みなさま、あけましておめでとうございます!
皆さんは2021年にどんな目標をお持ちでしょうか?
目標を実現させるには紙に書くことが大事だと言います。「今年はこれを達成するぞ!」と決めても、人間というものは少し経てばすぐに忘れてしまいます。目標を定期的に意識できるように紙に書くことは有効なのです。
本記事では、高校中退投資家Toshiの2021年の投資方針や行動目標について記録を残します。年末に、「方針通りに投資ができたか?」、「目標を達成できたか?」、自己採点をしたいと思います。
2021年がより良い一年になるように、皆さんも目標を設定してみてはいかがでしょうか?
高校中退投資家Toshiの主な投資商品
VT:約8,000銘柄で構成され、世界中の株式を保有可能
VYM:米国の高配当銘柄約400社へ広く分散
SPYD:S&P500から配当利回りの高い上位80銘柄へ投資
高校中退投資家Toshiの2021年の投資方針と行動目標
「投資方針」と「行動目標」の2つに分けて考えていきたいと思います。
2021年の投資方針
2021年の投資方針を整理します。老後の資産形成のために積み上げてきたVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)への投資金額を減らし、その分高配当株ETFや金ETFの購入を増やします。
2021年の投資方針
- VTへの定期買付額を縮小
- 高配当株ETFの買い増し
- コモディティの購入を開始
2021年は2020年に発生したコロナの影響もあり、引き続き厳しい年になると考えられます。各国で大規模な金融緩和が行われており、不景気にもかかわらず株高な状況が続いています。高値を掴んでしまう可能性もあり、難しい局面であると考えます。
しかし、暴落の時期が分かるのであればすでに億万長者です。私のような弱小個人投資家は、個別株の購入などリスクの高い行動は控えて、淡々とルールにしたがってETFの購入を進めていきたいと思います。
方針1:VTの定期買付株数を削減
私は老後の資産構築を目的に、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)という商品を定期買付してきました。この商品は全世界の株式に分散投資ができるため、老後まで安心して保有できる商品だと考えたからです。
実は2020年を持ってVTの購入を終了してよいかと思っていました。というのも、老後の資金としては十分な資産をすでに構築したからです。
以前下記記事で30歳時点で540万円のVTを保有すれば、老後2,000万円問題は解決するという記事を書きました。
すでにVTへの評価額は1,000万円を超えています。老後まで手をつけなければ、追加投資をしなくても2,000万円は余裕で超えるでしょう。
したがって、キャッシュフローの強化のために高配当株投資一本へ移行する予定でしたが、不景気の株高状態で高配当株投資が難しい局面にあります。そのため、金額は減らすもののVTの投資を継続することにしました。
方針2:高配当株ETFの買い増し
2020年の年間配当金は米国高配当株ETFに支えられました。VTが減配する中、米国高配当株ETFであるVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)は年間を通じて増配しました。また、SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)も減配は限定的でした。
やはりキャッシュフローの強化には安定感の高い米国高配当株ETFがお勧めです。今年も引き続き一般NISAを活用して買い増します。
特に、元本の成長も期待できるVYMとHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)を中心に投資します。SPYDは配当利回りが高く魅力的ですが、過去の実績を見ると元本の成長はほとんど見込めません。長期で見ても高値を掴んでしまう可能性があると考えています。
また、日本の高配当株ETF(日経高配当株50ETF)についても、調整局面があるようなら購入していきたいと思います。日本株には魅力を感じていませんが、税制優遇がありますから、配当金生活を送る上で有利です。米国集中投資を避ける意味でも一定割合を保有しておきたいと思います。
方針3:コモディティを購入
2020年までは株式一本で資産を増やしてきました。しかし、コロナの影響もあり世界の状況は変わってきました。ご存知の通り、各国の大規模な金融緩和で、今後貨幣の価値が下がっていく可能性が危惧されています。
金、銀などのコモディティへの投資について少額から始めていきたいと思います。コモディティは配当がありませんので、今までほとんど購入したことがありません。ビットコインを興味本位で少し持ってるくらいです。
手始めに金のETFの購入を少額から始めます。金ETFの購入を軸に少しずつ勉強しながら、銀やプラチナ、暗号通貨などへの投資も探っていきます。
セミリタイアまでの今後3〜4年の間に、資産の5%~10%程度をコモディティに割り振ることができればと考えています。
セミリタイア生活準備のための行動目標
2020年は総資産、年間配当金ともにかなり増やすことができました。セミリタイアへも「あと一歩」というレベルまで来ています。
セミリタイア後にどのような人生を歩むのかについて、真剣に考え始めなくてはいけません。そのため、2021年の目標として下記の通り設定しました。
2021年の行動目標
- 簿記の試験合格
- 地方移住の情報収集
- 不動産関係の勉強
- 副業へチャレンジ
目標1: 簿記の勉強
2021年の目標として、簿記3級の試験合格を設定したいと思います。
セミリタイア後は簡単なビジネスを立ち上げたいと考えており、簿記の知識は必須であると考えます。また、簿記の知識は財務諸表を読む時にも使えますので、高配当株投資にもプラスに働きます。
実は昨年から勉強していたのですが、コロナの影響で試験が中止になったり、満席で試験に申し込むことができませんでした。今年はコロナも落ち着き始めると思いますので、試験合格を目標に勉強を継続したいと思います。
目標2: 地方移住の情報収集
セミリタイア後は都心を離れて地方へ移住する予定です。地方移住の情報収集を進めたいと思います。
地方移住のイベントにもチャンスがあれば参加を検討しています。あまりにも田舎への移住は検討していませんが、中長期的には1つの選択肢になります。
また、特に農業や林業などの一次産業にも興味を持っています。季節労働などが可能であれば、セミリタイア後の収入源としても魅力的です。農業などを勉強しながらお金を稼げるからです。
この点は、セミリタイア後の移住先の決定にも関わってきますので、色々なことを想定して情報を整理していきたいと思います。
目標3:不動産関係の勉強
不動産関係の勉強を進めていきます。今までは株式一本でやってきたのですが、不動産にも投資をしてリスクを分散したいと考えています。
初期投資額が大きいこともあり手をつけてきませんでしたが、ある程度の資産規模になってきました。海外不動産の購入も含めて情報収集や基礎知識について勉強していきます。
不動産は人生において必ず必要な知識の1つです。今のうちから勉強をしておきたいと思います。
目標4: 副業へチャレンジ
昨年はアンケートサイトの副業にチャレンジしましたが、結果は散々でした。月数千円しか稼ぐことができず絶望に襲われました。
当然楽に稼げるものはないわけで、副業に1つずつチャレンジして自分に向いているものを探していきたいと思います。
今年はランサーズなどでクラウドソーシングをしたり、せどりなどにもチャレンジしてみたいと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では2021年の高校中退投資家の投資方針や行動目標をご紹介しました。
こうやって目標を文字に起こすと、自分がやらなければいけないことが明確なります。簡潔でもよいので、みなさんも目標設定をしてみてはいかがでしょうか。
2021年もセミリタイアへ向けた活動や投資関連の情報を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
以上、ご参考になれば幸いです。