投資・資産形成

若くして配当金生活は可能?配当金生活における増配の威力は抜群!

配当金生活では増配によってどの程度配当金が増えていくのでしょうか?

個別株への投資は別として米国高配当株ETFやインデックスファンドであれば、実はそれなりの増配が期待できます。配当金生活に突入してから、受け取る配当金がどんどん増えていくなんてケースは十分ありえるのです。

本記事では配当金生活において増配が持つ威力についてご紹介します。増配を考慮すれば若くしてセミリタイアの達成も夢ではありません。

配当金生活において増配が意味することとは?

配当金生活に突入してから配当金がどんどん増えていったら嬉しいですよね。

配当金生活では収入源を配当金に頼っていますから、毎年安定的に配当金を受けとることが重要になります。

本ブログでも再三ご紹介しているようなインデックスファンド(株価指数などの指標に連動した運用を目指す商品)や米国高配当株ETFであれば、毎年のように増配が期待できます。

つまり、配当金生活に突入すると増配によりどんどん生活が楽になっていく可能性があるのです。

以下では、配当金生活において増配がどれほどの威力を持つのかご紹介していきます。

どの程度の増配が期待できるのか?

過去を振り返ればその商品がどの程度増配してきたのか確認することができます。もちろん、将来も同じように増配し続けてくれるとは限りませんが、過去は将来を占う1つの目安になるでしょう。

高校中退投資家Toshiがおすすめする3つの優良商品を示します。

  • VYM:バンガード・米国高配当株式ETF
  • VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
  • VTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

VYMは米国の配当利回りの高い銘柄へ投資する商品です。また、VTは全世界の株式を投資対象に、VTIは米国の株式全体に投資する商品です。どれも投資家の間で人気の商品です。

これら3つの商品の増配率をまとめた表を以下に示します。商品の設立が違うため、複数の期間で増配率を示しています。

銘柄 増配率
2002~2020 2007~2020 2013~2020
VYM 6.03%/年 7.52%/年
VT 3.32%/年
VTI 8.61%/年 6.01%/年 7.47%/年

米国へ投資するVYMとVTIは2013年~2020年で7%/年以上の増配を記録しています。また、より長期的な期間で考えても6%/年以上の増配率になっています。

一方で、全世界の株式へ投資するVTの増配率は3%/年と落ちますが、それでもしっかりと増配されています。

もちろん、この時期がたまたま良かったと思う方もいるかもしれません。しかし、2007年〜2020年の間にはリーマン・ショックやコロナショックなどの不況時も含まれています。

今回ご紹介したような商品を長期的に保有することで、かなりの増配が期待できると考えてよいでしょう。

増配は配当金生活にどれほど影響を与えるのか?

米国株や全世界株へ投資する商品を購入した場合、かなりの増配が期待できることをご紹介しました。

以下では増配がどの程度のインパクトを与えるのか、シミュレーション結果をご紹介していきます。

ここではリタイア時に年間100万円の配当金がある方を想定します。100万円の配当金が増配によりどのように増えていくのかを下表にまとめます。

VT VYM VTI
3.32%/年 6.03%/年 8.61%/年
1 103万円 106万円 109万円
2 106万円 112万円 118万円
3 110万円 119万円 128万円
4 114万円 126万円 139万円
5 118万円 134万円 151万円
6 122万円 142万円 164万円
7 126万円 151万円 178万円
8 130万円 160万円 194万円
9 134万円 169万円 210万円
10 139万円 180万円 228万円

増配の威力が凄まじいことをご理解いただけると思います。

例えば、最も増配率の高いVTIであれば、10年後の配当金は約230万円です。つまり、10年後にはリタイア時の2倍以上の配当金を受け取れる計算になります。

増配率6%/年のVYMでも、10年後の配当金は180万円近くまで達します。VTは上2つと比較すると少ないですが、それでも10年後には40%アップの140万円程度まで増配されます。

40代など若いうちに100万円の配当金を確保できた方であれば、20年~30年配当金をもらい続ける期間があります。

VTIの増配率(8%/年)が今後も継続するとは考えられませんが、それでも20年後には3倍〜4倍の配当金を貰えるようになる可能性だってあるのです。

増配を考えれば若いうちから配当金生活も可能?

増配を考慮すれば、かなり若いうちから配当金生活に突入できる可能性があります。

例えば、年間100万円の配当金は月当たりで8.3万円になります。

配当金100万円⇒8.3万円/月

この配当金だけで全く仕事をしないフルリタイアは厳しいでしょう。しかし、VYMやVTIの増配率で考えれば、10年後には月15万円〜月17万円の配当金へと成長します。

したがって、若くて体力があるうちは月5万円〜10万円程度を稼いで生活していき、配当金が増えてきたらフルリタイアへと移行することができます。

定年間近でリタイアするのと、若くて元気な20代〜30代にリタイアするのでは全く違います。若くして配当金生活に突入することができれば、可能性は大きく広がるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したような米国や全世界へ投資する商品であれば、安定的な増配が期待できます。

セミリタイア時に配当金がそこまでなくても、時間の経過とともに配当金が増えていき、配当金生活ができるようになる可能性があります。そうであれば、20代や30代と言った若いうちからセミリタイアすることは十分可能でしょう。

もちろん今回ご紹介した増配率は過去の結果であって、将来の増配を約束するものではありません。しかし、増配を考慮すれば、配当金生活は決して一部の人間だけが達成できるものではないと言えるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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