高校中退投資家Toshiは来たる「海外セミリタイア」へ向けて英語の勉強に励んでいます。海外で生活する上で最低限の語学力は必須だと考えているからです。
具体的にはオンラインの英会話レッスンを受講しています。私が受講するクラスでは、アメリカ人やイギリス人など世界各国の講師の方と話すことができます。
先日レッスンを受けていたところ、なんと実際に「海外セミリタイア」を送っている講師の方に出会いました。つい興奮してセミリタイアライフについて色々と聞いてしまいました。
本記事では、彼から聞いた「海外セミリタイア」を送る上でのアドバイスについてご紹介したいと思います。実際に海外セミリタイア生活を送っている方の話は貴重で、ためになる話ばかりでした。
海外セミリタイア実践者が送るアドバイス!
今回話を聞いた方は、現在40歳くらいのアメリカ人で、30代半ばでセミリタイアをされた方です。
セミリタイア後はアジア各国を旅しながら簡単なビジネスをしていたそうです。現在はフィリピンの方と結婚して、子供と共にフィリピンで生活されています。
彼から聞いた海外セミリタイアを送る上でのアドバイスについて以下にまとめます。
セミリタイアを送る上でのアドバイス
- 自分が何を優先するのかリストアップすべき
- セミリタイア後は小さなビジネスを始めるべき
- 東南アジアは海外セミリタイア先としてお勧め
- セミリタイアは意外とEasyだ!
自分が何を優先するのかリストアップすべき
大事なのはセミリタイアする前に、自分は何を大切にするのかリストアップして、自分の価値観を明確にすることを勧められました。
例えば、「自分の時間をもっとほしい」とか「家族との時間を大切にしたい」とかそう言ったものです。そうして自分が欲しいものを整理した時、たとえ収入が減っても「もっと自由な時間を手に入れたい」という考えに行き着いたそうです。
仕事が嫌で勢いで会社を辞めて後悔する方も多くいらっしゃいます。価値観の整理は、セミリタイアだけでなく人生をどう生きるのかという点にも関わってくるアドバイスだと感じました。
セミリタイア後は小さなビジネスを始めるべき
仕事を辞めると時間に余裕ができ、退屈に感じることもあったそうです。そこで彼の勧めは、「自分の好きなことで小さなビジネスを立ち上げる」ことです。
特に物価の安い国であれば少額からビジネスを立ち上げられます。彼は不動産関連のことに興味を持っているそうで、少額からビジネスを立ち上げて少しずつ育てているそうです。また、インドネシアにいたときは、輸出入関係のことにもチャレンジしたそうです。
金銭的にある程度余裕があれば、多くを稼ぐ必要はありません。とにかく色々なことにチャレンジして、自分が楽しくできるものを探して行けというアドバイスです。
現在の彼は、隙間時間にオンライン英会話の講師をやり、家族との時間を大切にしながら、興味のある不動産関係の仕事を立ち上げています。そこまで収益は高くないそうですが、物価の安いフィリピンであれば余裕で生活ができるそうです。
東南アジアは海外セミリタイア先としてお勧め
海外セミリタイアをするなら東南アジアがお勧めだそうです。
首都を除けば物価が安い場所が多く、地理的にもアジア各国へのアクセスが良いのも魅力です。
また、上述した小さなビジネスを始めるのにも適しています。初期投資がほとんど必要ないからで、彼の出身である米国ではそうはいかないそうです。
なお、彼に言わせるとフィリピンでの生活は500ドル/月あればやっていけるそうです。ただし、ある程度よい生活をしたいのであれば1,000ドル/月近くはみておいた方がよいとも言われました。
彼の感覚では現地の方の月収の2.5倍くらいが最低ラインだとアドバイスされました。世界中を回ってきた彼の感覚としてはそれくらいなのでしょう。
私は東南アジアを海外セミリタイアの第一候補にしています。温暖な気候に加えて、食事もある程度美味しいです。首都は物価が上がっていますが、第2〜3の都市クラスであれば生活費を抑えることができます。
セミリタイアは意外とEasyだ!
そして最後に「セミリタイアは思っている以上にEasyだ!」と言われました。特に独身であれば何とでもなるので恐れるなと。
確かにそうかもしれません。よくブログやTwitterなどで、セミリタイアを達成した方が、セミリタイアに多くの資産はいらなかったと言っているのを聞きます。
私もそうですが、やはりお金が足りなかったらどうしようと不安になり、たくさんため込んでからセミリタイアしようとするのです。
若い元気のあるうちに色々とチャレンジした方が取り返しもつきます。「どの程度まで資産を作ってセミリタイアを達成するのか」というのは永遠のテーマでしょう。
まとめ
今回は実際に海外セミリタイア生活を送るアメリカ人から聞いた話をまとめました。
「セミリタイア生活は本当に楽しい」と言っていたのが印象的でした。もちろん、彼の場合は性格も明るそうでしたし、奥さんがフィリピン人で現地の生活に適応しやすいという環境もあったのではないかと思います。
しかし、週数日の英会話講師や自分が興味のある不動産関連のビジネスだけで、のんびりと楽しく生活ができているというのは羨ましく思います。彼の話を聞いて、ますます海外セミリタイア生活の夢が膨らんできました。
今後も色々と情報収集してセミリタイア生活へ向けた準備を進めていきたいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。