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【読書感想】「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を熟読!

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「三菱サラリーマン」というブロガーさんをご存知でしょうか?

彼はなんと30歳にして経済的自由を手に入れて早期退職(FIRE)した強者です。実は高校中退投資家Toshiも彼のブログは何度か読んだことがあり、大きな影響を受けました。

そんな彼が「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」という本を出版しました。

彼はかなり高収入だったので、同じサラリーマンでも私とは大きく違います。しかし、サラリーマン投資家として勉強になることがたくさんありました。

本記事では、私が三菱サラリーマンさんの本を読んで重要だと感じた点についてまとめていきたいと思います。

「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を読んで感じたこと

彼の経歴を見るとかなり優秀な方であることが分かります。慶應大学卒で、北京大学に短期留学しています。中国語や英語が堪能であり、三菱系の一流企業で働いていたそうです。高校中退するような私とは比べものになりません。

ブログを拝見した感じでは、収入も圧倒的に高かったようで、私が勤める会社では40代になっても届かないレベルの収入を20代で受け取っていたようです。

そんな彼が書いた著書を読んで、主に下記4つの点について考えさせられました。

  • グローバルな視点、考え方が重要!
  • やるなら徹底的にやるべき!
  • ある程度の投資経験は重要?
  • 配当金はやはり魅力的!

グローバルな視点、考え方が重要!

三菱サラリーマンさんは北京大学に留学し、価値観が大きく変わったと述べています。「日本で正しいとされていることが正しいとは限らない」ことを痛感したそうです。

私も多様な価値観に触れて、自身が生きる道の方向性を考えることは重要だと考えます。

海外旅行に行ったことがある方はお気づきかと思いますが、例えば東南アジアの都市はすでに日本の都市を凌駕するレベルまで発展しています。一方で、海外にほとんど行ったことがない友人や家族は、外国は危ないところだとか、日本は他国に比べてずっと進んだ国だと思っています。

要は多くの日本人は井の中の蛙状態で、狭い中で物事を考えているのです。

セミリタイアをを目指すのだって1つの生き方です。多様な考え方に触れて、自分は何を実現したいのかよく考えて生きることが重要だと感じました。

やるなら徹底的にやるべき!

三菱サラリーマンさんは収入の8割を株式投資に回していたそうです。「収入の2割で暮らすなんてどんな生活をしていたんだ!」、と思うレベルです。

20万円の手取りであれば8割は16万円ですから、給料の8割を投資に回すなんて無理です。彼がいかに高収入であったかが分かります。しかし、彼と同じ収入がある方でも、8割を投資に回せる人はほとんどいないでしょう。収入が高ければそれなりの生活をしたくなるからです。

彼は節約のことを「支出の最適化」といって、様々な方法で支出を抑えたそうです。例えば、「階段は資源」などの名言も残しています。要はジムにお金を払わずとも階段を活用することで運動不足を解消できるというものです。

また、「飲み物は白湯でOK」とも言っています。コンビニなどで毎日ジュースやコーヒーを購入したらそれなりの金額になります。実は私も真似をしていますが、寒い季節には特に効果的であることに気づきました。

やはりサラリーマンが30歳でFIREを達成するということは並外れた精神ではできないのです。抜きん出ている人は物事を「徹底的」にやっています。異次元なレベルで何かを達成するには、これくらいのことをしなければいけません。

私も気を引き締めてFIREの達成の実現に向けて日々の生活を送りたいと思います。

ある程度の投資経験は重要?

三菱サラリーマンさんは14歳から為替の研究をしていました。また、その後も色々な投資の失敗を経験した結果、高配当・連続増配株投資へ落ち着いたそうです。なお、大学でも経済学部に所属していました。

要は投資に係る知識や経験値がかなり高かったのです。

私のように30歳前後で投資に興味を持ち始めた人間とは天と地ほどの差です。この記事を読んでいる多くの方が、中学生で為替の研究なんてしていないでしょう。

しかし、幸いにも彼のような先輩投資家の方々が、自身が実践してきた投資手法を紹介してくれています。我々のような凡人は彼らの真似から入ればよいのです。

彼らが色々な経験を通して導き出した手法を参考にしつつ、少しずつ自分のリスク許容に合った形に修正していくのがよいと考えます。素直に彼らの言うことを聞きながら投資スキルを高めていく方が効率的です。

配当金はやはり魅力的!

彼は配当金の魅力について9つも例を挙げています。配当金の魅力を徹底的に解説しているのです。

特に「モチベーションの維持」と「不労所得の可視化」という点に同意します。

毎年一定額の投資を優良商品に投資していけば、基本的には前年より受け取る配当金が増えるはずです。私も配当金の記録をつけていますが、どんどん増えていく配当金は投資をしている実感を与えてくれますし、精神面でも安定をもたらします

また、いくら不労所得を得ているのかを理解するのも非常にクリアです。例えば、3,000万円を配当を出さない投資信託で保有していても、不労所得が今年はいくらあったのか明確ではありません。毎日基準価額が変動するからです。

一方で、配当金は毎年勝手に利益の一部が確定して、目に見える形で証券口座へ入金してくれます。

よく高配当株投資はダメで、インデックス投資の方が優れていると主張する方がいます。確かにリターンだけ見ればそうかもしれません。しかし、投資を長期間続けられるかどうかという点も重要です。この点を考慮すれば違った答えになってくるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は三菱サラリーマンさんの著書「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を読んで感じたことをまとめました。

やはり若くして偉業を達成する方は物事を徹底的に突き詰めています。彼が実践してきた高配当株投資や連続増配株投資は一般の方にも参考になる手法です。本ブログでも紹介している米国高配当株ETFも含まれていますので、興味がある方はぜひ本を読んでみてください。

高校中退投資家は彼を見習って、最速でセミリタイアを達成できるように日々励んでいきたいと思います。

以上、ご参考になれば幸いです。

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