「お金のない学生には投資なんて関係ないって考えていませんか?」
高校中退投資家Toshiは、遅くとも大学生くらいから投資を始めるべきだと考えています。私の経験からも、できるだけ早いうちから投資に慣れるのがよいと思っているからです。
本記事ではなぜ投資を大学生から始めるべきなのか、その理由についてご説明していきます。
投資における私の一番の後悔は「投資を始めるのが遅すぎたこと」ことです。ぜひ早いうちに第一歩を踏み出していただければ幸いです。
投資を大学生から始めるべき4つの理由!
投資を大学生から始めることには大きなメリットがあります。高校中退投資家Toshiが考えるメリットは以下の通りです。
投資を大学生から始めるべき理由!
- 投資期間を長く確保できる
- 少額から経験を積むことができる
- 20歳からつみたてNISAが使える
- 投資からもう逃げられない世代
①投資期間を長く確保できる
大学生から投資を始めれば、老後までに40年以上もの投資期間を確保することができます。
40年という時間を使うことによって、たとえ投資額が少なかったとしても、大きく資産を増加させることができます。
投資をしていて感じるのは、投資期間が長くなればなるほど投資効果を実感できることです。最初はほとんど意味がないように感じるのですが、時間が経つと景色がどんどん変わってきます。
お金が増えるという実感を感じないと投資は長続きしません。できるだけ若いうちから始めて、本格的に投資を開始する社会人までに投資の凄さを身をもって感じるべきです。
②少額から経験を積むことができる
少額から投資を経験することで、リスクを抑えた上で投資がどのようなものか理解することができます。
大学生は基本的には親の仕送りやバイトなどで生活していますから、投資に回せるお金はほとんどないはずです。しかし、これはこれでメリットがあります。
投資でよく聞く失敗の1つに、退職金を投資でなくしてしまったというケースです。今まで投資した経験がないのに、突然入った大金をリスクの高い商品に投資して大損してしまうのです。
少額からの投資であれば、たとえ失敗しても大きな損失をせずに済みます。将来的に大きな失敗を防ぐことができるはずです。
③つみたてNISAを使える
大学生から投資を始める利点の1つに「つみたてNISA」を使えることが挙げられます。「つみたてNISA」は20歳から使うことができます。
「つみたてNISA」は「少額投資非課税制度」のことで、年間40万円の非課税枠が与えられます。非課税枠の商品の値上がり益や配当が非課税になります。簡単に言えば、税金がかからない非常にお得な制度です。
投資可能額は年間40万円ですが、この枠以上の金額を投資できる大学生はほとんどいないはずです。したがって、大学生であれば「つみたてNISA」は活用してお得に投資のスタートを切れるはずです。
④投資から逃げられない世代
定年間近の方や年金生活を送っている世代以外は、「今後投資をしないで乗り切ることはほぼ不可能」と考えなければいけません。
少子高齢化による社会保障費の増大で、今後の増税は避けられません。また、日本の財政状況も非常に厳しい状況にあります。
大手企業に勤める定年間近の方であれば、退職金を数千万円もらえる方もいるかもしれません。しかし、それ以外の方にはそんな明るい未来は待っていません。
特に、今の10代〜20代の方は厳しい未来が待っています。人口減少の影響をモロに受けますし、上の世代が残してきた借金のつけも払わなければいけません。
投資をしてうまくお金を増やしていかなければ、相当厳しい生活を送る必要が出てきます。いずれ投資をしなければいけないのですから、早いうちから学んだほうがよいのです。
投資方法は投資信託の積立がベスト
では、大学生はどのような投資をすればよいのでしょうか?
そもそも投資に回せるお金がほとんどないはずですから、毎月コツコツ定額で積み立てるインデックス投資がおすすめです。
特に投資信託であれば、月500円など少額からの積立が可能です。アルバイトしたお金の中から500円を毎月積み立てることは、学生でもきっとできるはずです。
投資した商品の価格変動を眺めるだけでも勉強になるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
社会人になると毎日の仕事で忙殺されてしまい、なかなか時間を作ることができません。親の支援がある若いうちに、投資とはどういうものなのか理解しておくべきです。
また、投資をすることにより、経済ニュースにも敏感になり、社会人の基礎知識を身につけることもできるでしょう。
少額で構いませんので、できるだけ早いうちから投資に触れておくことが大切です。
以上、ご参考になれば幸いです。