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【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2021年5月版

世界有数の銀行である「HSBC香港」ではどんなファンドが売られているのでしょうか?

本記事では、HSBC香港のHPで毎月公開されている人気ファンドについてご紹介します。今回は2021年5月の人気ファンドのご紹介です。

なお、2021年4月の人気ファンドは下記記事でもご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

【HSBC香港】おすすめ人気ファンド 2021年4月版世界有数の銀行である「HSBC香港」では様々なファンドを購入することができます。 本記事では、2021年4月のHSBC香港人気ファンドについてご紹介します。HSBC香港に口座開設を検討している方、口座を保有されている方はぜひご覧ください。...

HSBC香港おすすめ人気ファンド 2021年5月版

HSBC香港のホームページで公開されている2021年5月の人気ファンドを下表にまとめます。

5月の人気ファンドは計10個で、そのうち赤字で示した3つのファンドが、2021年5月に新しくランクインしました。

2021年5月の人気ファンド

HSBC カテゴリー ファンド名
Global Equity Blackrock Systematic Global Equity High Income Fund
US Fixed Income AB – American Income Portfolio
Multi-Asset – Global Amundi HK – Balanced Fund
Multi-Asset – US HSBC GIF- US INCOME FOCUSED
Multi-Asset – Global JPMorgan Multi Income 
Multi-Asset – Global HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)
Multi-Asset – Global Fidelity Funds – Global Multi Asset Income Fund
Multi-Asset – Asia HSBC COLLECTIVE INVESTMENT TRUST-HSBC CHINA MULTI-ASSET INCOME
Multi-Asset – Asia Schroder Asian Asset Income Fund
Multi-Asset – Asia JPM ASIA PACIFIC INCOME

出典:HSBC香港HPより作成

2021年5月の人気ファンドは10個中8個がマルチアセット(投資対象が債券と株式の両方)の商品でした。

新規にランクインしたファンド全てがマルチアセットの商品で、全世界を投資対象にするものが2つとアジア太平洋地域へ投資するものが1つです。

人気ファンドのご紹介

それでは、新規にランクインした3つのファンドについて、ファンドの詳細をご紹介していきます。

今回ご紹介するファンド

  • HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)
  • Fidelity Funds – Global Multi Asset Income Fund
  • JPM ASIA PACIFIC INCOME

HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)

「HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)」は全世界の株式や債券を投資対象にするファンドです。投資対象は株式が約65%と債券に比べて多めです。

このファンドの特徴は株式の投資先がHSBCの別の商品である点です。直接個別株へ投資するというよりは、主に「HSBC FTSE ALL-WORLD INDEX INSTL ACC」や「HSBC S&P 500 UCITS ETF」などの別のファンドへ投資しています。

債券は国債への投資割合が大きく、米国、イタリア、ブラジルなどの国債が上位銘柄に入っています。

また、購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.2%です。

地域別の投資割合(株式)

株式の各国の投資割合を示します。

投資先トップは世界経済の中心である米国で大部分を占めます。2位以下は日本、カナダ、中国と続きます。ただし、投資割合は米国の1/10以下程度でしかありません。

No. 割合
1 アメリカ 31.34%
2 日本 3.69%
3 カナダ 3.06%
4 中国 2.67%
5 イギリス 2.40%
6 フランス 1.66%
7 ドイツ 1.47%
8 スイス 1.11%
9 台湾 1.08%
10 韓国 0.99%

                      注:2021年4月末時点のデータ

投資セクター(株式)

次に株式の投資セクター別の割合を示します。

情報技術や金融が上位セクターで、他の商品との大きな違いはありません。

No. セクター 割合
1 情報技術 11.16%
2 金融 7.98%
3 一般消費財 6.79%
4 ヘルスケア 5.88%
5 資本財 5.60%
6 通信サービス 4.85%
7 生活必需品 3.30%
8 素材 2.87%
9 エネルギー 1.77%

          注:2021年4月末時点のデータ

地域別の投資割合(債券)

債券の地域別の投資割合を示します。

米国への投資割合が大きいですが、株式よりは地域が分散されています。インドネシアやブラジルなどの新興国もランクインしています。

No. 割合
1 アメリカ 9.07%
2 日本 2.17%
3 イギリス 1.79%
4 イタリア 1.57%
5 中国 1.39%
6 フランス 1.35%
7 スペイン 0.84%
8 ドイツ 0.72%
9 インドネシア 0.60%
10 ブラジル 0.59%

