こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
最近はNISA(少額投資非課税制度)の拡充などもあり、投資に対する話題を聞くことが多くなりました。
投資をされている方が増えてきていますが、投資をされている方の中にはセミリタイアを目指して頑張っている方もいるでしょう。
私は幸いにも一切働かない早期退職とまではいかなくても、セミリタイアであれば実現できるくらいの資産を保有しています。
そんな状況の私が最近感じていることの1つが、セミリタイアを実行するには相当な勇気がいることです。
本記事ではなぜセミリタイアを実行するのに勇気がいるのか深掘りしていきます。
セミリタイアには勇気が必要なのか?
セミリタイアを実現するためには一定以上の資産を作る必要があります。
当然ながら資産が多ければ多いほど多くの資産所得を得られますので、金銭面で安定したセミリタイア生活を送ることができます。
現在私は金融資産5,000万円以上の準富裕層というカテゴリーに該当します。
独身である著者の状況を考えれば、金銭面ではセミリタイアを実行に移すことは可能です。
しかし、SNSなどを見ればセミリタイアへなかなか踏み切れずにいる方はたくさんいます。
実際に私自身もセミリタイアを実行に移すことまではしていません。
資産は十分にあったとしても「念の為もう少し働いてからリタイアしよう」と言う気持ちが出てくるのです。
このように働く頻度を落とすセミリタイアでさえ、実行するには大きな勇気がいるのです。
セミリタイアに勇気がいる理由とは?
それではなぜセミリタイアを実行するのに勇気がいるのでしょうか?
以下ではその理由を5つ挙げて解説していきます。
定期収入がなくなる恐怖
会社員として働いていると自分の口座へ給料が振り込まれることが当たり前になっていきます。
そのような状態が何年も続いていると、給料がなくなる状態を想像しただけでも怖さを感じるものです。
また、定期的に受け取るボーナスも精神的に大きな影響を与えます。
ボーナスをもらうまでは我慢して働こうという気持ちが出てくるのです。そして、ボーナスをもらうとその次のボーナスまで頑張ってしまうのです。
このように定期収入を捨てる行為はなかなかできるものではありません。
人は惰性を好む生き物
多くの方が現状維持を好むことも大きな要素になるでしょう。
一般的にはセミリタイアを達成できるほどの資金を貯めるまでには相当な年月がかかります。
セミリタイアを目指して質素倹約な生活をし、給料の大半を投資に回し続けます。これを何十年という単位で行なうのです。
また、投資によりお金が増えることもすでに知っています。
ですから、どうしてもこの状態を維持してお金を増やし続けたいという強い願望が出てくるのです。
現在うまく行っている生活をわざわざ捨てるよりは現状維持の方が楽なのです。
新しいことへの挑戦が億劫になる
年齢を重ねることで新しいことへ挑戦するのが億劫になるのも理由の1つです。
若い人は好奇心旺盛で様々なことにチャレンジしてみたいと思うものです。ですから、多くの若者は刺激を求めて都会で暮らしてみたいと考えるものです。
一方で、歳をとってくると考え方は変わってきます。
私自身も40代が近づいていますが、昔よりは新しいことへの好奇心が落ちたと感じています。
会社員生活から大きく生活スタイルが変わるセミリタイア生活への移行はある意味大きな挑戦です。
セミリタイアできるほどの資産ができる頃には歳を重ねてしまい、この新しい挑戦を躊躇する気持ちが出てくるのです。
周りの目が気になる
周りの目が気になることも理由の1つになるでしょう。
仕事を辞めてしまえば、ニートや無職というステータスになります。
働いていないことに引け目を感じたり、自分だけこんな生活をして良いのかなど色々と考えるようになります。
社会のレールから外れることになりますからその恐怖もあるでしょう。
私も高校を中退していますが、やはり居心地が良い状態だとは言えませんでした。
社会性を重んじる日本人は特に気にする点かもしれません。
会社を辞めるのも一苦労
会社を辞めることを告げるのも勇気がいる行為です。
会社を辞めることを上司に告げると引き留めにあう可能性があります。
特にまだ気持ちが揺れ動いている状態であれば、引き留めを振り切ることができるか不安に感じるでしょう。
これが海外の企業であればもっとすんなりいくのでしょうが、日本の企業ではそう簡単にはいきません。
課長と面談し、次は次長、そして部長など、何度も話し合いが必要になります。
会社を辞めること自体が一大事なのです。
セミリタイアには思い切りが必要!
上述の通り、様々な要素からセミリタイアを実行するには勇気が必要になります。
最後は思い切って行動に移す、踏ん切りが大事になるでしょう。
特にセミリタイアできるほどの資産ができると精神的な余裕も出てくるので、「後ちょっと働いても良いかな」という気持ちが出てきます。その結果、いつまで経っても会社を辞められなくなるのです。
仕事がよほどきつければ、今すぐに辞めたいという気持ちが強くなるので決断しやすいでしょう。
しかし、そうでなければ、最後は思い切りや勇気が必要です。
セミリタイアを実行に移すことはそんな簡単な話ではないのです。
以上、ご参考になれば幸いです。