米国株を購入されている方の中には、円でドルを買って購入資金を準備されている方も多いでしょう。
そんな方に便利なサービスとしてSBI証券が「米ドル定期自動入金サービス」を開始しました。このサービスが誕生したおかげで、ほぼ自動で米国株を定期買付することができるようになりました。
米国株投資をされている方はSBI証券の新サービスをしっかり抑えておきましょう。
SBI証券なら米国株の購入がほぼ自動化できます
SBI証券を利用することで、米国株式の買付をほぼ自動で行うことができる環境が整いました。
今回追加されたサービスが「米ドル自動定期入金サービス」です。以下でサービスの詳細を見てみましょう。
「米ドル自動定期入金サービス」の概要
米ドル自動定期入金サービスは住信SBIネット銀行からSBI証券へ自動で米ドルを移動できるサービスです。
このサービスにより米国株を購入するための米ドルを自分で移動させる手間を省くことができます。
米ドル自動定期入金サービスの概要はサービスは以下の通りです。
米ドル自動定期入金サービスの概要
- 住信SBIネット銀行からSBI証券への米ドルの移動へ適用
- 最低移動金額は10米ドル以上
- 最大で月5日間を移動日に設定可能
- 手数料は無料
例えば、「毎月1日にXXXドルの米ドルを住信SBIネット銀行からSBI証券へ移動する」というような設定ができます。
今までは自分で手続きする必要があったわけですが、これを自動化させることができるようになりました。
3つのサービスを組み合わせる必要があります
今回登場したサービスによって、米ドルの買付から米国株の購入までをすべて自動化することができます。
①住信SBIネット銀行で米ドルの「外貨積立」を設定
②「米ドル自動定期入金サービス」で住信SBIネット銀行からSBI証券へ米ドルを移動
③「米国株式・ETF定期買付サービス」で購入したい銘柄を定期買付
①は住信SBIネット銀行で外貨を自動買付する設定です。例えば、毎日1,000円分を米ドルへ交換するといった設定が可能です。
②は今回追加されたサービスです。①で購入した米ドルをSBI証券へ移動する設定を行います。
そして③は米国株を定期買付するサービスです。私の場合は全世界の株式へ投資できるVTという銘柄を月数回購入するような設定をしています。
今までは①と③の設定をしていても、気づいたらSBI証券の米ドルが不足しており、③の購入ができなかったケースがありました。
今回登場したサービスにより自動で米国株を積み上げることができる環境が整備されました。
為替手数料の改悪をかき消すくらいの優良サービス!
住信SBIネット銀行の外貨積立の為替手数料はつい最近改悪のニュースがあったばかりでした。
しかし、今回の新規サービスの登場はこの為替手数料アップをかき消すくらいのグッドニュースです。
特にVT、VTI、VOOなどの米国ETF(インデックスファンド)を定期購入されている方にとっては朗報になるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SBI証券の新たなサービスである「米ドル自動定期入金サービス」をご紹介しました。
今回登場したサービスによって、よりSBI証券での米国株の購入が楽になりました。特にインデックス投資家にとっては朗報と言えるでしょう。
これから投資を始めるのであれば、SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせが最有力になるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。