投資・資産形成

投資で後悔するのはどんなこと?

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投資をある程度経験されている方なら「あの時にこうしておけばよかった」という後悔が少なからずあるはずです。

TOSHI(@dropoutinvestor)は投資歴が約7年になりますが、やはりそのような後悔がいくつもあります。

中には投資を始めたばかりの方やこれから始める方にとって参考になる内容も含まれています。

そこで本記事では著者が今まで投資でどんなことに後悔してきたのかご紹介していきます。

高校中退投資家TOSHIとは?

  • 投資歴約7年の30代サラリーマン投資家
  • 米国ETFを中心に世界中の株式へ投資
  • 総資産5,000万円(準富裕層)を達成

投資で後悔したこと4選!

投資_後悔

もっと早く投資を始めればよかった

投資をされている方なら誰しもが考えることですが、「もっと早くから投資をしていればよかった」という後悔です。

著者の回りには投資をするような人はいなかったので、投資に馴染みのない世界で生きてきました。仮に母親に投資をしているなんて言えば、泣いてやめてくれと言われてしまうでしょう。

そのような環境で育ったこともあり、投資はなんか胡散臭いというイメージがありました。社会人になっても資産形成は貯金のみで過ごしていたのです。

そんな中、たまたま手に取った以下の本をきっかけに投資をスタートさせました。

相場が良かったこともありますが、投資を始めてからどんどん資産が増えていき、今では資産5,000万円以上の準富裕層まで到達しています。

そこで考えてしまうのが、なぜもっと早くから投資の重要性に気づけなかったんだという後悔です。

もし社会人になってすぐに投資を始めていたら今頃は1億円以上の資産を手に入れていたかもしれません。

投資をもっと早く始めていればどれだけの資産を保有できていたのだろうと想像してしまうものです。

最初は個別株への投資を辞めておけばよかった

個別株へ手を出すのが早かったという後悔もあります。

最初は株式指数に連動するインデックスファンドを中心に購入していました。基本的には投資信託が主体で数千銘柄など広く分散された商品への投資です。

しかし、少しずつ投資に慣れてくると色々なものに手を出してみたくなるものです。

たまたまテレビで見た優待株の特集に刺激され、株主優待を受け取ってみたくなったのです。そこで特に何も考えずに吉野家の株を購入しました。

実は当時はまだ投資の知識や経験が浅く、特に詳細な分析もせずに購入してしまいました。

運良く株価は上昇して損はしませんでしたが、売却した後も株価はどんどん上昇してしまい、完全に売り時を間違えました。

ある程度の投資経験を積むまでは個別株への投資を控えておけばよかったと今でも後悔しています。

ポートフォリオが複雑になってしまった

ポートフォリオが複雑になってしまったことも後悔の1つです。

ポートフォリオとは金融商品の具体的な組み合わせのことを言います。例えば、投資信託Aを40%、投資信託Bを60%保有しているなどです。

投資を始めた頃は2~3銘柄のみのシンプルなポートフォリオでした。

しかし、上述の通り投資に慣れてくると色々なものへ投資したくなります。

同じ投資対象の銘柄でも信託報酬が安い新しい商品が出たと聞けば、その銘柄が気になってしまい購入しました。その結果、保有銘柄がどんどん膨らんでいきました

ポートフォリオはぐちゃぐちゃになり保有銘柄の管理が大変な状況に陥っています。

今思えばそんなにたくさんの銘柄を保有する必要はないし、同じような商品であれば1つに集約した方が良かったように思います。

もちろん、そういう経験をしてきたからこそ今の投資スタイルが確立されたという一面もあるのですが、これも後悔していることの1つになります。

コロナショックで買い増しできなかった

暴落時に十分な買い増しができなかったことも後悔の1つです。

2020年に起きたコロナショックは投資をするようになって始めて経験する大暴落でした。

株価が急激に下がったことを受けて、布団に入りながら米国株をちょこちょこ購入していたことを思い出します。

しかし、それまでの相場が好調でほぼ投資にお金を回しており、いわゆる待機資金がほとんどない状態でした。

結果として、絶好の買い場を十分に活用することができなかったのです。

みなさんもご存知の通り、コロナショックで下がった株価はすぐに回復し、2024年時点での株価は当時のはるか上です。

あの時もっと購入していれば今頃はもっと資産を増やせたはずだとつい考えてしまうものです。

暴落が来たらどのように買い増しをするか、あるいはどの銘柄を購入するのか、十分な準備ができていませんでした。

投資での後悔を防ぐためにはどうすればよいのか?

それでは上述のような投資の後悔を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?

以下では著者が考える後悔を防ぐ方法についてご紹介していきます。

少額から投資を始める

これはよく言われることですが、とにかく少額から投資を試してみることです。

日本における「投資」のイメージは最悪です。すぐに詐欺とか汚いものというイメージが連想されてしまいます。

しかし、実際に投資をやってみないことにはその良さや重要性を理解することはできません。行動を起こさない限り前に進むことはできないのです。

そのため、まずは数百円でもよいからやってみることが重要です。そうすることで投資に抱いていたイメージを変えることができるはずです。

1年投資を早く始めれば将来的に数百万円近くの差になって現れる可能性があります。

少額であればたとえ失敗してもダメージは少ないので、まずはやってみることが重要です。

色々試してみる

興味があるのであれば色々と試してみることも重要です。

最初は迷うのが当たり前だし、普通は最初に決めた方針通りに投資し続けるなんてできません。

大体投資で成功している人はそれなりの失敗体験があるもので、そこからなんとかカムバックしてきた人ばかりなのです。

大事なことは大きな失敗をしないことです。

特に最初のうちは先にご紹介した通り少額で色々と試してみるのがよいでしょう。

例えば、個別株への投資がしたくなったのであれば、1株など単元未満株での取引に限定するなどです。

大部分は最初に決めた方針で取引を継続し、残りの部分で興味を持ったことを試していきます。

こうすることで徐々に自分のスタイルを確立していくことができます。

勉強を継続する

投資の勉強を継続することも重要です。

投資を始めたばかりの頃は分からないことだらけです。

しかし、投資の勉強を継続していくとどんな銘柄へ投資すべきか徐々に理解できるようになります。

このように情報を常に入れ続けることで大きな失敗を防ぐことができます。

また、投資の世界では大暴落は数十年単位で起こるものです。こう言った暴落を経験して投資がどういうものかより理解が深まっていきます。

コロナショックのような特殊な状況には滅多に出くわすこともないですから、投資の勉強は長丁場になるのです。

投資したこと自体に後悔はない

投資を始めてから、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったという後悔はたくさんあります。

しかし、投資を始めたこと自体に後悔は一切ありません

投資して資産が徐々に増えていくと明らかに精神的に楽になりました。

また、配当金を受け取ることで会社以外からの収入を得て、会社という組織に依存しないように生きるマインドも手に入れました。

そして、投資の勉強で身につけた経済の知識なども仕事に大いに役立っています。今では同僚や上司の知識のなさに驚くことすらあります。

このように投資をすることは良い効果ばかりです。

少額からで構いませんので、ぜひ投資を始めてみてほしいものです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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