投資・資産形成

米国ETF週間売買ランキングを考察(2024年11月)

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2024年11月末時点)をご紹介します。

SBI証券と楽天証券のランキングの違いやランキング上位の商品について解説していきます。ぜひ商品選定の参考にしていただければ幸いです。

なお、2024年10月末時点の米国ETFランキングは下記記事でご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

2024年10月の米国ETF週間売買ランキング(SPXL)
米国ETF週間売買ランキングを考察(2024年10月)本記事ではネット証券大手のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキング(2024年10月末時点)をご紹介します。また、ランキング上位のSPXLについて詳細をご紹介します。...

2024年11月の米国ETF週間売買ランキング

SBI証券と楽天証券の2024年11月末時点の週間売買ランキングは以下の通りです。

順位 SBI証券 楽天証券
1 インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ) SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
2 Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL) Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF (SOXL)
3 バンガード トータルストックマーケットETF (VTI) バンガード S&P 500 ETF (VOO)
4 バンガード S&P 500 ETF (VOO) Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF(SOXS)
5 iシェアーズ 米国短期国債 ETF (SHV) バンガード トータルストックマーケットETF (VTI)
6 Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF(TMF) Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF (NVDU)
7 Direxion デイリー NVDA株 ブル2倍 ETF (NVDU) インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF (QQQ)
8 Direxionデイリー半導体株ベア3倍ETF (SOXS) Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF(SPXL)
9 SPDR S&P 500 ETF トラスト (SPY) Direxion デイリー 20年超米国債 ブル3倍 ETF(TMF)
10 SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト (GLDM) Direxion デイリー TSLA ブル2倍株式 (TSLL)

出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は11/25~11/29楽天証券は11/24~11/30の週間売買代金ランキング。

SBI証券では10月末のランキングから2銘柄の入れ替えがありました。S&P500指数へ投資するSPYとゴールドへ投資するGLDMがランクインしました。

一方で、楽天証券の方は1銘柄のみの入れ替えでした。TQQQが外れてSPXLがランクインしています。

ランキング上位の商品のご紹介

SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト (GLDM)の概要今月はSBI証券の10位にランクインしたGLDMの詳細をご紹介します。

  • SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト (GLDM)

SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト (GLDM)

「SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト (GLDM)」は、その名の通り、ゴールド(金)へ投資する米国ETFです。

ゴールドの特徴はインフレに強く、また災害や政治的混乱などの非常事態でも価格が上昇する傾向にあります。

守りの資産としてゴールドへの投資を検討されている方も多いでしょう。

米国市場に上場する代表的な金ETFの経費率を以下に示します。GLDMの特徴はそれらの中で経費率が最安だという点です。

GLDM:0.10%

GLD:0.40%

IAU:0.25%

投資対象が同じであれば、当然経費率が低い方が大きなリターンを得られる可能性が高まります。

したがって、ゴールドへ投資を検討されているなら、GLDMは有力な投資先候補になります。

株価推移

次にGLDMの株価推移を下図に示します。

GLDM_株価推移_2024年12月出典:Yahoo finance

有事に強いゴールドだけあって、2020年のコロナショックでも大きな下落はありませんでした。

また、2024年は大きく株価を上昇させていることが分かります。守りに強いだけでなく値上がり益も狙えます

リターン

GLDMの期間別のリターンは以下のとおりです。

1年:30.12%

3年:13.55%

5年:12.50%

注:2024年11月末時点の情報

1年で30%、3年や5年でも10%以上のリターンがあります。

暴落に強いことや株価下落時に逆の動きをする点を考えると、十分すぎるリターンだと言えるでしょう。

まとめ

本記事では2024年11月末のSBI証券と楽天証券の米国ETFランキングをご紹介しました。

また、SBI証券の10位にランクインしたGLDMの詳細をご紹介しました。

GLDMは格安の経費率でゴールドへ投資ができる銘柄です。暴落に強いだけでなく、株価上昇も狙うことができます。

世界的なインフレの進行も懸念されていますので、GLDMのような銘柄への投資を検討するのも面白いでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。

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