セミリタイア生活

新たな海外セミリタイア候補地?ウクライナの魅力をご紹介!

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セミリタイアしたら海外で優雅な生活をしたくありませんか?

海外セミリタイアの候補地としてよく名前が上がるのが東南アジアです。マレーシアやタイなどは日本から近く物価も安いので、日本人のリタイア先として大人気です。

一方で、最近は東南アジアの物価も上がっており、場所によっては日本の方が安いなんて話も聞きます。ただし、アジア以外にも枠を広げれば、まだまだセミリタイアに適した国はたくさんあります。

本記事では海外セミリタイアの候補地としての「ウクライナ」の魅力についてご紹介していきます。

ウクライナはセミリタイア候補地として魅力的!

東欧の国ウクライナについて詳しい方は少ないでしょう。

私自身もぱっと思いつくのは美女が多いことくらいです。しかし、調べていくと海外セミリタイアの候補地になりえる魅力的な国であることが分かります。

ウクライナは東ヨーロッパに位置し、日本の国土の1.6倍ほどあります。ポーランド、ベラルーシ、ロシアなどの国に隣接しており、ウクライナ南部は黒海にも面しています。

以下では、そんなウクライナの海外セミリタイア候補地としての可能性について解説していきます。

海外セミリタイア候補地としての魅力

物価が安い

まず第一に挙げられるのが物価の安さです。資金的に余裕のないセミリタイア生活において、物価の安さは重要な指標です。

ウクライナの平均年収は50万円程度と言われています。海外セミリタイアの人気国であるタイが平均年収100万円程度ですから、ウクライナはタイの半分くらいと言うことになります。

したがって、生活コストを安く抑えることが可能です。

ローカルのレストランなら1皿100円程度で料理を楽しむことができます。また、アルコール類も安くビール1本が100円以下で購入できます。

伝統料理には有名なボルシチなどがあり、味付けも日本人に合うと言われています。

家賃も首都キエフは若干高いものの、郊外であれば月数万円で十分広い部屋に住むことができます。

90日の滞在ならビザ不要!

観光などの目的であれば、90日以内の滞在はビザ不要です。

ビザ要件は非常に重要です。例えば、東南アジアのベトナムではビザなしでの入国はたった15日間だけです。個人的に好きな国なのですが、長期滞在となるとビザ取得が面倒です。

その点、ウクライナはビザなしで約3ヶ月滞在できますから、お試しで長期滞在することができます。また、気候の良い夏に3ヶ月滞在し、残りは日本で生活するようなことも可能でしょう。

ただし、入国日以降180日の間に90日間の滞在が可能であるため、一旦他の国に行ってすぐに戻ってくるようなビザランはできません。

永住権取得の敷居が低い

ウクライナが気に入って完全に移住したいと考えるようになるかもしれません。その場合、ウクライナなら永住権を取得しやすいという利点があります。

外国人が10万ドル以上(約1,100万円)を不動産へ投資した場合、永住権への申請ができるようになります。確かに1,100万円は高額ですが、セミリタイア資金を貯めた方であれば手が出ない金額ではないでしょう。

永住権を持っていれば現地で働くこともできますし、滞在日数などを考えずに済みます。

実は世界的に永住権の取得というのはかなり難しいことです。国によっては数億円の投資が必要だったりします。

近年はどんどん基準が厳しくなっており、最近話題になったのがマレーシアです。MM2Hというビザの取得条件が大幅に変更される見通しで、新しいルールによれば約100万円の月収証明が必要とのことです。

今後制度が変わる可能性はあるものの、10万ドルで永住権へアクセスできるのは大きな魅力です。

ヨーロッパへのアクセスが良い!

ウクライナはヨーロッパへのアクセスが良いというのも魅力です。例えば、ドイツまでは飛行機でたった2時間です。

ウクライナをベースにすることで、ヨーロッパ、中東、アフリカなどの国々へのアクセスがよくなります。日本の近場は大体回ったので、他の国も観光してみたいとお考えの方におすすめです。

また、ウクライナはEUへの加盟を目指しています。仮にこれが将来的に実現すれば、先程ご紹介したウクライナの永住権を取得することで、ヨーロッパ各国へもビザなしで行けるようになるかもしれません。

こういった面からも、非常に魅力のある国であると言えます。

海外セミリタイア候補地としてのデメリット

一方で、ウクライナにも当然ながらデメリットはあります。

ここでは、ウクライナで海外セミリタイア生活を送る際の問題点についても確認しておきましょう。

日本から遠い

単純に日本から遠いことです。

いくら海外で生活すると言っても、家族の問題などで定期的に日本へ帰国する必要があるでしょう。

しかし、日本からウクライナへの直行便はありません。ドバイ、イスタンブール、あるいはヨーロッパでの乗り換えが必要です。東南アジアと比べておのずと航空賃が高くなってしまいます。

また、時差が7時間ある点にも注意が必要です。クラウドソーシングなどを活用して簡単な仕事をしている場合は時差も考慮する必要があるからです。

英語がほとんど通じない

残念ながら英語はあまり通じません。公用語はウクライナ語で、またロシア語もよく使われています。

普通に生活している分には簡単な英語やロシア語、あるいはウクライナ語でコミュニケーションを取ればよいでしょう。

しかし、長期滞在になると病院に行くこともあるでしょうし、賃貸物件の契約などの手続きも発生します。

こういったときに少しでも知っている英語が通じる国とそうでない国では生活の難易度が大きく変わります。

特に緊急事態が発生したときに言語の壁の大きさに直面するでしょう。

気候が寒い

ウクライナの冬の寒さには覚悟が必要です。

例えば、首都のキエフでは12月~2月の最高気温は氷点下になります。最低気温ではなく「最高気温」がです

逆に夏は日本の秋のような気温で過ごしやすいのですが、寒さに弱い方はウクライナで1年中生活するのは厳しいでしょう。

ウクライナの南の地域、例えばオデッサなどの都市ではもう少し気候は温暖になります。それでも冬の最低気温は氷点下です。

冬の滞在は避けて、過ごしやすい季節だけウクライナに滞在するような生活の方がよいかもしれません。

ウクライナのセミリタイア候補地としての可能性!

ウクライナは言語や立地の問題がありますから、海外セミリタイア先としては上級者向けかもしれません。

しかし、物価が安いことやヨーロッパなどへのアクセスの良さは非常に魅力的です。また、ビザの滞在期間は3ヶ月と十分ありますので、まずはお試しで長期滞在して自分に合う国か確認することもできます。

やはり長期滞在してみないとその国との相性は分かりません。勢いで移住してしまうと後で後悔する可能性大です。

また、永住権の取得も他国に比べれば手頃な価格ですから、気に入れば「完全移住」も検討できる数少ない国と言えるでしょう。

東南アジアが合わないという方には検討をおすすめできる国です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ウクライナは海外セミリタイアの候補地として魅力的な国です。自然も豊かで物価も安く、EUへのアクセスもよいです。

また、ビザの問題もほとんどなくセミリタイア生活に必要な要素がある程度揃っています。

アジア圏での海外セミリタイアに魅力を感じていない方は、ウクライナでの海外セミリタイアを検討してみてはいかがでしょうか。

以上、ご参考になれば幸いです。

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