セミリタイア生活

セミリタイアすることのリスクとは一体何か?

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こんにちは、高校中退投資家Toshiです!

セミリタイアすることのリスクとは一体何でしょうか?

私のように辛い会社員生活から開放されるために貯蓄や資産運用に励んでいる方はたくさんいるでしょう。

しかし、セミリタイアすることにもそれなりのリスクはあります。勢いでリタイアしてしまったら、「セミリタイアなんてするんじゃなかった」という自体にもなりかねません。

本記事を通じて、セミリタイアすることのリスクについてしっかりと抑えておきましょう。

セミリタイアすることのリスクとは何か?

「セミリタイア」は会社員として週5日働くようなことはせずに、資産運用の所得や簡単な労働(アルバイトなど)で生活することを指します。

一方で、「フルリタイア」は仕事を一切しない場合を指します。「フルリタイア」の問題点として、社会との関係がなくなって孤独を感じたり、暇で仕方がないという話はよく聞きます。

しかし、セミリタイアなら適度に働いているわけですから、特にそのような問題はないように思えます。

ただし、セミリタイアすることにもそれなりのリスクがあります。以下ではセミリタイアすることのリスクについて解説していきます。

セミリタイアすることのリスク

  1. 資産運用に失敗する
  2. 社会的信用が低下する
  3. 目標を見失う可能性がある

① 資産運用に失敗する

資産運用に失敗して、お金に困る可能性があります

資産運用のプロでない個人投資家が想定通りにリターンを出し続けられるとは限りません。

例えば、投資の世界で有名な4%ルールというものがあります。これは毎年4%ずつ資産を取り崩していく方法なのですが、特にリタイア直後に暴落が来てしまった場合は失敗のリスクがあります。

「4%ルール」セミリタイアに必要な資産は4,000万円現在保有する資産でセミリタイアできるのか悩んでいる方も多くいらっしゃると思います。本記事ではアメリカで有名な「4%ルール」をもとにセミリタイアに必要な資産について考察しました。セミリタイアを検討している方は、是非ご覧ください。...

資産運用で失敗してしまうと、大部分の生活費を労働から稼ぐ生活に逆戻りです。

一旦会社を辞めてしまうとなかなか正社員として雇用してもらうのは厳しいでしょう。特に年齢が高ければ、よい条件の仕事に戻るのはなかなか難しいのが現状です。資産運用に失敗して想定していた収入が得られなくなると、途端に生活は苦しくなります。

② 社会的信用が低下する

会社員というのは実は社会的信用がかなり高い職種です。

特に大企業にお勤めの方であれば、クレジットカードの審査や住宅ローンの審査に落ちることはまずないでしょう。

一方で、セミリタイアして正社員でなくなると、一気にそれらの社会的信用が低下します。

実際にセミリタイアするとクレジットカードの審査に通らないという話はよく聞きます。また、賃貸物件の契約がなかなかできないという事態も想定されます。今まで当たり前だったことが全く通用しなくなるのです。

肩書は無職のようなものですから、社会的な信用の低下は避けて通れません。

③ 目標を見失う可能性がある

生活の大部分を占めている仕事を辞めることで、目標を見失ってしまう可能性があります。

セミリタイアを目指す方の多くは仕事が嫌いな方がほとんどなはずです。確かにフルタイムの仕事から開放されれば、ストレスも減るだろうし精神的にもだいぶ楽になるでしょう。

でも人は非常にわがままな生き物です。仮に自由な時間がたくさんできると、今度は働いていたときの方が良かったと思うものです。

特に趣味もなく仕事一筋だった方は自由な時間を持て余してしまうかもしれません。

よく例に挙げられるのが、定年退職した夫が家で一日中ゴロゴロしているケースです。仕事を辞めたことでぽっかりと穴が空いてしまうのです。

そうやって自分の目標を見失うことで、セミリタイア生活がつまらないと感じてしまう可能性があります。

セミリタイアのリスクを減らすにはどうすべきか?

では、これらセミリタイアのリスクを減らすためにはどうすればよいのでしょうか?

以下では、それぞれのリスクに対する対処方針についてご紹介していきます。

① 資産運用に失敗する

まず考えられる対策は生活費を下げておくことです。

セミリタイアしたら自由な時間ができるわけですから、健康のために自炊するなどして食費を節約することができます。

また、仕事でオフィスに通う必要がありませんから、わざわざ駅近の物件に住む必要なんてありません。地方へ引っ越しするなどして家賃を下げることも可能です。

生活費を下げておくことで、資産から使うお金を減らすことができます。その結果、資金が枯渇するリスクを下げることができます。

② 社会的信用が低下

社会的信用が低下することは防ぎようがありません。したがって、事前に契約できるものは契約しておくのがよいでしょう。

例えば、クレジットカードであれば会社員時代に作っておけばよいのです。

また、賃貸物件は会社を辞める少し前に借りておくのも手です。ただし、最近は借り手がおらず、セミリタイアした人でも借りやすい環境にはなっています。

あるいは資産管理会社などの法人を設立して、会社経営者としての信用を積み上げて行くのもよいでしょう。会社を設立すれば、少なくとも無職と言う必要はなくなります。

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③ 目標を見失う可能性がある

これが最も厄介なリスクかもしれません。おすすめなのは仕事以外で「自分の居場所」を作っておくことです。

やりたいことがたくさんあってセミリタイアを目指しているならそこまで深く考える必要はありません。

しかし、そうでない方はセミリタイアしたら暇で仕方がなく、人生の目標を見失ってしまう可能性があります。

このような事態を防ぐために、自分の中に仕事以外の世界を作っておくことが大切です。

例えば、私のようにブログをやっていればたとえ少ない人数だとしても読んでくださる方がいるものです。特に人付き合いが苦手な方にはネットでの活動がおすすめです。

また、今ではオンラインサロンのようなコミュニティもたくさんあります。社交的な方であれば会社以外でも多くの方と友達になれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事ではセミリタイアすることのリスクとその対処法についてご紹介しました。

セミリタイアなら仕事を完全に辞めるわけではありませんので、フルリタイアと比べて失敗するリスクはかなり低いはずです。しかも、セミリタイアすることで自由な時間を増やすことができ、仕事のストレスからも解消されます。

しかし、社会的な信用が低下したり、目標がなくなるなどの問題に直面する可能性もあります。事前にどのようなセミリタイアライフを歩みたいのかよく考えて、失敗への対策も整理しておくことが重要でしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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