セミリタイア生活

定年後の配当金生活のすすめ!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

人生100年時代と言われる通り、我々の寿命はどんどん伸びています。

仕事を辞めた後の老後生活の期間が長くなっているわけですが、そこで心配になるのが老後資金の確保です。

少子高齢化の影響もあり、将来的に年金はどんどん厳しくなることが予想されます。したがって、長い老後を生き抜くためには相当な老後資金を準備しておく必要があります。

そこで良い選択になるのが、定年後に配当金生活を送ることです。

本記事では定年後の配当金生活というテーマで解説していきます。

配当金生活とは?

配当金生活とは?

そもそも配当金生活とは、株から受け取る配当金を生活費に充てる生活スタイルを言います。

株の価格変動や減配のリスクはありますが、株を保有してさえいれば配当金を受け取ることができます。

そのため、配当金は不労所得と言われています

一方で、配当金生活はそう簡単に実現できるものではありません。

通常株の配当利回りは数%と言われていますから、相当な資産を投資に回さなくてはいけません。

仮に配当利回りが3%の銘柄へ投資をする場合を考えてみましょう。

この場合、年間240万円(月20万円)の生活費を確保しようとすれば、なんと8,000万円もの資産が必要になります。

240万円÷3%=8,000万円

大半の方はこのような資産を作ることはできないはずです。

定年後の配当金生活のメリット

このように配当金生活の実現は難易度が非常に高いです。

一方で、定年後の配当金生活を目指すのなら、実はそこまで大変ではありません。

なぜなら、老後は年金を受け取ることができるからです。

年金分は配当を受け取る必要がないため、先にご紹介したような多額の資金は必要ないのです。

それだけではありません。このほかにも定年後の配当金生活には多くのメリットがあります。

以下では定年後に配当金生活を目指すことにどんなメリットがあるのか解説していきます。

メリット1:お金の心配がなくなる

2019年には老後2,000万円問題が話題になりました。

インフレを考慮すれば、将来的にはもっと多額の老後資金が必要との試算もあるそうです。

つまり、老後の生活は年金だけでは全然足りないのです。

しかし、配当金をある程度受け取れるのであれば、ベースの年金と合わせて十分生活できるレベルになります。

配当金と年金の合わせ技で十分な生活費を確保できるようになり、お金の心配が大きく減ります。

メリット2:必要な資産が少なくてよい

先にご紹介した通り、配当金生活を目指すには相当な資金が必要です。

しかし、老後は年金をもらえますので、その分は配当金で受け取る必要はありません。

定年後の配当金生活であれば、数千万円の運用でも十分なのです。

例えば、3,000万円あれば、3%の銘柄への投資で年間90万円(月7.5万円)を受け取れます。

厚生年金加入者であれば、月10万円以上の年金を受け取れるでしょうから、これだけで十分に生活していけます。

しかも、若いうちから投資をして準備を進めるのであれば、老後までの時間は何十年とあります。

月数万円の投資でも十分それに近い金額を作ることができるでしょう

メリット3:取り崩しを考えなくて良い

老後に資産を取り崩す際に課題になるのが、うまく売却できるかどうかという点です。

老後の資産の取り崩しには、毎年4%分の資産を取り崩していく4%ルールの活用が推奨されてます。

しかし、暴落時に取り崩す額を少し抑えた方が資産は長持ちします。このあたりの調整を間違えると最悪の場合、資産が枯渇するリスクがあります。

このようにお金の計算にいつまでも頭を悩ましていたのでは大変です。

しかも、どんどん歳をとっていきますから、いつまでも頭がクリアであるとは限りません。

この点、配当金生活ならかなり楽です。入金された配当金をそのまま生活費として使えばよいからです。

メリット4:配当金生活における失敗がない

若くして配当金生活を実現できたとしても、配当金生活を途中で辞めてしまう方がいます

いわゆるFIRE失敗というものです。

例えば、社会とのつながりが減ってしまい孤独に感じてしまいます。そして、再び働き始めるなんてことが起きます。

しかし、キャリアは途絶えているので、元の仕事に戻ることはできないし、待遇も大きく下がってしまいます。

一方で、老後の配当金生活では、キャリアなんてものを考える必要はありません

なぜなら、すでに定年退職しているからです。

あとは余生をどのように過ごすかだけの問題なので、FIRE失敗みたいなことはないのです。

定年後の老後の期間は意外と長い!

仮に60歳で仕事を辞めたとしても、その後何十年と生きる可能性があります。

90歳まで生きるなら30年、100歳まで生きるなら40年です。

そうなると定年後といっても長期での運用期間を確保することができます。

したがって、長期的に運用できる優良銘柄を購入するのが良いでしょう。

例えば、全世界株式を投資対象にするETF(上場投資信託)などが選択肢に入ります。

これなら、投資先を途中で変更する必要はありません。死ぬまでずっと持ち続ければよいでしょう。

しかも、このような銘柄でも毎年のように増配されています。

最初は配当利回りが低かったとしても、増配によって老後を迎える頃にはたくさんの配当金を受け取れるようになるでしょう

また、増配株ETFへの投資も面白いかもしれません。若いうちから老後の配当金生活を目指してコツコツ投資をしていれば、増配によりどんどん受け取る配当金が増えていきます。

長い老後の生活を考えた場合、安定して配当金を受け取ることに焦点を当てて銘柄を選んだ方がよいでしょう

健康が本当に大事!

ここまでお金の話をしてきましたが、老後を迎えるまでに考えておきたいのが健康を維持することです。

せっかく配当金も育ってきて、定年後は好きなことをしようと思っても、体が思うように動かないのであれば何もできません。

上述の通り、老後の配当金生活であれば、そこまで資産は必要ないことを述べました。

また、若いうちから準備をするのであれば、毎月の投資額は少なくて構いません

過度な節約をして体を壊してしまってはいけません。若いうちから健康に気を配り健康体で老後を迎えることが大事です

くれぐれもお金を増やすことばかりに気を取られないようにしましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA