投資・資産形成

【お勧め投資手法】ETFちょっことだけ購入戦法

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ブログやSNSなどでは、様々な投資手法が紹介されています。たくさんの情報を目にすると、どの方法を信じて投資すればよいのか不安になる方も多いのではないでしょうか。

投資に時間をかけたくない人は、投資信託を毎月コツコツと定額買付していくことをお勧めします。一方で、この手法では投資スキルがほとんど上がりません。

自分の投資ライフを振り返っても、色々なことに手を出して「失敗した」ことにより知識や経験を身につけてきました。

そこで、本記事では私が実践している「ETFちょこっとだけ購入戦法」についてご紹介します。

特に初心者から中級者へステップアップしたい人、投資の幅を広げたい人にはお勧めの手法です。

ETFちょっことだけ購入戦法

戦法と呼べるほどのものではありませんが、私が実践している方法についてご紹介します。

ちょこっとだけ購入戦法の概要

  • 気になるETFが見つかったら、まずは1株購入する。
  • どの程度株価が変動するのか、配当利回りは高いのか、自分が所有する銘柄と定期的に比較する。

ただこれだけです

とにかく試しに購入してみて、値動きや配当を自分が所有する銘柄と比較しながら勉強していくのです。

もちろん、購入のタイミングによっては、高値を掴んでしまう可能性もありますし、米国ETFであれば為替の影響もあります。

しかし、深く考える必要はなく、とにかく「ポジションを取ってみる」ことが重要です。

自分が所有する銘柄と投資対象が同じでもよいですし、全く違う投資対象のものでも構いません。

投資対象やセクターの違いと株価の値動き、配当利回りの違いを「実感」することで、自分の投資スキルを上げていくことができます。

なお、投資信託ではなくETFがお勧めです。投資信託は100円から投資できますが、投資額が少なすぎて投資をしている実感がありません。

この戦法は、少なくとも私にはしっくりきました。以下では、なぜこの戦法がよいのかについて、理由を説明していきます。

なぜこの戦法が良いのか?

理由1: 購入前に100%理解するのは無理

購入前に必死に調べたところで、理解できることはたかが知れています。まずは購入してみないと物事は始まりません。

よく調べてから購入しろ!

理解していない商品は絶対買うな!

という話を聞きますが、それではいつまで経っても購入できなくなるでしょう。

商品を「保有」することで、自分が保有する他の商品と「比較」し、株価の値動きや配当利回りの違いを肌で実感することができます。

購入前に100%理解することはできませんので、「保有」することで徐々に理解を深めていく方が効率的です。

理由2:リスクを最小限にできる

例えば、米国ETFであれば多くの商品が1株1万円以下で購入することができます。

1万円程度であれば、例え数十%の損失が生じても諦めがつきますし、お金を使っている実感のある金額でもあります。ETFであれば0円になるリスクも避けられます。

なお、日本株は単元株制度があり、銘柄によっては数十万円からしか投資できないことがあります。

したがって、米国ETFへの投資がお勧めであります。日本の訳のわからない制度は是非ともなくしてもらいたいものです。

理由3:理解が急速に深まる

人は身銭を切らなければ必死になりません

もちろん、ある銘柄の値動きを追ったり、銘柄の分析をすることは購入しなくてもできます。

しかし、私の経験から商品を保有「している」、「していない」では明確な違いがあります。

購入を検討している銘柄の値動きを追ったり、調べたりすることはよくありますが、パッと株価が出てこなかったり、どの程度暴落したかまで覚えられないことがほとんどです。

しかし、保有することで強烈に脳に焼き付きます

自分が保有している銘柄は、自分ではそれほど気にしていないつもりでも、勝手に株価の推移などが頭に入ってきます。

それは、自分のお金がかかっているからであり、知らず知らずに多くの情報を吸収することができます。

実際に「保有」することで、暴落や値上がりを強く認識し、投資の知識を大幅に向上させることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は私が実践している投資手法についてご紹介しました。

「ちょっことだけ買ってみる戦法」は、戦法と呼べるほどで大したものではありません。しかし、この方法を実践してから、各銘柄の理解が格段に進みました。

投資初心者の方は多くの情報を目にして不安で仕方ないと思います。色々な情報に振り回されて、一喜一憂しているかもしれません。

いくら調べても「ポジションを取ってみる」ことには勝てません。

今回ご紹介したように1株でよいので、まずは「保有してみる」ところから初めてみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

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