高配当株投資が向いているのはどんな人?
こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!
最近人気のある高配当株投資はどんな方に向いているのでしょうか?
よく高配当株投資には向き不向きがあると言われます。
ネット上でも高配当株投資ではなくインデックス投資を推す意見をよく聞きます。
一方で、著者は実はほとんどの方は高配当株投資が向いているのではないかと考えています。
本記事では高配当株投資にどんな人が向いているのかというテーマで解説していきます。
高配当株投資とは?
配当利回りの高い銘柄への投資
高配当株投資は配当利回りが高い銘柄へ投資する手法です。
配当利回りとは以下の式で表されます。
東証プライム市場へ上場する銘柄の平均配当利回りは2.1%程度です(2026年1月時点)。
したがって、高配当株投資ではそれよりも高い配当利回りの銘柄へ投資します。
一般的には3%、または20%の税金を差し引いて3%の手取りになる3.75%以上の銘柄を高配当株と言うことが多いです。
メリット・デメリット
それではこの高配当株投資にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット
定期収入を得たい人
定期的に配当金を受け取れるのがメリットの1つです。
日本株であれば、年2回程度の配当金を受け取れるケースが多いです。そうすると、会社から受け取るボーナスのように、自分で別の収入源を作ることができます。
複数の銘柄を保有するようになれば、定期的に配当金が振り込まれるようになります。
会社以外からの安定的な収入があるというのは、精神面でも大きなメリットになるでしょう。
株価が安定しやすい
また、高配当株は株価の変動がマイルドだという特徴があります。
株は債券などと比較して大きく株価が変動します。多くの方はこの株価変動に耐えきれずに不安になって売却してしまいます。
一方で、高配当株は一般的な株と比較して安定しているので、配当金を受け取りながら長期保有する戦略が取れます。
したがって、長期的な視点で株式投資に取り組むことができます。
デメリット
減配リスク
逆にデメリットとして考えられるのが、減配のリスクがある点です。
配当金は必ず出るものではなく、あくまで業績次第だからです。
業績は水物なので、保有銘柄を放置することはできません。
業績を見ながら保有株の入れ替えなどの検討が必要です。
値上り益は限定的
配当利回りが高いことは、利益の多くを配当金として株主へ還元していることでもあります。
そのため、配当利回りが高い企業には成熟企業が多く、大きな株価上昇は狙いにくいのです。
したがって、高配当株では成長株のように数年で何倍にも株価が上昇したというケースは期待できません。
どんな人が高配当株投資に向いている?
それではどんな人達が高配当株投資に向いているのでしょうか?
答えはほとんど全員だと言えます。
以下ではその理由についてご説明していきます。
高配当株投資が向いている人
増えていく配当に喜びを感じる人
配当金は基本的に増配傾向にあります。
もちろん業績に左右されますが、基本的には株主還元強化の観点からも増配していくのが一般的です。
その証拠に東証は毎年のように配当金総額の過去最高を記録しています。
したがって、増配と買い増しによって受け取る配当金をどんどん増やしていくことができます。
特に若い世代は長期で取り組めば数十年後に大きな差となって現れるはずです。
年金暮らしの高齢者
少子高齢化の影響もあって、将来的に年金が減額になる可能性があります。
また、2019年には老後2,000万円問題が話題に挙がるなど老後資金の不足についてたびたび報道されています。
そのような方々が、毎月数万円でも配当金があれば生活は相当助かるはずです。
「年金+配当金」で老後生活を乗り切ることができるでしょう。
子育て世代
何かとお金がかかるのが子育て世代です。
子供の養育費を考えれば、会社からのお給料だけでは厳しい方がほとんどなはずです。
このような方々が、高配当株投資で配当金を少しでも受け取ることができれば、生活はかなり助かります。
上述の通り増配もありますから、早い段階から準備しておくことで、配当金はどんどん育っていきます。
一番お金のかかる子育ての時期に「給料+配当金」で乗り切るのです。
高配当株投資が向いていない人
一方で、高配当株投資が向いていない人とはどんな方々なのでしょうか?
短期で利益を得たい人
高配当株投資では短期で利益を得ることはできません。
長期保有で配当を定期的に受け取っていくスタイルだからです。
また、配当をたくさん出す代わりに株価上昇は限定的な銘柄がほとんどです。
したがって、短期で利益を出したいとお考えの方には向いていません。
とにかく資産を増やしたい人
高配当株投資は資産額よりはキャッシュフローを強化する投資スタイルです。
資産額、例えば億り人になりたいなど資産額で明確な目標がある方には不向きだと言えます。
そういう方は、配当金がファンド内で再投資される無配の投資信託で運用するインデックス投資に軍配が上がります。
ほぼ全員にとって適した手法
ここまで、高配当株投資が向いている人、向いていない人について説明しました。
しかし、実際にはほぼ全員が向いていると言えます。
なぜなら、そもそも投資で短期で利益を得たいと考えるのは得策ではないからです。
金融の素人である我々が簡単に儲けられるほど投資の世界は甘くありません。
また、インデックス投資で資産を増やすことも良いですが、使わずにずっと溜め込んでしまうと使い時を逃してしまいます。
現役世代である子育て世代は養育費にお金がかかるし、若くて体力がある若い世代がお金を使わないのももったいないです。
インデックス投資で老後に使いきれないほどの資産を作っても、お金を有効に使えたとは言えないのです。
その点で、高配当株投資で配当金を受け取りながら使っていくスタイルは、万人にとって良い選択肢になり得るでしょう。
論争:インデックス投資 vs 高配当株投資
XなどのSNS上でよく議論になるのが、「インデックス投資と高配当株投資のどちらが良いのか?」という話題です。
ここまで説明してきた通り、高配当株投資は多くの人に有効な投資手法だと言えます。一方で、インデックス投資にも当然ながら多くのメリットがあります。
例えば、配当金は再投資されるので効率的に資産を増やせる点などです。
そこで著者は高配当株投資とインデックス投資の併用がベストだと考えています。
著者が考える投資スタイル!
著者は以下のように非課税制度別に投資手法を分けるスタイルを推奨します。
iDeCoやNISAのつみたて投資枠は、そもそも長期で積立投資をするために作られています。
そこで、これらの口座ではインデックス投資で資産を増やすことに注力します。老後資金やライフイベント等でまとまったお金が必要な時に備えるのです。
若いうちから資産形成するのなら、積立額は少額で構いません。
例えば、iDeCoに月1万円、つみたて投資枠に月1万円の積立投資をしたとします。
年利6%で30年続けた場合、資産は約2,000万円へ到達します。この投資だけで、老後2,000万円問題を解決できます。
まだ余力のある方であれば、残りは高配当株投資でキャッシュフローの強化に取り組みます。
月数千円でも配当収入があれば、携帯代や水道代などを支払えます。
もっと増えて月数万円になれば食費を、月5万円にもなれば子供の習い事などに使えます。
配当金が増えることによって、できることがどんどん増えていきます。
まとめ
本記事ではどんな人が高配当株投資に向いているのか解説しました。
高配当株投資はほぼ全員の方にとって有益な投資手法になるでしょう。
老後資金はインデックス投資の少額積立で作り、あとは高配当株投資でひたすらキャッシュフローの強化に励むのがおすすめです。
そうすれば日々の生活はどんどん楽になっていきますし、選択肢もどんどん広がっていきます。
そして何より高配当株投資は配当金が増えていくので面白いです。投資でどんどん生活を良くしていきましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。

