 |
8 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 楽天レバレッジNASDAQ-100 |
9 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | キャピタル世界株式ファンド |
10 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド |
出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は2月のつみたてNISAの積立設定金額ランキング、楽天証券は2月のNISAの積立設定金額ランキング。
楽天証券のランキングの1位〜8位までは先月と全く同じ商品です。先月のランキングの10位だった「eMAXIS NASDAQ100インデックス」が外れて、「キャピタル世界株式ファンド」が9位に入ってきました。
SBI証券の方もランキングに大きな変動はありません。一方で、先月にはランク外だった「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」が5位にランクインしています。
なお、6位の「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」とほぼ同じ名前ですが少し違う商品です。
ランキング上位商品のご紹介
それでは、2月のランキング上位の銘柄についてご紹介します。
今月はSBI証券の5位にランクインした「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」です。この商品は楽天証券では購入できません。
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」は、2022年1月31日に設定された新しいファンドです。まだ1ヶ月程度の運用ですが、ランキングの上位に入ってきました。
この商品はVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)という米国ETFへ投資するだけの投資信託です。
VTは世界中の株式へ投資するETFで、投資銘柄数はなんと9,350銘柄(2022年1月末時点)にも及びます。純資産総額も約2.9兆円ととんでもない金額が運用されています。
この投資信託の人気の理由は信託報酬の安さで、0.0638%/年程度です。これにVTの経費率である0.07%が加わっても0.1338%/年程度にしかなりません。
一方で、高校中退投資家Toshiの場合はVTを直接購入しています。
VTを直接購入するメリットはあるものの、ドルへの両替や分配金の再投資など面倒な点もあります。それをたった0.0638%/年の経費を払うだけでやってくるのですから、人気がある理由が分かります。
投資銘柄
「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」の構成銘柄を下表に示します。
投資先は全世界と言いながら、9位の台湾の企業以外は米国企業が上位を独占しています。したがって、S&P500へ投資するVOOなどと投資先上位はほぼ同じです。
しかし、投資する銘柄数が9,000銘柄以上あることもあり、各銘柄の投資割合は低くなっています。
順位 | 銘柄 | 国 | 構成比 |
---|---|---|---|
1 | Apple Inc. | 米国 | 3.60% |
2 | Microsoft Corp. | 米国 | 3.10% |
3 | Alphabet Inc. | 米国 | 2.10% |
4 | Amazon.com Inc. | 米国 | 1.70% |
5 | Tesla Inc. | 米国 | 1.00% |
6 | Meta Platforms Inc. | 米国 | 1.00% |
7 | NVIDIA Corp. | 米国 | 0.80% |
8 | Berkshire Hathaway Inc. | 米国 | 0.80% |
9 | Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd. | 台湾 | 0.70% |
10 | Johnson & Johnson | 米国 | 0.60% |
注: 2022年1月末時点のデータ
投資国
構成比を見るとほぼ米国へ投資していることが分かります。全世界が投資先であるものの、約6割がアメリカへの投資です。2位の日本は6%程度しかありません。
順位 | 投資国 | 構成比 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 59.3% |
2 | 日本 | 6.2% |
3 | イギリス | 4.0% |
4 | 中国 | 3.5% |
5 | カナダ | 3.0% |
6 | フランス | 2.6% |
7 | スイス | 2.4% |
8 | ドイツ | 2.2% |
9 | 台湾 | 2.0% |
10 | オーストラリア | 1.8% |
注: 2022年1月末時点のデータ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではNISAで購入されている投資信託のランキングをご紹介しました。また、SBI証券のランキングの5位にランクインした「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」の詳細についてご紹介しました。
「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」はVTという全世界の株式を保有するETFへ投資する商品です。運用実績が短いですが、全世界の株式を低い経費率で保有できる魅力のある商品です。
以上、ご参考になれば幸いです。