投資・資産形成

リターンも将来性も抜群!米国のヘルスケアセクターへ投資する米国ETF

コロナの影響でワクチンの開発企業が注目を集めています。

その中でもトップを走るのはやはり米国の企業です。「ファイザー」や「モデルナ」の名前を聞いたことがない人はいないでしょう。

中国やロシアなどもワクチンを開発していますが、ワクチンの有効性に疑問があります。また、日本に至っては未だにワクチンを開発できていません。

本記事では、世界のトップを走る米国のヘルスケアセクターへ投資できる米国ETFについてご紹介します。

ヘルスケアセクターは、過去のパフォーマンスもよく、また将来性も期待できる分野です。投資先として検討するに値するでしょう。

ヘルスケアセクターへ投資する米国ETF!

ヘルスケアセクターの魅力!

ヘルスケアセクターは将来性が高いのでしょうか?

世界中の国で平均寿命が伸びており、今後は先進国だけでなく途上国も少子高齢化のステージに入ります。

つまり、製薬や医療などのヘルスケアセクターのニーズは非常に高いということです。

今回のコロナで明らかになった通り、国をあげてサポートすべき分野です。なぜなら、日本のようにワクチン開発が遅れれば、多数の死者が出てしまいますし、経済への回復も遅れてしまうからです。

また、ヘルスケアセクターは景気に左右されにくいセクターだと言われています。

景気が良かろうが悪かろうが、病気になる人は一定数いるからです。不景気でも体調が悪ければ病院へ行くしかないのです。

ヘルスケアに投資する米国ETFは2択!

そんな将来性の高いヘルスケアセクターへ投資するにはどの商品を購入すればよいでしょうか?

米国のヘルスケアセクターへ長期投資をお考えであれば下記2択です。

  • XLV(ヘルスケア セレクト セクター SPDR ファンド)
  • VHT(バンガード 米国ヘルスケア セクター ETF

これら2つの商品なら、経費率が非常に安く、米国のヘルスケアセクターへ満遍なく投資することができます。

また、日本の大手ネット証券であるSBI証券や楽天証券で購入が可能です。

2つの米国ETFの基本情報を以下に示します。

VHT XLV
設定年度 2004年1月26日 1998年12月16日
純資産総額 14,516百万米ドル 25,615百万米ドル
銘柄数 445 63
経費率 0.10% 0.12%

注:純資産総額及び銘柄数は2021年4月末時点。

共に運用年数は十分な実績があり、純資産総額も、VYHで1.5兆円ほど、XLVで2.6兆円程度運用されています。また、経費率も0.1%程度で十分安いレベルです。

大きな違いは銘柄数

この2つの商品の大きな違いは銘柄数です。VYHは400銘柄以上を投資対象にしますが、XLVは63銘柄しかありません。

各商品の投資先トップ10とその割合を示します。

VHT XLV
1 Johnson & Johnson 7.60% Johnson & Johnson 9.88%
2 UnitedHealth Group Inc. 6.70% UnitedHealth Group Inc. 8.04%
3 Pfizer Inc. 3.80% Abbott Laboratories 4.85%
4 Abbott Laboratories 3.80% Pfizer Inc. 4.62%
5 AbbVie Inc. 3.50% Merck & Co. Inc. 4.66%
6 Merck & Co. Inc. 3.40% AbbVie Inc. 4.37%
7 Thermo Fisher Scientific Inc.  3.30% Thermo Fisher Scientific Inc.  4.11%
8 Medtronic Plc 3.10% Medtronic Plc 3.64%
9 Danaher Corp. 2.90% Eli Lilly and Co. 3.40%
10 Eli Lilly and Co. 2.80% Amgen Inc. 3.29%

注:VHTは4月末時点、XLVは3月末時点の情報を基に作成

上位銘柄はほぼ同じです。ワクチンを開発した「ジョンソン・エンド・ジョンソン」や「ファイザー」が上位に入っています。

唯一の違いは、VHTに「Danaher Corp.」が、XLVに「Amgen Inc.」が入っていることです。

上位10銘柄の割合は、VHTは約41%、XLVは50%以上とかなり高い割合です。やはりXLVは投資銘柄が少ないため、割合が高くなっています。

また、両銘柄共に、ヘルスケアセクターの中でも医薬品やヘルスケア機器の割合が高くなっています。

株価のパフォーマンスは?

2005年から2021年4月末までの株価の推移を示します。

XLV、VHTは共に素晴らしいパフォーマンスを記録しています。10年リターンはなんと15%を超えるレベルにあります。

出典:Yahoo Finance

VHTの方が若干パフォーマンスがよくなっていますが、配当込みで考えるとそこまで大きな違いはありません。

暴落時のダメージですが、2020年2月の株価の最高値から、XLVで約16.5%、VHTで約24%下落しました。

他のセクターでは40%程度下落したケースもありますので、株式の中では暴落に対して強いセクターと言えるでしょう。

しかし、株式である以上、今回のように数十%の暴落については覚悟しなければいけません

XLVやVHTは投資対象になりえるか?

では、XLVやVHTは投資対象になるのでしょうか?

S&P500という米国の優良企業500銘柄に投資するETF、VOOの10年リターンは14%程度です。

したがって、ヘルスケアセクターは直近10年においてはVOOを上回るリターンを記録していることになります。

出典:Yahoo Finance

また、2020年3月のコロナショックにおいても、VOOよりも株価の下落は抑えられています。

セクターとしての将来性を考えれば、投資対象として魅力的なセクターになるでしょう。

なお、VHTとXLVはどちらも優良商品で甲乙つけがたいです。投資手法にもよりますが、個人的には投資銘柄数の多いVHTがお勧めです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、将来性も安定性も高いヘルスケアセクターの米国ETFについてご紹介しました。

直近10年のリターンはVOOを上回るレベルにあり、投資対象として魅力的ではないでしょうか。

VHTやXLVは、SBI証券や楽天証券といったネット証券で手軽に購入することができます。投資対象の1つに検討してみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

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