最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
米国高配当株ETFとして有名なSPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)からは、年4回(3月、6月、9月、12月)の分配金を受け取ることができます。
本記事ではそんなSPYDの2023年6月の分配金を速報でご紹介します。
2023年6月の分配金は前年同時期と比較して増配という結果でした。
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 2023年6月時点で5%近い高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2023年6月のSPYDの配当金
SPYDの2023年6月の配当金は「0.465386ドル/株」でした。
2022年6月は0.404990ドル/株でしたので、前年同時期と比較して約15%の増配になりました。
なお、SPYDのPayable Date(配当金の支払い開始日)は6月22日です。
SBI証券の場合は通常翌営業日の振り込みとなりますので、6月23日頃にみなさんの口座へ入金されるでしょう。
過去の配当金との比較
SPYDの年間配当金の推移を下図に示します。
2022年のSPYDの年間配当金は過去最高を記録しました。今年も増配されれば年間配当金2ドル/株程度が期待できます。
次に2023年6月の分配金を反映させた四半期ごとの分配金推移を示します。
6月の単体で考えれば今回の分配金は過去最高を記録しました。
一方で、3月と6月の合計で考えると2021年や2022年よりも低い分配金になっています。これは3月の分配金がかなり少なかったことが影響しています。
2023年の株価推移
次にSPYDの年始からの株価推移を確認していきます。
年始1月3日の株価は39.69ドル/株でしたが、6月15日時点の株価は37.64ドル/株です。年始からは2ドル程度低い水準にとどまっています。
配当利回り
2023年6月15日時点の株価を用いて、分配金利回りを計算した結果は以下のとおりです。
① 2022年の分配金を基準にした場合
1.983341ドル/株÷37.64ドル/株→約5.27%
② 2022年9月〜2023年6月の分配金を基準にした場合
1.778446ドル/株÷37.64ドル/株→約4.72%
2022年の年間分配金で計算すると、5%以上の高い分配金利回りをキープしています。
また、直近4回の分配金の計算でも約4.7%と高い水準です。
まとめ
2023年6月のSPYDの配当金は前年同時期と比較して増配という結果でした。
一方で、3月の減配が大きかったこともあり、3月と6月の合計ではまだ前年を下回るペースです。次回9月の分配金に期待したいところです。
また、SPYDの分配金利回りは5%程度と高い利回りをキープしています。特に分配金を使うステージにある方にとっては魅力的な銘柄の1つだと言えるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの詳細については下記記事でご紹介しています。