こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
セミリタイアやFIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成したら、海外で外こもりをするのはどうでしょうか?
外こもりは特に独身の方などにお勧めのセミリタイア生活の過ごし方です。
本記事では外こもりの魅力となぜ私が勧めるのかその理由を解説していきます。
外こもりとは一体何なのか?
外こもりをネットで検索すると、以下の定義が出てきます。
特に目的もなく、海外に長期滞在すること
出典:goo辞典
つまり、特に理由もなく海外にふらっと行って、数ヶ月生活するみたいなことです。
生活費の安い途上国へ移住する人は一定数います。その代表例が年金を受け取るシニア世代です。
その理由として海外なら少ない生活費でもそれなりの生活ができる点が挙げられます。
一方で、海外の急速な発展や最近の円安の影響もあって、日本との生活水準や物価の差は縮まっています。
最近では、むしろ日本に住んでいる方が生活費が安いと言われるくらいになりました。
金銭的なアドバンテージがなくなった今、わざわざ海外へ行く必要なんてないと考えるのが普通です。
ましてや目的もなく海外へ長期滞在するなんて贅沢だと言えるでしょう。
外こもりを勧める理由!
それでも私はセミリタイア後に定期的に外こもりすることをお勧めします。
以下ではその理由を解説していきます。
周りを気にする必要がない
外こもりなら周りを気にすることなく生活ができます。
日本で生活していれば、職場からも家族からも同調圧力を受けることが多いでしょう。
セミリタイアのような少数派の生き方は日本では受け入れられないのです。
したがって、セミリタイア生活は家族も含めた周りから批判を受ける可能性があります。
けれど外こもりであれば周りに知り合いはいないので、自分の好きなように生活ができます。
好きな時に好きなことをしても全く問題ありません。周りは自分のことを知らないので気にする必要がないのです。
生活のクオリティが上がる
よく日本は最高だというコメントを目にします。
もちろん、ご飯が美味しく治安もよく、何より日本語で意思疎通ができる日本が過ごしやすいという意見は分かります。
一方で、海外に住むことで生活のクオリティが上がるケースもあります。
例えば、気候はどうでしょうか?
日本の冬は地域によっては雪が降るし、日照時間も少なく過酷だと言えます。
冬に気候が温暖な国で生活すれば快適に感じるかもしれません。
また、花粉症などのアレルギーに悩まされている方も多くいらっしゃいます。
人によっては外こもりをするだけで生活のクオリティが大幅に向上する可能性があるのです。
生活へ変化を与えられる
セミリタイア生活では生活スタイルが単調になりがちです。
仕事をする時間が少ないので、気がついたら1日中何もせずに家にいたなんてことにもなりかねません。
そこで意図的に外こもりする期間を設けるのです。
海外へ一定期間住むだけでも、異なる文化や言語などいつもとは違う刺激を受けることができます。
単調なセミリタイア生活に変化を与えられるのも外こもりの魅力です。
外こもりのデメリット
一方で、外こもりにはデメリットがあるのも事実です。
家族がいると難しい
お子さんがいたりパートナーがいる場合は、外こもりする難易度が格段に上がります。
なぜなら、自分一人では決断ができないからです。
また、最近は親の介護などの問題もあるでしょう。
このように家族がいることで日本を気軽に離れられない可能性があります。
そのような方がふらっと海外へ行くのは難しいのです。
滞在費用がかさむ場合も
上述の通り、海外の発展や円安の影響で日本と途上国の差はどんどん縮まっています。
その結果、外こもりにかかる費用が高額になる恐れがあります。
金銭面だけで考えれば、外こもりはある意味贅沢になりつつあります。
当然ながら日本でずっと生活する方がお金がかからないでしょう。
金銭的に余裕のないセミリタイア生活をしている人には外こもりは難しいかもしれません。
医療面で不安がある
特に年配の方や持病持ちの方が海外へ行くと問題になるのが医療面です。
もちろんお金さえあればそれなりの医療を受けることはできます。
しかし問題になるのは言語です。
いくら外国語が堪能と言っても、母国語以外でお医者さんに症状を具体的に説明できる方はほとんどいないでしょう。
専門用語も多いですし日常会話で使わない言葉が多いからです。
日本であれば医療費の負担も少ないですし、日本語で意思疎通ができます。そのような環境の方が安心できる人が多いはずです。
それでも外こもりしたい!
このように外こもりにはメリットもデメリットもあります。
しかし、私はセミリタイアしたら定期的に外こもりするつもりです。
その大きな理由が生活環境の改善です。
私は花粉症持ちで2月〜4月は地獄です。したがって、春の数ヶ月は海外へ行くことを想定しています。
また、寒さの厳しい冬や暑すぎる夏も数ヶ月ほど外こもりを計画しています。
合計で年に数回程度、4ヶ月〜6ヶ月ほど外こもりするつもりです。
毎年違う場所に行くことで新しい刺激を受けられますし、自分のお気に入りの場所を探していきたいと考えています。
セミリタイア生活では時間がたっぷりありますから、自分の好きな時にいくらでも外こもりができます。
まさに時間とお金があるからこそできる贅沢だと言えるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。