セミリタイア生活

ずばり答えます!セミリタイアに必要な投資額は4,000万円!

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「会社を辞めたい」、「上司の顔を見たくない」、「満員電車なんか乗りたくない」

このように思ったことはありませんか?実は全て私、高校中退投資家TOSHIが日々思っていることです。

「会社を辞めてセミリタイアしたいけど、一体いくら貯めればよいのでしょうか?」

本記事では、この問いに対する高校中退投資家TOSHIの考えをご紹介していきます。セミリタイアを実現するには、ずばり「4,000万円」の投資が必要だと考えます。

セミリタイアに必要な投資額は「4,000万円」だ!

4000万円 セミリタイアセミリタイアに必要な投資額は「4,000万円」だと考えています。これに加えて、最低でも200万円~300万円の現金を確保しておきたいところです。

つまり、金融資産の合計であれば最低4,200~4,300万円程度がラインになってくると考えます。

もちろん、その方の生活水準にもよりますし、家族構成にもよって条件は変わります。

したがって、「セミリタイアに必要な資産は〇〇円だ!」という明確な答えはありません。

ただ、株や債券などの投資額が4,000万円あるのなら、セミリタイアでの失敗をかなりの確率で防ぐことができると考えています。

ではなぜ4,000万円の投資が目安になるのか、以下で私の考えをご説明していきます。

先輩ブロガーはいくら貯めたセミリタイアした?

高校中退投資家TOSHIはまだセミリタイアを達成していません。したがって、「セミリタイアに必要な資産は4,000万円だ!」と言っても説得力はないでしょう。

そこでまずは実際にセミリタイアを達成した先輩方のリタイア時の金融資産を確認してみたいと思います。

ブロガー名 セミリタイア時資産 リタイア時年齢 ブログリンク
よよよさん 約3,000万円 29歳 URL
キムさん 約4,000万円 33歳 URL
三菱サラリーマンさん 約7,000万円 30歳 URL
Ranpaさん 約1億円 45歳 URL

比較的若めでセミリタイアを達成された方を調べました。当然ながら各ブロガーさんでセミリタイア時の金額が違うことが分かります。

3,000万円〜1億円とセミリタイア時の資産には大きな開きがあります。ただ一つ言えることは、彼らは今のところセミリタイア生活を成功させているということです。

つまり、これらの金額はどれも正解なのです。

4,000万円=月10万円!

4,000万円の投資が必要だと考える理由は、4,000万円投資すれば、月10万円以上のキャッシュ・フローを作ることができるからです。

これがどういうことか、ここでは「①配当金のみを使う」パターンと「②4%ルールを適用する」パターンの2つでご説明します。

① 配当金生活を送る場合

4,000万円を高配当株などで運用する場合、税引き後3%(税引前3.75%の配当利回り)で、年間120万円(月10万円)を作ることができます。

4,000万円×3%=120万円

確かにもっと高い利回りの商品へ投資することもできるでしょう。しかし、そのような商品はリスクが高く大きく減配する可能性があります。税引き後3%程度の利回りが普通の方が取れる最大のリスクだと考えます。

なお、日本株の配当金に対しては配当控除が使えます。通常配当金にかかる税金は約20%ですが、配当控除を活用すればこの税金を抑えることができます。したがって、月10万円以上の資産所得の確保が可能です。

配当金生活への近道!「配当控除」を徹底解説「配当控除」は所得税を抑える上で強力な武器になります。一方で、この「配当控除」の概要や仕組みをしっかり理解されている方は少ないのではないでしょうか。本記事では、「配当控除」の概要を説明するとともに、配当金生活での活用について検討します。配当金生活を目指している方や「配当控除」に興味がある方は是非ご覧ください。...

② 4%ルールを適用する場合

「4%ルール」は「リタイア時の投資資産の4%を毎年取り崩しても、30年後に資産がなくならなかった」という研究結果がベースになっています。

株式や債券への投資のリターンが5~6%程度であれば、資産はなくなるどころか増えて行く計算になります。資産運用の世界ではよく使われている数値です。

このルールで考えれば、4,000万円の投資で最大で160万円/年(月13.3万円)を作ることができます。

4,000万円×4%=160万円

ただし、一部売却益に対して税金を払わなければいけないので、実際に使えるお金は月あたり12万円~13万円程度になるでしょう。

いずれにしても、①と②の両方のケースで月10万円以上を確保することが可能です。

月10万円あればセミリタイア後の選択肢が増える!

月10~13万円のお金があれば、セミリタイア後の選択肢はかなり広がります。

仮に地方に移住すれば、数万円/月で住居を構えることができます。少し我慢すれば仕事を一切せずに過ごすことも可能です。

先程ご紹介した「よよよさん」は3,000万円と少なめの金融資産であることもあり、徹底的な節約生活をしています。ブログの収入は多少あるようですが、基本的に「働かない」ことを選択しています。

一方で、「キムさん」は簡単なバイトなどを通じて収入を得て、旅行に行くなどセミリタイアライフを満喫しています。

セミリタイアした後にたまには旅行に行きたいとか、美味しいものを食べたいと考えるのなら、月数万円のバイトをすることでそれらを実現することができます。

上記のような「働かない」という選択や「簡単な労働をする」という選択を、月10万円の資産所得があれば柔軟に使い分けることができるのです。

これがもっと少ない3,000万円の投資ではどうでしょうか。

  • 配当金:3,000万円☓3%=90万円(7.5万円/月)
  • 4%ルール:3,000万円x4%=120万円(10万円/月)

税引き後の配当利回りを3%で考えた場合、年間90万円(月7.5万円)の資産所得にしかなりません。

月7〜8万円の収入では全く労働をしないのはかなり厳しくなるでしょう。

もちろんできないことはないかもしれませんが、あまりにも突き詰めた生活を続けると精神的に苦しくなる可能性があります。

また、たまに旅行に行こうとするのなら、月10万円弱くらいをアルバイト等で稼ぐ必要が出てきます。当然ながら「月3~4万」稼ぐのと、「月7〜8万」稼ぐのでは難易度が大きく異なります。

セミリタイアを目指す方の多くは働きたくないというマインドの方が多いはずです。

せっかく仕事を辞めたのに月10万円の労働をすることは、セミリタイアする目的とズレが生じてしまうでしょう。

つまり、「3,000万円」と「4,000万円」では景色が全く違うというのが私の考えです。最低でも月10万円の資産所得を安定的に得る、これが最低ラインだと考えるのです。

まとめ

セミリタイアに必要な資産については色々な意見がありますが、高校中退投資家TOSHIは最低でも「4,000万円の投資」が必要だと考えます。

これだけの投資資産を確保できれば、独身なら完全リタイアが見えてきます。自分の考え方によって柔軟に生き方を選択できるラインが「投資額4,000万円」です。

高校中退投資家TOSHIは「4,000万の投資」を1つの目安として、引き続きセミリタイアを目指していきます。

以上、ご参考になれば幸いです。

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