こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
VT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)という全世界の株式へ投資ができる銘柄をご存知でしょうか?
著者はこのVTへの投資を中心に老後資金の準備を進めてきました。そして、2024年6月にそのVTの評価額が3,000万円を突破しました。
本記事では著者のVTの運用結果と今後の方針についてご紹介していきます。
VTの運用額は3,000万円へ到達!
2024年6月にVTの運用額が3,000万円の大台へ到達しました。
2019年に話題になった老後2,000万円をはるかに上回る老後資金を確保することに成功しました。
実は2024年2月時点で約2,700万円の評価額でした。その後、たった4ヶ月ほどで更に300万円上乗せされました。
2,000万円を突破してからは毎月2株の投資のみを継続しています。
ほぼ分配金を再投資しているだけの状態ですが、評価額はどんどん増加しています。
VTの最近の株価推移
VTの株価推移を以下に示します。
出典: Yahoo finance
2021年後半から一時的に株価は下落していましたが、2024年に入ってからは上昇を続け、110ドル/株を超えて過去最高へ到達しています。
株価の上下はあるものの、概ね右肩上がりで株価は上昇しています。
円安は継続
ドル円の為替は2024年6月時点で160円/ドル程度と円安の状態が続いています。
出典: Yahoo finance
2012年頃には1ドル80円付近でしたから、現在は1ドルを購入するのに倍以上の円を支払う必要があります。
このように、円安株高状態であるため、VTの円換算した評価額は大きく上昇しています。
老後に向けたシミュレーション
VTをこのまま老後まで保有し続けた場合のシミュレーションをしてみましょう。
著者は30代の会社員であり、年金の受給開始である65歳までは25年以上もの期間があります。
下図はこのままVTを保有し続けた場合の運用リターン別の資産推移です。
リターンは年率2%〜5%を仮定しました。
一番リターンの低い2%/年で考えても、25年後には約5,000万円に到達します。仮に5%のリターンが維持された場合は、なんと1億円に到達する計算です。
実はこの年率5%のリターンは非現実的な数字ではありません。なぜなら、VTの設定来からのリターンは7%/年以上あるからです(2024年6月時点)。
また、VTの配当利回りは約2%です。ですから、仮に分配金を全て使ってしまっても、過去のリターンが継続すれば老後には1億円まで増えているのです。
本想定には為替の影響は加味していませんが、老後に使いきれない資産が残る可能性はかなり高いでしょう。
著者の今後の方針として「最低でも分配金は必ず使う」というルールを作った方がよさそうなくらいです。
まとめ
本記事ではVT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)の運用成果についてご紹介しました。
現在の円安と株高の状況を反映して、評価額は3,000万円の大台を超えてきました。
また、このまま老後までVTを保有し続けるだけで、億り人になる可能性すら見えてきました。しかも、分配金は全て使ってしまった場合でもです。
今後は資産の増加ペースを抑えるために、分配金の再投資を辞めることを真剣に検討していく必要があります。
このように若いうちにある程度VTを運用できれば、老後資金は全く問題ないと言えるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
為替の影響もありますが、著者の想定以上のペースでVTの評価額が増えています。