こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
日本の少子高齢化や経済状況を考えれば、これからの時代は投資で資産形成することが必須だと言えます。
特に若い方々にとってはこの先ずっと付き合っていくテーマになるでしょう。
一方で、当然ながら簡単に資産を作ることはできないし、長い道のりの途中で脱落してしまう方がたくさんいます。
そこで重要になるのが資産形成を楽しみながら行うことです。資産形成をゲームのように楽しんで取り組むことが成功への近道になるのです。
資産形成をゲームのように取り組むにはどうすればよいのか?
資産形成をゲームのように取り組むには様々なマイルストーン(中間目標)を設定して一つずつクリアしていくことが重要です。
そうすれば要所要所でゴールに向かって進んでいることを確認できます。
ここがないと多くの場合で挫折してしまいます。
例えば、ダイエットで10kg痩せるという大きな目標を掲げたとします。
半年後に1kg痩せたとしても残りはまだ9kgもあります。このペースなら10kg減まで5年かかるので、ゴールはまだはるか遠くにあるように感じてしまいます。
そこで半年後に1kg、そしてその半年後にもう1kgなど中間目標を設定するのです。
そうすれば、同じ1キロでもこの半年できちっと成果を出すことができたという感覚や小さな達成感を味わうことができます。
それではどんなマイルストーンを設定すればよいのでしょうか?
資産額を基準
その答えの1つは資産額を基準にすることです。
資産額で有名なのは野村総研が行っている保有資産規模と世帯数の調査でしょう。
この調査では資産別にマス層、アッパーマス層、準富裕層、富裕層、超富裕層と純金融資産保有額に基づいて5つの区分に分類して世帯数を調査しています。
出典:野村総合研究所
SNS上でも「アッパーマス層に到達しました!」などの投稿を目にすることがあります。
仮に最終目標が1億円以上の富裕層だったとしても、中間目標の1つであるアッパーマス層に到達したことを節目として捉えているのです。
ただし、この区分をそのまま採用するには問題があります。
それはマス層(3,000万円)を抜けるまでに時間がかかりすぎる点です。一般的な給与水準の方であれば10年単位の年月がかかるはずです。
このような達成までに5年や10年かかるようなマイルストーンでは長続きしません。
そこで100万円、500万円、1,000万円、2,000万円のように、3,000万円以下でもより詳細にマイルストーンを設定するのがおすすめです。
1年~2年単位で達成できそうなマイルストーンを作るのが息切れせずに続けられるラインになるでしょう。
配当金を基準
受け取る配当金でもマイルストーンの設定が可能です。
こちらは資産額のように広く使われている基準を見つけることはできません。
私のおすすめは月1万円(年間12万円)などキリの良い数字で設定していくことです。
例えば、以下のように受け取る配当金が増えるにつれて、配当金でできることが増えていきます。
月1万円:サブスク代
月2万円:水道光熱費
月3万円:食費
最終的なゴールは全ての生活費を配当金で賄うことだったとしても、上記のようなマイルストーンを設定することで、一歩一歩配当金生活に近づいていることを実感できます。
アセットアロケーションやポートフォリオもゲーム感覚で!
マイルストーンの設定だけが資産形成をゲーム化するものではありません。
アセットアロケーションやポートフォリオも考え方によってはゲーム感覚にできます。
例えば、価格変動の大きい株式を攻めの資産、債券やゴールドなどを守りの資産に位置付けることができます。
ロールプレイングゲームで自分の装備を入手するイメージです。
株式は攻撃力を高めるものだし、債券やゴールドは防御力を高めるのです。
レバレッジ型の商品は大損する可能性もあるので、諸刃の剣のように位置付けられるかもしれません。
人それぞれ好みは違うでしょうし、考え方も異なります。自分の思考にあった商品をゲーム感覚で選定していくのです。
このように、ポートフォリオやアセットアロケーションを検討するのもまさにゲームのように考えることができます。
まとめ
本記事では資産形成をゲーム感覚でやるための考え方をご紹介しました。
資産や配当金でマイルストーンを設定して、一つ一つゲーム感覚でクリアしていくことが重要です。
また、購入する銘柄やアセットアロケーションも、自分がロールプレイングゲームの主人公のような感覚で購入していくのが良いでしょう。
資産形成は長く続くものです。はるか遠くにある目標だけでは挫折してしまいます。今回ご紹介したようにゲーム感覚で楽しみながら取り組んでいきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。