高校中退投資家Toshiは、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)へ投資をしていることを下記記事でご紹介しました。
VTは年4回(3月、6月、9月、12月)に配当金を出しますが、先日2020年6月の配当金がバンガード社より公表されました。
まだ、SBI証券や楽天証券などの日本の証券会社では公表されていないようです。
本記事では一足お先に2020年6月の配当金についてご紹介いたします。コロナの影響で減配が予想されますが、結果はどうだったでしょうか。早速確認してみましょう!
2020年6月期の配当金
結論から述べると、「1株当たり0.36ドル」でした。。。
前年同時期(2019年6月)の配当金0.5508ドル/株と比較すると、約35%減と非常に厳しい結果です。
2020年3月の0.2205ドル/株よりは高い結果ですが、VTの配当金は通常6月と12月に高い傾向にあります。前年同時期との比較が適切です。
下図に示す通りここ数年は順調に増配していました。コロナの影響は想定していたものの、投資対象の大部分がVTである私としてはつらい結果となりました。
VTの年間配当金の推移
配当金推移(アップデート版)
2020年6月の配当金の結果を反映させた配当金推移を下表に示します。
2020年3月と6月の配当金は、前年と比べてかなり低い金額です。
このペースが継続すると仮定すれば、配当金が年4回となった2013年を下回る年間配当金になりそうです。したがて、2020年の年間配当金は1.1〜1.2ドル/株程度を覚悟する必要がありそうです。
2019年の年間配当金と比較すると、2020年の配当金は約35%減まで落ち込む見込みです。
まとめ
VTの配当金はコロナの影響でだいぶ下がってしまいました。当然といえば当然の結果でしょう。
ここはぐっと堪えて、来年以降の配当金の回復を待ちたいと思います。
コロナショックのような経済へ大打撃を与えるイベントがある場合、配当金が前年比で数十%も下がることがわかりました。
コロナショックをよい経験と捉え、「投資のリスク管理」を徹底していきましょう。
なお、経済活動の再開状況によっては、9月、12月の配当金は少し回復に向かうかもしれません。引き続きVTの配当金の推移を確認していきたいと思います。
以上ご参考になれば幸いです。