こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
高校中退投資家は「一般NISA」を活用して投資をしており、毎年米国高配当株ETFを購入しています。
2022年に入って約3ヶ月が経過したわけですが、すでに一般NISAの非課税枠である120万円の購入が完了しました。
そこで、本記事では高校中退投資家Toshiの一般NISAの活用実績についてご紹介していきます。
一般NISAを活用して米国高配当株ETFを購入!
2022年は「一般NISA」を活用して以下の銘柄を購入しました。約3ヶ月で120万円の投資枠を使い切りました。
一般NISAを活用して購入した商品
- HDV:39株(466,869円)
- VYM:56株(724,136円)
- SPYD: 1株(5,122円)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド:3,873円
2022年は米国高配当株ETFであるHDVとVYMを主に購入しました。1月頭からHDVは週2日×2株、VYMは週3日×2株の購入を実施してきました。
HDVとVYMは1株1万円以上ですから、1ヶ月で40万円以上もの投入になりました。実はこれは昨年の反省に基づいています。
昨年は暴落を待ってダラダラと購入したため、一部の購入分においては3月の配当をもらうことができませんでした。結果としてさっさと購入しておけばよかったと後悔してしまいました。
そこで、2022年は3月の配当までを目標に、非課税枠を全て使い切る方針でした。
なお、120万円の投資枠を使い切るため、最後はSPYDとニッセイ外国株式インデックスファンド(投資信託)を活用して帳尻を合わせました。HDVとVYMは1株で1万円以上しますので、1株の購入ができない端数は単価の安い株式や投資信託で調整が必要です。
一般NISAでHDVとVYMを購入した理由!
そもそもなぜHDVとVYMを購入対象にしたのでしょうか?
その理由はHDVとVYMが毎年のように増配が期待できる優良商品だからです。特にVYMは11年連続で増配しており、設定以来5%/年以上の増配率を誇ります。
HDVは昨年減配となってしまいましたが、それでも2011年の設定以来高い増配率を記録しています。
つまり、長期で保有することで両銘柄ともにどんどん配当を増やしていける可能性があるのです。
現時点の損益はどうか?
購入したHDVとVYMの現在までのパフォーマンスを見てみましょう。
銘柄 | 保有株数 | 評価損益 | |
---|---|---|---|
円 | % | ||
HDV | 39 | +16.146円 | 3.46% |
VYM | 56 | +616円 | 0.09% |
注:2022年3月15日時点の情報を基に算出。
2022年はウクライナ/ロシアの問題もあり株価は下降気味です。損益ではかろうじてプラスをキープしていますが、これは円安によるところが大きいのが現状です。
実際に米ドルベースでは、例えばVYMは「-159.6 USD」と株価はマイナスになっています。
一方で長期でみた場合の株価推移は以下の通りです。
出典:Yahoo Finance
長期的に見ればHDVとVYMは株価の上昇も期待できます。一般NISAには5年間の非課税期間がありますから、現在の株価下落はさほど気になりません。
NISAでは配当金の受け取りが非課税!
NISAを活用すれば配当金にかかる税金は基本的に非課税になります。
米国高配当株ETFの場合は先に米国の10%分の税金がかかるのですが、残念ながらこちらは非課税になりません。しかし、日本の税金20.315%は非課税になります。
したがって、NISA枠で購入したHDVやVYMは配当金の90%を手取りとして受け取ることができます。
2022年時点では3月分しか配当金を受け取っていませんので、2021年に購入したHDVとVYMの配当金実績を確認してみましょう。
■保有株式
VYM:54株、HDV:56株、SPYD:2株
■節税した金額
6,944円
1年間で約7,000円の節税となりました。非課税枠は5年ありますので、5年後には約3.5万円の節税になる計算です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2022年における一般NISAの購入実績についてご紹介させていただきました。
「一般NISA」であれば「つみたてNISA」と違って米国高配当株ETFを購入できます。また、配当金を非課税で受け取ることもできますので、毎年一般NISAを活用すれば配当金をどんどん増やしていくことができるでしょう。
老後の資産形成には「つみたてNISA」が人気ですが、配当金を増やしたい方には「一般NISA」もおすすめです。
以上、ご参考になれば幸いです。