投資・資産形成

【ネオモバイル証券のメリット/デメリット】SBIネオモバイル証券を使わない理由!

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「SBIネオモバイル証券」をご存じでしょうか?

「SBIネオモバイル証券」を活用すれば、100株以下の少額から日本株を購入することができます。特に日本の高配当株投資をされている方に人気のある証券会社です。

一方で、高校中退投資家Toshiは「SBIネオモバイル証券」を利用していません。本記事では、私がなぜ人気の「SBIネオモバイル証券」を利用していないのか、その理由についてご説明します。

高校中退投資家が「SBIネオモバイル証券」を利用しない理由!

高校中退投資家は、SBI証券と楽天証券をメインに活用しており、「SBIネオモバイル証券」は利用していません。

「SBIネオモバイル証券」を利用しない理由はいくつかありますが、まずは「SBIネオモバイル証券」の特徴について確認していきます。

「SBIネオモバイル証券」を利用するメリット

「SBIネオモバイル証券」が人気のある理由を下記にまとめます。

SBIネオモバイル証券を活用するメリット

  • 1株(少額)から投資ができる
  • 手数料が実質ほぼ無料である
  • Tポイント投資ができる

1株(少額)から投資ができる

「SBIネオモバイル証券」の最大のメリットが、1株から購入できることです。

日本株には「単元株制度」というものがあり、基本的に100株単位でしか取引ができません。

単元株制度:通常の株式取引で売買される売買単位のこと

例えば、ユニクロを運営する「ファーストリテイリング」を考えてみましょう。2021年4月末時点の株価は1株当たり約9万円です。単元株数は100株ですから、通常の取引では、なんと約900万円もの投資資金がいるのです。

1株購入→9万円

100株購入→900万円

少額の投資資金しか持たない個人投資家が、1つの企業に900万円もの大金を投資するのはリスクが高すぎます。

しかし、「SBIネオモバイル証券」なら、単元株未満、つまり1株から購入が可能です。1株であれば約9万円ですから、この程度の金額であれば個人投資家でも手が届くでしょう。

また、株価が安い企業であれば、500円などワンコインから株を購入することだってできるのです。

手数料が実質ほぼ無料である

「SBIネオモバイル証券」以外にも、単元株未満で株の取引きができる証券会社はいくつかあります。しかし、「SBIネオモバイル証券」は取引手数料が非常に安いという特徴があります。

下表に示すように、1ヵ月の約定代金の合計額が50万円以下の場合、手数料は月額たった220円です。

月間の国内株式約定代金合計額 サービス利用料(税込み月額)
0円~50万円 220円
300万円 1,100円
500万円 3,300円
1,000万円 5,500円

     出典:SBIネオモバイル証券HPより作成

もちろん、50万円以上取引する場合は、1,000円以上の手数料がかかります。しかし、少額から取引できることに魅力を感じて口座を開設するわけですから、普通の人は月50万円以上も取引しないはずです。

加えて、毎月Tポイントが200ポイント付与されます。したがって、1ポイントを1円と考えれば、実質月額20円で取引が可能です。

参考までに大手ネット証券の手数料と比較してみましょう。

単元株未満での株の取引手数料

  • SBI証券:約定代金 × 0.500%(税込0.550%)、最低手数料:50円(税込55円)
  • マネックス証券:約定代金の0.5%(税込0.55%)、最低手数料48円(税込:52円)
  • 楽天証券:取り扱いなし

上記3社で最も安いマネックス証券の1回当たりの最低手数料が52円です。実質20円の手数料で取引し放題の「SBIネオモバイル証券」が、どれだけ手数料が安いかお分かりになると思います。

Tポイント投資ができる

Tポイントを使って投資できることも「SBIネオモバイル証券」の魅力です。

Tポイントは様々な企業で貯めたり、使ったりすることができます。下記でご紹介するお店は一度は利用したことがあるでしょう。

Tポイントを貯めることや使うことができるお店

コンビニ:ファミリーマート

ドラッグストア:ウェルシア、ハックドラッグ等

飲食関連:ガスト、バーミヤン、ジョナサン等

500ポイントや1,000ポイント程度であれば、十分貯められるレベルです。普段の生活で貯めたそれらのポイントのみで、株を購入することだってできるのです。

高校中退投資家が「SBIネオモバイル証券」を使わない理由

上記でご紹介した通り、「SBIネオモバイル証券」には多くのメリットがあります。しかし、高校中退投資家は口座を所有していません。

以下では、なぜ高校中退投資家が「SBIネオモバイル証券」の口座を保有していないのか、その理由を説明していきます。

高校中退投資家ToshiがSBIネオモバイル証券を使わない理由

  • 米国株のパフォーマンスが良すぎる!
  • 海外移住すると口座の閉鎖が必要
  • 日本株はコツコツ購入する手法が向いていない

米国株のパフォーマンスが良すぎる!

SBIネオモバイル証券は「日本株」専用です。つまり、米国株の取引ができません。

下図に米国の指数であるS&P500(青線)と日経平均(赤線)の推移を示します。ここ数十年のパフォーマンスでは、日本株に比べて米国株のパフォーマンスが圧倒的に高いです。

出典:Yahoo Finance

もちろん、今後この傾向が継続するか分からないですし、分散の観点から日本株へ投資しておくことは必要でしょう。しかし、投資のメインにすべきなのは明らかに米国株です。

したがって、日本株しか購入できない「SBIネオモバイル証券」を活用することにあまり魅力を感じていません。

海外移住すると口座の閉鎖が必要

「SBIネオモバイル証券」は、海外に移住すると口座を閉鎖する必要があります。

SBIネオモバイル証券のサービスは日本国内在住の方を対象としており、海外居住の方のお取引はお受けできません。

大変申し訳ございませんが、口座の閉鎖が必要となります。 お手数ですが、カスタマーセンターまでご連絡ください。

引用:SBIネオモバイル証券のよくあるご質問(Q&A)より

高校中退投資家Toshiは、海外セミリタイア生活を夢見ています。若いうちに一時的に海外へ移住して色々と経験したいのです。

この場合、海外へ出国している間も口座を維持できる会社を活用する必要があります。下記記事でご紹介した通り、海外在住でも口座を維持できるのは、楽天証券のような一部の証券会社に限られます。

【証券口座の選び方】海外転勤がある場合は楽天証券がお勧め!海外転勤や海外移住した場合に、日本の証券会社で保有する株式等はどうなるのでしょうか?グローバル化に伴い海外転勤のある会社にお勤めの方も多いと思います。一方で、日本の証券会社や銀行はかなり特殊で、「非居住者」になると「口座を閉めろ」と言われることが多いのです。本記事では、主要ネット証券各社の海外転勤時の取り扱いについてまとめました。海外転勤の可能性がある方は是非ご覧ください。...

日本株はコツコツ購入する手法が向いていない

「SBIネオモバイル証券」を活用すれば、少額からコツコツ積み立て投資ができます。

しかし、日本の個別株へ投資する場合、そのような投資手法は向いていないと考えます。

なぜなら、上述の通り日本株は米国株のような右肩上がりの成長が期待できないからです。高値で購入してしまうと、数十年購入株価を超えない可能性があります。

暴落時の株安の時を待って、資金をある程度一気に投入するような手法が合っているでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、高校中退投資家Toshiが「SBIネオモバイル証券」を利用していない理由をご紹介しました。

しかし、あくまでも私が活用しないだけであって、「SBIネオモバイル証券」が悪い証券会社であるわけではありません。

米国株でなく日本株への投資をメインにしたいとか、海外転勤や海外セミリタイアする予定がない方などにはお得な証券会社になりえるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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