最新の2022年12月の分配金は下記記事で紹介しています。
高校中退投資家Toshiは、高配当米国ETFであるVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)という商品を保有しています。
VYMは高配当投資家の方々に非常に人気の商品です。
本記事では、VYMの2020年6月の配当金を速報いたします。日本の証券会社ではまだ公開されていませんが、本家のバンガード社のHPではすでに配当金が公表されました。
2020年6月のVYMの配当金
2020年6月のVYMの配当金は、なんと「1株当たり0.8368ドル」でした!
コロナショックにもかかわらず、1株あたりの配当金は過去最高を更新しました!
昨日ご紹介したVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)とは打って変わって増配です。
2019年同時期と比較しても30%以上の増配となりました。
3月の配当金は前年と比較して少なめでしたので、6月も減配の覚悟をしていました。
しかし、今回の結果から年間当たりの配当金でも昨年を超える可能性が出てきました。
配当金推移(アップデート版)
過去の年間配当金の推移を下図に示します。2010年くらいからは右肩上がりで配当金が上がっており、2019年は2.8ドル/株程度でした。
また、四半期ごとの配当金をまとめた表を示します。
上述した通り、前年度と比較してかなりの増配です。3月と6月の合計でも前年同時期と比較して約9%上回っています。
もし9月、12月もこのペースで配当金が出されれば、1株当たり3ドルを超えてくる可能性があります。
まとめ
コロナショックにもかかわらずVYMの配当金が過去最高を記録したことにはかなり驚きました。
さすが米国の高配当銘柄を集めたETFです!
9月、12月の配当を見てみないと判断はできませんが、VYMの配当金はVTとは全く違った動きを見せました。
VTのような全世界分散型の株式はそれ1つを持っていれば安心という面もありますが、コロナショックのような下落局面では配当金の維持は期待できません。
一方でVYMは配当金を継続して届けてくれるので、このような厳しい局面でも「投資を続けるモチベーション」になります。
私のポートフォリオでは、高配当ETFの比率がVTと比較してかなり低いので、今後はもうすこし上げていく方針です。
以上ご参考になれば幸いです。