投資・資産形成

2024年4月におけるNISAの投資信託ランキングをご紹介!

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

2024年から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートしましたね。一方で、NISAを活用してどのような銘柄へ投資すべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

多くの方はランキング上位の人気銘柄を投資対象としてまず検討されるでしょう。しかし、ランキング上位でも長期積立に向かない商品はたくさんあります。

そこで本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券で購入されている人気銘柄のランキング(2024年4月)を解説していきます。

2024年4月のNISAランキング

2024年4月のSBI証券と楽天証券のNISAランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 楽天・S&P500インデックス・ファンド
4 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
5 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド
6 日経平均高配当利回り株ファンド 楽天・全米株式インデックス・ファンド
7 iTrustインド株式 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド
8 iFreeNEXT FANG+インデックス iFreeNEXT FANG+インデックス
9 ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
10 HSBC インド・インフラ株式オープン eMAXISSlim国内株式(TOPIX)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は2024年4月のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の月間積立設定金額ランキング、楽天証券は2024年4月のNISAの買付金額ランキング。

SBI証券のランキングでは、先月から「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」と「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」が外れて、「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」と「HSBC インド・インフラ株式オープン」がランクインしました。

特に「HSBC インド・インフラ株式オープン」は先月は40位でしたから、大幅なランクアップとなりました。

楽天証券では「eMAXIS インド株式インデックス」と「iFreeNEXT インド株インデックス」が外れて、「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」と「eMAXISSlim国内株式(TOPIX)」がランクインしました。

「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」は2024年4月に設定されたばかりの新しい銘柄です。

ランキング上位商品のご紹介

NISA HSBC インド・インフラ株式オープン今月はSBI証券の10位にランクインした「HSBC インド・インフラ株式オープン」をご紹介します。

HSBC インド・インフラ株式オープン

「HSBC インド・インフラ株式オープン」はインドのインフラ関連企業へ投資する銘柄です。

同じくインド株式へ投資する銘柄には「iTrustインド株式」や「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」もランクインしています。

これらの銘柄との大きな違いは投資対象がインフラ関連企業へ限定している点です。

具体的には道路や鉄道、空港、電力、通信など人々の生活を支える分野の企業が投資対象になります。

なお、本銘柄を購入する際に注意しなければいけないのが手数料の高さです。

信託報酬は2.09%と非常に高く、ランキング1位の人気銘柄であるオルカンと比較して20倍程度も高い手数料です。

また、購入時手数料が3.85%、また投資信託を解約する際に支払う費用である信託財産留保額が0.5%かかります。購入時にも売却時にも大きな手数料が発生します。

構成銘柄

「HSBC インド・インフラ株式オープン」の構成銘柄は2024年3月末時点で57銘柄です。

上位トップ10とその比率を下表に示します。

順位 銘柄 比率
1 ラーセン・アンド・トゥブロ 9.4%
2 リライアンス・インダストリーズ 8.4%
3 インド石油天然ガス公社 4.9%
4 バルティ・エアテル 4.5%
5 DLF 4.2%
6 インド国営火力発電公社 4.1%
7 パワー・ファイナンス・コーポレーション 2.8%
8 ウルトラ・テック・セメント 2.7%
9 バーラト・エレクトロニクス 2.2%
10 ABB インディア 2.1%

出典:2024年3月末の月次レポートをもとに作成

投資対象がインドの企業でかつインフラ関連企業に絞られていることもあり、みなさんには馴染みのない銘柄ばかりでしょう。

1位のラーセン・アンド・トゥブロはインフラや石油開発などを行う建設関連の企業です。

また、2位のリライアンス・インダストリーズと3位のインド石油天然公社はエネルギーセクターの銘柄で、石油の開発や生産を行っています。

1位と2位は8%以上と高い割合ですが、3位以下は5%以内と高くありません。

セクター別比率

次にセクター別の比率を下表に示します。

業種 割合
資本財 42.1%
エネルギー 14.1%
素材 12.9%
公益事業 8.4%
不動産管理・開発 5.2%
電気通信サービス 4.5%
その他 6.1%

出典:2024年3月末の月次レポートをもとに作成

1位は資本財で40%以上と非常に高い割合になっています。

資本財セクターは建設、鉄道、航空機などに関連する企業が該当しますので、まさにインフラ関連の企業が多く分類されます。

2位はエネルギーセクターで約14%ですが、大部分は2位と3位の2社によるものです。

分配金推移

本銘柄は値上り益を期待する投資信託で分配金はほぼ期待できません。

2009年に設定された銘柄ですが、分配金が出されたのは直近2期(2022年と2023年)のみです。

決算期 分配金実績(税引前)
第13期(2023年6月) 60円
第14期(2023年6月) 100円

注:分配金額は10,000口当たり。

第14期の決算時点の基準価額が13,000円程度ですから、分配金利回りは1%以下です。

リターン

「HSBC インド・インフラ株式オープン」のリターンを下表に示します。

なお、比較対象のためにランキング1位と2位のeMAXIS Slim シリーズの商品や同じくインドへ投資するiTrustインド株式のリターンも一緒に示しています。

銘柄 2019 2020 2021 2022 2023
HSBC インド・インフラ株式オープン -6.5% -2.3% 65.0% 11.7% 47.7%
iTrustインド株式 11.5% 7.8% 32.3% -0.6% 20.2%
全世界株式(オール・カントリー) 26.8% 9.0% 32.7%  -5.6%  19.6%
米国株式(S&P500) 30.5% 10.3% 44.5%  -6.1%  23.3%

2021年以降は好調で、オルカンやS&P500を大幅に上回るリターンを出しています。

一方で、2019年と2020年はリターンはマイナスで、表で示した投資対象の中で最下位です。

また、面白いのは同じくインド株式を投資対象にするiTrustインド株式のリターンと傾向が違うことです。投資対象がインフラ関連企業に限定されていることが影響しているのでしょう。

まとめ

本記事では2024年4月のNISA人気ランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の10位にランクインした「HSBC インド・インフラ株式オープンの詳細を解説しました。

HSBC インド・インフラ株式オープン」はインドのインフラ関連企業へ投資できる珍しい投資信託です。

ここ数年のリターンは非常に高く、S&P500指数を大きく上回るリターンを記録しています。

一方で、信託報酬は2%超えですし、購入時や売却時にも手数料を払う必要があります。この手数料を上回るだけのリターンを得られるかどうか、よく考えた上で投資する必要があるでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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