                      注:2021年4月末時点のデータ

リターン

5年リターンの平均は7.93%/年、10年リターンは5.74%です。悪くないリターンではありますが、直近10年の米国株のリターンと比較するとぱっとしません。

暴落時の影響

コロナショックではコロナ前の最大値から約25%程度基準価額が下落しました。

しかし、2021年6月現在の基準価額は、コロナ前の水準からすでに20%程度も高い価格へと回復しています。

Fidelity Funds – Global Multi Asset Income Fund

「Fidelity Funds – Global Multi Asset Income Fund」は先にご紹介した「HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)」と同様に全世界の株式や債券へ投資するファンドです。

こちらのファンドは債券への投資割合が約52%、株式が約33%と債券の方が高くなっています。また、債券の銘柄数は約2,300、株式は約850と広く分散されています。

債券の投資先としては社債の割合が高いのも特徴です。株式ではインフラ投資の会社であるHICL Infrastructure PLC Ord、半導体のTSMC、一般消費財メーカーのユニリーバなどが上位銘柄に入っています。

また、購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.25%です。

地域別の投資割合

地域別の投資割合を下表に示します。

アジア太平洋への投資割合が約28%と最も高くなっています。イギリスを除くヨーロッパに約22%、北米へ約21%と広範囲へと分散されています。

No. 割合
1 アジア太平洋(日本除く) 28.21%
2 ヨーロッパ(イギリス除く) 22.42%
3 北米 20.90%
4 イギリス 10.74%
5 日本 1.06%

              注:2021年4月末時点のデータを基に作成

リターン

本ファンドは3年リターンが6.00%、5年リターンが5.75%です。

先にご紹介した「HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)」と5年リターンで比較すると約3%も低くなっています。

暴落時の影響

コロナショックではコロナ前の最高値と比較して約20%基準価額が下落しました。

なお、2021年6月時点の基準価額はすでにコロナ前の最高値を更新しています。ただし、こちらも「HSBC Portfolios – World Selection 3 (AC)」よりは上昇が低めです。

JPM ASIA PACIFIC INCOME

「JPM ASIA PACIFIC INCOME」は日本を除くアジア太平洋地域の株式や債券を投資対象にするファンドです。

株式への投資が約65%、債券への投資が約32%と株式の方が倍以上高くなっています。また、株式の銘柄数は75、債券の銘柄数は312です。特に株式の銘柄数はかなり低めです。

株式の上位銘柄には台湾のTSMCや韓国のサムスンなどが入っています。また、債券の投資先の大半は社債です。

なお、購入手数料は3%、ファンドマネージャーへ支払う手数料(Management fee)は1.50%です。

地域別の投資割合(株式)

株式の各国の投資割合を下表に示します。

投資先トップは中国で約14%、その次が台湾で12.5%、オーストラリアが11%と続きます。一カ国への偏りはなく適度に分散されています。

No. 割合
1 中国 14.2%
2 台湾 12.5%
3 オーストラリア 11.3%
4 香港 7.2%
5 韓国 6.9%
6 シンガポール 4.6%
7 インド 2.8%
8 インドネシア 2.2%
9 タイ 1.9%

                      注:2021年4月末時点のデータ

投資セクター(株式)

次に株式の投資セクター別の割合を示します。

情報技術と金融がそれぞれ20%程度を占めています。ヘルスケアやエネルギーの割合はかなり低くなっています。

No. セクター 割合
1 情報技術 19.80%
2 金融 19.15%
3 資本財 4.55%
4 一般消費財 4.08%
5 素材 3.25%
6 生活必需品 3.16%
7 通信サービス 3.00%
8 公共事業 2.88%
9 不動産 2.77%
10 エネルギー 1.19%
11 ヘルスケア 0.32%

          注:2021年5月末時点のデータ

地域別の投資割合(債券)

地域別の債券の割合は下記の通りです。

  • アジア新興国:24.14%
  • アジア先進国:7.75%

アジア先進国に比べてアジア新興国の割合が高くなっています。また、社債が約30%、国債は約4%程度と社債の割合が高いことも特徴です。

リターン

3年リターンが6.63%、5年リターンは6.61%です。先にご紹介した2つのファンドと大差はありません。

暴落時の影響

コロナショックではコロナ前の最高値から約25%程度基準価額が下落しました。

2021年6月時点の基準価額はコロナ前の水準まで回復していますが、先にご紹介した2つのファンドよりは低い上昇率です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2021年5月の人気ファンドランキングには新しく3つのファンドが入ってきました。

全世界へ投資するファンドが2つと、アジア太平洋地域へ投資するものが1つです。それぞれ投資対象に違いがあるものの、5年リターンは6〜8%と大きな違いはありませんでした。

米国ETFであるVTIやVOOの5年リターンは10%を大きく超えています。今回ご紹介したファンドのリターンはこれらのETFを大きく下回っていますから、あえて高い購入手数料や信託報酬を払って購入する必要はないでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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