こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
NISA(少額投資非課税制度)をご存知でしょうか?
NISAは投資で発生する税金を節税できる税制優遇制度です。
2024年から始まった新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つがあります。
特に「成長投資枠」では様々な銘柄を購入できますので、その活用方法に悩んでいる方も多いでしょう。
そこで本記事では著者の2025年の成長投資枠の活用実績についてご紹介していきます。
著者が購入した米国ETFの特徴
VIG:米国の10年以上連続増配企業で構成
VYM:米国の高配当銘柄へ幅広く分散
成長投資枠で購入した米国ETFの実績!
2025年に新NISAの成長投資枠で購入した銘柄は以下の通りです。
主に成長投資枠で購入した銘柄
- VIG:55株(1,710,692円)
- VYM:33株(673,650円)
成長投資枠には最大で年間240万円の非課税枠があります。
この240万円の非課税枠の中で主にVIGとVYMを購入しました。
また、VYMの最低購入単価を下回った分は、最後に投資信託を購入することで非課税枠全てを使い切りました。
2024年はVYMを多めに購入しましたが、2025年はVIGへの投資を増やしました。この結果、2024年と2025年の合計ではVIGとVYMを大体半分ずつ購入した形になっています。
VYMとVIGを購入した理由!
それではなぜVYMやVIGを購入したのでしょうか?
多くの方は資産の最大化を目指してS&P500指数や全世界株へ連動する投資信託を購入されているケースが多いでしょう。
そんな中、私がVYMやVIGへ投資する理由は「分配金の受け取りを長期的に増やしたい」からです。
私はすでに全世界株式へ投資するVT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)という銘柄への投資で3,000万円以上の老後資金を確保しています。

金融資産も準富裕層(資産5,000万円以上)に到達しており、独身の私がこれから生きていくだけなら十分な資産があります。
そこでこれからは配当金を増やしていき、日々使えるお金を確保していくつもりです。
もちろんVYMやVIGよりも配当利回りが高い銘柄はたくさんあります。しかし、安定的に配当金を受け取れなければセミリタイア生活は破綻してしまいます。
その点でVYMとVIGは安心感があります。なぜなら、VYMは14年連続、VIGも11年連続と長期に渡り増配し続けているからです。


VIGへの投資を増やしている理由!
実は2023年までは米国高配当ETFであるVYMとHDVへの投資を基本にしていました。
しかし、2024年に新NISAが始まってからはVIGへの投資割合を急速に増やしています。その理由は以下の通りです。
- NISAの非課税期間が恒久化
- VIGは配当余力のある企業で構成
- 月10万円の配当が見えてきた
VIGは10年以上の連続増配企業で構成されており、よほどのことがない限り増配が期待できます。
また、過去の傾向から増配率は高配当ETFよりも高く、値上り益を含めたトータルリターンではVYMを凌ぎます。
私は現在30代でこれから数十年以上も新NISAで運用し続けます。長期的な視点で考えた場合にVIGを投資対象に含めてよいと判断しました。
より強固なポートフォリオ構築のために、高配当銘柄よりも増配余力の高い企業で構成されるVIGを投資対象に入れたのです。
NISAは長期保有することで非課税の効果が出てくる!
NISAでは長期保有することで大きな非課税メリットを享受することができます。
私は2017年からNISAを活用して投資をしてきましたが、2017年〜2019年にNISAを活用して投資した銘柄から合計で約70万円も節税することできました。

新NISAの非課税期間は恒久化されましたし、非課税投資枠も大幅に増額されました。
NISAを長期で活用すれば数百万円レベルでお得に運用できる可能性があります。
まとめ
本記事では2025年における新NISAの成長投資枠の購入実績についてご紹介しました。
私は長期にわたって増配し続けているVYMやVIGへ投資しました。今後四半期ごとに受け取る分配金は基本的に非課税になりますので楽しみです。
また、これらの銘柄は分配金だけでなく値上り益も狙える銘柄です。そのため、数十年先の老後には株式の売却も検討していくつもりです。
NISAの非課税投資枠が大幅に増えて、非課税期間も恒久化されました。NISAをしっかり活用して資産形成できるかどうかが大きな分かれ目になります。
以上、ご参考になれば幸いです。