別記事でSBI証券で米国株や米国ETFの定期積立ができることをご紹介しました。
高校中退投資家はこの定期積立を利用して米国ETFの積立をしています。今日は米国ETFの定期積立の心理的な利点について考えていきたいと思います。
SBI証券で定期積立を設定
SBI証券では簡単な操作で米国株や米国ETFの積立設定をすることができます。
まず、買付日の設定を行います。購入したい日付を選択するか、あるいは曜日を指定することができます。毎週水曜日に買付とか、毎月10日、20日に買付など自分で好きな頻度を設定することができます。
次に株数指定または金額指定を行います。まず円貨決済か外貨決済の選択をしましょう。
株数指定の場合は毎回1株とか10株購入する設定ができます。金額指定の場合は10万円とか1,000USDとかそんな感じです。
概算シュミレーション表示というボタンもありますので、ここで自分が設定した定期買付にどれくらいの予算が必要になるのか確認することができます。
これで定期積立の設定は完了です。
なお、ボーナス月コースの設定も可能で、年2回のボーナス買付日を指定することもできます。
高校中退投資家の設定状況
それでは、高校中退投資家がどのような積立の設定をしているのかご紹介します。
私の場合は、曜日を指定して毎週ETFを購入する設定にしています。株数指定で1株とか2株とかその程度です。VTの場合は1株8000円くらいですから、月4株の買付でも3.6万円とそれなりの金額になります。現状ではこれくらいの買付余力しかないですね。
なお、決済方法は外貨決済を選択しており、外貨の調達には住信ネット銀行で外貨積立を利用しています。
なぜ毎週積立を行うのか?
ではなぜこのような設定しているかその理由について説明したいと思います。
結論から言うと私にとって投資モチベーションの維持にちょうどよいのが毎週積立だったからです。
以前は月1回などもっと少ない頻度にしていたのですが、めちゃくちゃ暇なんですよね。投資を本業にしないサラリーマン投資家にとってはよいことなのですが、投資をしている実感やモチベーションが湧かないんです。
毎日積立もできますが、毎日1株購入していくとVTなら20万円/月近い投資額になります。安月給のサラリーマンにはそこまでの投資余力はありません。
また、毎日積立だと取引報告書が大量に届いて確認が大変です。毎週の積立でも結構な数ですから。特に怖いのは大事な書面を見逃してしまうことです。
その点、毎週積立は高校中退投資家のマインドにちょうどあっている気がします。
月曜日から金曜日まで頑張って仕事をすると、年間でもらえる配当金が数ドル増えるわけです。私が購入しているVT、SPYD、VYMの配当金は年間1~2ドルですから。
週の終わりにこの1週間を凌いだことで、牛丼1食分の配当が増えたなとか、日用品が配当金で買えるなとかそういう振り返りをすることができます。
大したことではありませんが、これが結構サラリーマン生活を乗り切るモチベーションになることがあります。一歩ずつではありますが確実にセミリタイアへ近づいている、そういったことを実感するのに週ベースの積立が最も私にはあっているようです。
まとめ
今日は高校中退投資家がしている米国ETFの定期積立についてご紹介しました。人それぞれ感じた方は違うと思いますので、毎週積立が最適解であるとは言いきれませんが、投資のモチベーションの保ち方について、特に参考になれば幸いです。
投資はいかに長く積立てを継続するか、投資をやめないかが重要になります。自分にあった適切な購入頻度を見つけていただき、長期で積立をできればきっと多くの資産を築くことができるのではないかと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。