最新の2024年6月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
米国高配当ETFであるSPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)の配当金の発表が待ち遠しくありませんか?
SPYDはS&P500という米国の優良企業で構成される指数の中から、配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資する商品です。
特徴はなんといってもその高い配当利回りです。4%以上の配当利回りを誇り、高配当株投資家の間で絶大な人気を誇る商品です。
SPYDは基本的に年4回(3月、6月、9月、12月)の配当を出しますが、2021年3月の配当金が米国のサイトで公表されました。日本の大手ネット証券であるSBI証券や楽天証券ではまだ公表されていません。
本記事では、一足お先にSPYDの2021年3月の配当金を速報すると共に、過去の配当金の推移とも比較していきます。
2020年12月は前年と比較して大幅な増配でした。コロナ禍の影響がまだ続いていますが、2021年3月の配当金はどうだったでしょうか。
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 4%を超える高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2021年3月のSPYDの配当金
SPYDの2021年3月の配当金は、「0.6362ドル/株」でした。
2020年の同時期(0.3962ドル/株)と比較すると、約60%もの増配となりました。
まだコロナが収束したわけではありませんから、ここまで増配になるなんて思ってもいませんでした。正直驚いています。
過去の配当金との比較
過去のSPYDの配当金推移を下図に示します。SPYDは2015年に設定された比較的新しいETFであるため、はっきりとした傾向は掴めません。
2018年と2019年は増配を記録していましたが、2020年はコロナの影響もあり減配でした。
次に今回の配当金の結果を反映させた四半期ごとの配当金の推移を示します。
過去の3月の配当金は0.4ドル/株以下とそこまで高くありませんでした。それが、2021年になって0.6ドル/株以上へと大幅に増配しました。
他の月の配当との比較でも、過去最高の2020年12月の0.6066ドル/株を超えてきました。今年のSPYDの配当金は期待できそうです!
所感
2021年3月のSPYDの配当金は、前年同時期と比較すると大幅な増配でした。
SPYDはコロナショックで約45%もの暴落を経験したため、ダメ商品だと言う方も多かったです。それが、現在の株価は約38ドル/株とコロナ前の水準まで戻ってきました。加えて、今回の大増配です。
やはり株価の変動に一喜一憂せずに、商品の中身をしっかり理解して購入の可否を決めるべきですね。
以上、ご参考になれば幸いです。
商品の詳細については下記記事でもご紹介しています。