セミリタイア生活

高配当株ETFはセミリタイアとの相性が抜群!

セミリタイア 高配当株ETF
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セミリタイアを目指すならどんな投資銘柄を選べばよいのしょうか?

ネット上には投資に関する様々な意見が溢れており、みなさんの中には混乱してしまう方もいるかもしれません。

高校中退投資家TOSHIは投資歴約7年になりますが、様々な投資商品を購入してきました。

その経験からセミリタイアを目指すのなら高配当株ETFへの投資が1つの選択肢になるのではないかと考えています。

本記事ではなぜセミリタイアと高配当株ETFの相性がよいのか解説していきます。

セミリタイアするなら高配当株ETFへの投資がよい!

セミリタイア 高配当株ETFセミリタイアを目指すのなら心強い味方になってくれるのが高配当株ETFです。

特に米国の高配当株ETFである以下3銘柄は毎年のように分配金が増えており、有力な投資対象になるでしょう。

HDV:財務健全性が高い米国企業約75銘柄へ投資

SPYD:S&P500で配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資

VYM:米国の高配当銘柄約440銘柄へ広く分散

しかし、なぜセミリタイアと高配当株ETFの相性がよいと考えるのでしょうか?

セミリタイア生活をする上で重要なポイントがあります。それはリタイア後は収入が大きく落ちるため、安定的に資産所得を得るということです。

以下ではこの希望を満たしてくれる高配当株ETFの魅力について説明していきます。

個別株よりもリスクが少ない

銘柄にもよりますが、基本的にはETF(上場投資信託)のほうが個別株よりもリスクを抑えられます

例えば、ある企業Aの個別株を保有していたとしましょう。この場合、企業Aが倒産してしまえば、投資したお金は基本的に戻ってきません。

また、少し前に話題になったスシロー事件のように、企業イメージに悪影響を与える出来事が起きれば、株価は一気に下落してしまいます。

一方で、ETFは数百銘柄など複数の銘柄へ分散投資できる商品です。仮に一社にそのようなトラブルが生じても、他の銘柄に影響がなければ大きな値下がりは回避できます。

もちろん、ダメな銘柄ばかりを集めたETFではうまく行きませんが、個別株と比較してリスクを抑えた運用ができる可能性が高いのです。

安定的に配当がほしい

セミリタイア生活では安定的に配当を受け取ることが重要です。

セミリタイアすると一気に収入が減ってしまいますから、定期的に配当金を受け取ることができれば心の大きな支えになります。

資産形成において最も手軽にそして最適解になりえるのが投資信託の積立です。

特に最近人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」などの銘柄は配当を出さずに自動で再投資されますから、効率的に資産を増やすことができます。

一方で、セミリタイア生活に突入すると資産を売却する必要が出てきますが、売却には精神的に抵抗を感じる方も多いでしょう。そうであれば、自動的に配当金を出してくれるETFを選択するのも1つの手です。

特に高配当株ETFであれば3%以上の配当を受け取ることができます。

株価の変動が小さい傾向にある

そして高配当株は不況時でも値下がりが抑えられる傾向にあります。

株式といえばビッグ・テックと呼ばれるアマゾンやアップルなどの企業が有名でしょう。これらの企業は基本的に配当利回りは低く、値上がり益を期待する銘柄です。

しかし、問題は株価の変動が激しいことです。

以下はここ最近のQQQ(ナスダック100指数へ投資)と高配当株ETFであるVYMの株価推移を示したものです。

VYM QQQ 株価推移出典:Yahoo finance

QQQは景気が良い時は大きく株価を上昇させるチャンスがありますが、VYMのほうが値動きがマイルドであることが分かります。

セミリタイア生活ではリスクをとって資産を増やすよりも、安定が重要なポイントになります。

高配当株ETFを保有して株価変動をマイルドにすることで、精神的にも落ち着いてセミリタイア生活を送ることができるのです。

セミリタイアに追い風が吹いてきた!

セミリタイア 高配当株ETFそしてもう1つ高配当株ETFへ投資する理由があります。それが2024年からのNISA(少額投資非課税制度)の大幅な拡充です。

通常は配当や値上がり益に対して約20%の税金を払う必要があります。しかし、NISA口座内で保有する金融商品であればこの税金がかからなくなります。

新NISA 活用戦略
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高配当株投資を推奨しない方が多い理由の1つが配当金への課税です。

配当金を受け取るたびに税金が課されるので、配当を出さないインデックスファンドと比較して非効率になります。しかし、NISAならこのデメリットが解消されます。

節税対策もバッチリ

加えて、NISA口座で受け取る配当金は課税所得として合算されません

例えば、NISA口座から月4万円(1,200万円×4%=48万円と仮定)の配当金を受け取っていたとしましょう。

この方がアルバイト等で月8万円(年間96万円)を稼いでいたとしても、収入はアルバイトで稼いだ月8万円のみです。

ここから基礎控除(48万円)と給与所得控除額(55万円)を差し引くと課税所得は0円です。

48万円+55万円>96万円

これだと所得税は払う必要がありませんし、住民税なども非課税世帯になります。

一方で、NISA口座から受け取る配当金とアルバイトで月12万円の生活費を確保していることになります。無税でここまでの収入を得ることができます。

使いながら生きていくのにぴったし!

このように投資などの資産所得に加えて必要な分だけ働きながら生きていく「セミリタイア」には、高配当株ETFがお勧めです。

確かに配当をあまり出さないインデックスファンドの方が、資産額としては大きく成長させることができるかもしれません。

しかし、セミリタイア生活はお金を使うステージです。運用資産の一部をうまく使いながら生活しますので、値動きがマイルドで定期的に配当金を受け取れるほうが精神的に落ち着いて生活が送れるはずです。

したがって、高配当株ETFへの投資でセミリタイア生活を送るのは1つの選択肢になりえるのです。

まとめ

本記事ではセミリタイアを高配当株ETFで目指すべき理由についてご紹介しました。

高配当株ETFは値動きも比較的マイルドで、ある程度の分配金を受け取れますから、セミリタイアのような資産の一部を使いながら生活するスタイルとの相性がよいでしょう。

また2024年から始まる新NISAには大きな非課税枠がありますから、そこで配当金を受け取りながら簡単な労働を組み合わせていけば、税金面でもかなり有利に生活ができるはずです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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