投資ブログで有名な三菱サラリーマンさんは30歳でセミリタイアを達成したそうです。
高校中退投資家はすでに30歳を超えていますので、若くしてセミリタイアを達成した三菱サラリーマンさんは本当にすごいなと尊敬しております。
投資をされている人やこれから始める方々は「XX歳までにはセミリタイアしたい!」という目標があるのではないでしょうか。
高校中退投資家の場合は、海外セミリタイア生活も視野に入れていますので、体力のあるうちにセミリタイアを達成したいと考えています。
セミリタイアする年齢は若ければ若い方がよいに決まっていますが、遅くとも40歳前後にはセミリタイアを実現するべきだと考えています。
人生100年時代
人生100年時代とよく言われます。まずは日本人の平均寿命を確認してみましょう。
下表は世界銀行が公表している世界各国の平均寿命です。日本は香港に次ぐ2位で、平均寿命は85歳です。男性が82歳、女性が88歳です。
国 | 平均寿命 | 平均寿命(女性) | 平均寿命(男性) | |
---|---|---|---|---|
1 | 香港 | 85.29 | 88.17 | 82.38 |
2 | 日本 | 85.03 | 88.09 | 81.91 |
3 | マカオ | 84.68 | 87.62 | 81.73 |
4 | スイス | 84.25 | 86.02 | 82.42 |
5 | シンガポール | 84.07 | 86.15 | 82.06 |
6 | イタリア | 84.01 | 85.97 | 81.90 |
7 | スペイン | 83.99 | 86.68 | 81.27 |
8 | オーストラリア | 83.94 | 85.80 | 82.08 |
9 | チャンネル諸島 | 83.60 | 85.31 | 81.82 |
10 | アイスランド | 83.52 | 84.90 | 82.15 |
出典:世界銀行ホームページより作成
1950年における日本の平均寿命は62.8歳ですから、2020年までの70年間で20歳以上も寿命が伸びています。今後の予測は難しいですが、内閣府のデータによれば2050年に日本女性の平均寿命は90歳を超えると言われています。
平均寿命ではなく健康寿命が大事
しかし、平均寿命が伸びたとしても病院で寝ているだけなら人生楽しむことはできません。
健康寿命という概念があります。これは健康上の理由で日常生活が制限されることなく過ごせる年齢を意味します。2016年時点で日本人の健康寿命は男性で72.14歳、女性で74.79歳だそうです。
つまりそれ以降は生きていても何かしらの問題を抱えながら生活していくことになります。男性で言えば、36歳で健康寿命の半分を過ぎるのです。
30代はすでに「人生の折り返しに差し掛かっている」と理解する必要があります。
海外生活にはエネルギーがいる
高校中退投資家は日本と海外を行き来するセミリタイア生活を希望しています。充実した海外セミリタイア生活を送るには、セミリタイアを若くして達成する必要があります。
実際に海外生活しているわけではありませんから、想像の域を出ませんが、知らない土地に住むというのはかなりエネルギーがいるのだと思います。
最低限の語学の勉強が必要でしょうし、現地の生活スタイルに順応する必要もあります。現地の生活に慣れる、適応力が重要になってきます。こういう能力は若ければ若いほど高いのです。
私の両親はずっと同じ場所に住んでおり引っ越しをしたことがありません。彼らと話すと海外どころか日本国内、たとえ市内でも引っ越しすること自体が全く考えられないと言います。年齢を重ねるごとに好奇心や体力が失われてしまい、自分たちの生活スタイルを変えることができなくなるのでしょう。
老後は日本
健康寿命を過ぎて病気と二人三脚状態になったら、やはり日本に住むのが一番ではないかと考えています。
現時点において、日本の医療費はかなり安いです。アメリカではコロナで1億円以上請求された人がいるように、海外の病院は気軽に行ける場所ではありません。
また、日本語が通じるので医師への相談もしやすいでしょう。実は高校中退投資家は、海外旅行中に体調を崩した経験があります。現地の病院に行きましたが、英語での説明は本当に大変でした。外国語で病気の症状を説明するにはかなり高い語学力が必要になります。
海外生活に慣れていてもやはり老後は母国語が通じる日本が圧倒的に有利なのではないでしょうか。
若い方がやり直しがきく
セミリタイアした方の中には、よく「セミリタイアなんかするもんじゃなかった」とか、「サラリーマンを続けていればよかった」と後悔する方がいます。
私はそのようにならない自信がありますが、100%と言われるとそれは分かりません。セミリタイアして何を思うかはセミリタイアした後でないと分かりませんので。
セミリタイア生活から再度生活スタイルを変化させる必要が生じたとき、やはり若い方が有利です。新たな職を探すにしても、セミリタイア生活を糧に事業を起こすにしても相当なエネルギーが入るはずです。
結論
色々と書きましたが、やはりセミリタイアは早ければ早い方がよいに決まっています。
健康寿命の観点から30代から人生の折り返しに差し掛かっていることを意識する必要があります。寿命は年々延びていますが、30代、遅くとも40歳前後でセミリタイアができれば、セミリタイア後の可能性が広がるのではないかと思います。
そこで高校中退投資家は、セミリタイアの目標を思い切って40歳に設定したいと思います!
現在の投資状況を見ると30代で月10万円の配当金の達成は厳しそうなので、計画を見直していきたいと思います。本ブログでは40歳までのセミリタイア達成に向けて、引き続き情報発信を続けていきたいと思います。
以上ご参考になれば幸いです。