こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、NISAを活用してどのような銘柄を購入すべきか悩んでいる方も多いでしょう。

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるはずです。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで、本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券の人気銘柄ランキング(2026年3月)を解説していきます。

2026年3月のNISAランキング

2026年3月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
4 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
5 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
6 SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) iFreeNEXT FANG+インデックス
7 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
8 SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックスファンド
9 楽天・ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)
10 eMAXIS 日経半導体株インデックス 楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成SBI証券は2026年3月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキン楽天証券は2026年3月のNISAの買付金額ランキング。

SBI証券は4銘柄が、楽天証券は2銘柄でランキングに入れ替えがありました。

新規にランクインした赤字の銘柄の多くは、過去に何度もランクインしている銘柄ばかりです。

ランキング上位商品のご紹介

今月はSBI証券の8位にランクインした「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」をご紹介します。

SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)

SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」は、米国ETFのSCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)へ投資する投資信託です。

SCHDは「ダウ・ジョーンズ US ディビデンド100インデックス」という指数に連動する投資成果を目指す銘柄です。

本指数は配当利回りが高い銘柄への投資を基本としますが、少なくとも10年以上連続で配当を支払っていることや、自己資本利益率や配当成長率などの指標から選定した100銘柄へ投資します。

過去の傾向からは、配当だけでなく株価上昇も狙えるため、多くの投資家から人気を集めています。

また、SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)の特徴の1つに信託報酬の安さがあります。

SCHDの信託報酬0.06%/年も含めた実質的な負担は0.1227%/年程度と格安です。しかも、SBI証券では保有するだけで0.022%のポイント付与があります。

また、本銘柄の純資産額は2026年3月時点で1,900億円程度と十分な資産を集めています。

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の構成銘柄

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の構成銘柄トップ10を下表に示します。

順位 銘柄 比率
1 ロッキード・マーチン 4.83%
2 コノコフィリップス 4.34%
3 ベライゾン・コミュニケーションズ 4.32%
4 シェブロン 4.32%
5 ブリストル マイヤーズ スクイブ 4.29%
6 メルク 4.25%
7 アルトリア・グループ 4.15%
8 テキサス・インスツルメンツ 4.07%
9 コカ・コーラ 4.04%
10 ペプシコ 4.02%

注:2026年2月時点の月次レポートを基に作成

1銘柄の構成比率は最大4%に制限されているため、上位銘柄の間で比率に大きな差はありません。

1位のロッキード・マーチンは航空機・宇宙船の開発製造会社、2位のコノコフィリップスは石油エネルギー企業です。

9位と10位には日本人にとっても知名度の高い飲料メーカーが入ってきています。

セクター別比率

次にセクター別の比率を下表に示します。

業種 割合
エネルギー 21.20%
生活必需品 18.88%
ヘルスケア 18.03%
資本財・サービス 12.47%
金融 8.02%
一般消費財サービス 7.99%
情報技術 7.98%
コミュニケーション・サービス 4.58%
公益事業 0.04%

注:2026年2月時点の月次レポートを基に作成

セクター別では、1位のエネルギーが20%以上と最も高い割合です。

また、生活必需品、ヘルスケア、資本財までが10%以上の比率で高くなっています。

なお、SCHDでは特定のセクターの比率は最大25%程度に制限されています

SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の分配金推移

過去の分配金推移は下表の通りです。

受け取り月 分配金
2025年6月 62円
2025年9月 85円
2025年12月 90円
2026年3月 95円
合計 332円

現時点で、ちょうど1年分の4回の分配金が出揃っています。

4月3日時点の基準価額で計算した分配金利回りは以下の通りです。

332円 ÷ 11,494円 = 2.89%

本銘柄には3%弱の分配金利回りがあります。

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の基準価額の推移

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」の基準価額の推移を下図に示します。

SBISCHD基準価額推移_2026年3月出典:Yahoo finance

この1年間ほどは順調に基準価額が上昇していることが分かります。

まとめ

本記事では2026年3月のNISA人気ランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の8位にランクインした「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」をご紹介しました。

「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」は、株価上昇と配当の両方を狙えるSCHDという米国ETFへ投資する投資信託です。

分配金利回りは3%程度とそれなりにありますので、高齢層などお金を使っていくことを意識されている方にはおすすめの銘柄です。

以上、ご参考になれば幸いです。