投資・資産形成

2021年一般NISA活用実績!米国高配当株ETFの買付が完了!

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皆さんはNISA(少額投資非課税制度)をどのように活用されていますか?

高校中退投資家Toshiは、一般NISAを活用して米国高配当株ETFを購入しています。

【2021年NISA活用戦略】「つみたてNISA」ではなく「一般NISA」を活用する理由!「つみたてNISA」と「一般NISA」のどちらを選択すればよいかお悩みの方もいるのではないでしょうか? 高校中退投資家Toshiは2021年も引き続き「一般NISA」を活用することに決めました。今回はなぜ「一般NISA」を選択したのか、また2021年のNISA活用方針についてご紹介します。NISA口座の活用に悩んでいる方はぜひご参考にしていただければ幸いです。...

2021年6月になって、一般NISAの非課税枠である120万円を全て使い切りました。

本記事では、高校中退投資家Toshiの一般NISAの購入実績についてご紹介していきます。

一般NISAで購入した商品は?

私が「一般NISA」で購入した投資商品の実績です。

一般NISAを活用して購入した商品

  • HDV:56株
  • VYM:54株
  • SPYD: 2株
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド:2,781円

基本的には米国高配当株ETFであるHDVとVYMを購入しました。理由はHDVとVYMが毎年の増配が期待できる優良商品だからです。

ただし、120万円のNISA枠を上限まで使い切るために、SPYDとニッセイ外国株式インデックスファンドも購入しています。HDVやVYMは1株1万円程度しますから、1万円未満は単価の安い株式や投資信託で調整が必要です。

これで昨年に引き続き今年も120万円分の米国高配当株ETFを追加購入しました。税引後の利回りを3%と仮定すれば、年間あたり4万円程度の配当金を増やすことができます。

過去に買い付けた分の増配を考慮すれば、年間10万円近い配当金の上乗せも見えてきます。

一般NISAを活用すればほとんどの商品が購入可能!

一般NISAのメリットは基本的にほとんどの商品が購入可能な点です。

NISAには主に「一般NISA」と「つみたてNISA」があります。

一般NISAでは、年間120万円まで投資枠が与えられます。このNISA枠には5年間の非課税期間があり、配当や売買益は非課税になります。

一般NISAの概要

  • 非課税期間:5年間
  • 非課税枠:120万円
  • 対象商品:上場株式、株式投資信託、ETF、REIT等

一方で、「つみたてNISA」は年間の投資枠が40万円しかありません。また、金融庁が指定した商品(基本は投資信託)しか購入できません。したがって、米国高配当株ETFは購入不可です。

「つみたてNISA」はコツコツ老後資金を作るのに向いていますが、配当金を増やすことができません。配当金を増やしたい人には「一般NISA」がおすすめです。

一般NISAで購入した商品の損益は?

では、一般NISAで購入した商品の現在までのパフォーマンスはどうでしょうか?

一般NISAで主に購入したHDVとVYMの現時点の損益です。

銘柄 保有株数 評価損益
USD
HDV 56 +105.28 4.01%
VYM 54 +149.04 4.66%

注:2021年6月28日時点の株価を基に算出。

2021年の株式市場は好調であるため、現時点では損益がプラスに出ています。HDV、VYMともに4%以上もプラスです。

配当金の受取実績は?

NISAでは配当金にかかる税金が基本的に非課税になります。ただし、非課税になるのは日本の税金20.315%だけで、米国の10%分は非課税にできません。

したがって、NISA枠で購入したHDVやVYMは配当金の90%を手取りとして受け取ることができます。2021年は3月と6月に配当金を受け取っていますが、実現した非課税額(本来支払うはずだった税金)は下記の通りです。

節税した金額(配当金):2,552円

たった2,552円と思うかもしれませんが、決して侮れません。なぜなら、今後5年間受け取る配当金にかかる税金をずっと抑えることができるからです。

私は2019年にSPYDとVYMを購入していますが、配当金で節税した金額は2万円を超えています。加えて、評価損益も約25万円プラスに出ています。

  • 評価損益:+248,098円
  • 節税した金額(配当金):22,039円

一般NISAを活用して失敗したこと

ただし、一般NISAを利用する際に失敗したこともあります。

それは「迷わずにもっと早い時期に購入しておけばよかった」ということです。

2021年は株価が下落する時期があるだろうと考え、1月〜2月はNISA口座での株の購入を控えていました。しかし、一般NISAは1年間に投資枠120万円を全て使い切る必要があります。 なぜなら、次年度に余った非課税枠を持ち越せないからです。

いつまでも暴落を待っていたら、12月になってしまい最も株高な時期に購入するなんて事態にもなりかねません。そこで、3月から定期買付に切り替え、4ヶ月かけて120万円分を購入しました。

NISA枠は定期積立で淡々と購入してしまうのがおすすめです。その後暴落が来たら、特定口座で追加購入を検討するのがよいでしょう。

高校中退投資家ToshiのNISA活用方針

  • 年始から3~4ヶ月程度で120万円分をNISA口座で購入
  • その後暴落が来たら追加で特定口座で買付を行う

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では高校中退投資家の一般NISAの活用実績についてご紹介させていただきました。

NISAの非課税枠は繰越ができませんので、いつ来るかわからない暴落を待つよりは、定期積立などでどんどん購入してしまった方がよいでしょう。

一般NISAは配当金を増やしたい人、ある程度の投資資金を確保できる方に向いています。お得な制度ですから、うまく活用して配当金生活を目指していきましょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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