投資・資産形成

準富裕層に到達して感じたこととは?

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こんにちは、TOSHI(@dropoutinvestor)です!

著者は2023年に金融資産5,000万円以上の準富裕層へ到達しました。

資産形成をされている方の中にはこの準富裕層への到達を目標の1つに設定されている方もいるでしょう。

そこで本記事では実際に準富裕層に到達してどのように感じたのか、著者の実体験をまとめていきます。

準富裕層って一体何?

準富裕層 感じたことそもそも準富裕層とは一体何なのでしょうか?

「準富裕層」は純金融資産保有額が5,000万円以上1億円未満の世帯を指す言葉です。

保有資産規模と世帯数_2021年

出典:野村総合研究所のHPより

これは野村総合研究所が各種統計データから推計した結果です。仮に不動産購入に伴う借入などの負債などがある方は負債を差し引いた上での金融資産が評価されます。

上図によれば、準富裕層以上の世帯は全体の9%以下しかいない計算になります。

一方で、著者は30代で準富裕層に到達しています。世代別の集計結果はありませんが、同世代で考えればさらに少ない割合の方しか達成していない水準でしょう。

準富裕層に到達して感じたこと!

そんな準富裕層に到達して感じたことは一体なんなのでしょうか?

実は生活面では大きな変化はありませんでした。しかし、以下に示すような気持ちの変化が出てきました。

安心感が日に日に増していく

金融資産5,000万円の突破は著者にとってFI(経済的自立)を達成したとも言えます。

著者の年間生活費は200万円程度です。仮に全く資産運用しなかった場合でも25年生活できる計算です。

運用しながら取り崩す場合も、投資の世界で有名な4%ルールを適用すれば、毎年200万円取り崩しても資産が減らない可能性が高いです。

5,000万円 x 4% = 200万円

純金融資産保有額が3,000万円(アッパーマス層)を突破した時はまだ心許ないと思っていました。しかし、5,000万円まで到達したらかなり安心感が出てきました

また、金融資産だけでなく今まで作り上げてきた生活スタイルもかなり有効だと感じています。もう貯めた資産を散財でなくすような確率は限りなく低いのです。

このようなことから「もう一生お金に困ることはないだろう」という気持ちが芽生えてきました。

会社をいつ辞めるのかという葛藤が生まれる

会社をいつ辞めるのかという葛藤も生まれてきました。

上述の通り、著者はすでにFI(経済的自立)を達成した状態であると言えます。

これから働けば働く分だけ生存確率は高くなっていく状態とも言えます。生きる期間は短くなるのに対して金融資産は増えていくからです。

そのため、「いつでも会社を辞めてよいのだけれどいつまで続けるようか」という葛藤が生まれています。

資産形成を始めたばかりの頃は「数千万円貯めて会社を辞めてやる!」と息巻いていました。

けれどいざそれに近い資産が貯まるともう少し働いてより万全の体制を作ってから辞めた方がよいのではないかという気持ちが出てきます。

「あと数ヶ月働けばボーナスがもらえる」とか、「年度が変われば退職金が増える」とかそういうことも考えてしまいます。

小さなことはお金で解決する

今までは資産形成のために節約に力を入れていたので、1円でも安いものを追い求めていました

スーパーをはしごしてそれぞれで安い商品を購入したり、ネットで値段を比較して安いところで購入することを徹底していました。

でも準富裕層まで到達すると時間がもったいないからある程度で打ち切るようになりました。

向こうのスーパーへ行けば数十円安いけど、移動時間を考えるともうここでよいかなと思うのです。

ある意味時間をお金で買うようになりました。小さいことであればお金で解決しようという気持ちが強くなってきました。

金融資産以外のことに興味が湧く

お金以外のことに強く興味が湧くようになったのも大きな変化です。

例えば、健康や親族、友達との関係などです。お金があっても健康的でないと楽しく生きられません。友達や家族との関係が良好であることも幸せに大きく影響するでしょう。

また、未曾有の事態が起こっても生きていけるように農業にも興味を持ち始めています。

農業を経験して自分が食べる分くらいは作れる能力を鍛えておけばどうにかして生きていけるだろうという気持ちがあります。

お金はある程度あるのだからそれ以外の部分をいかに伸ばすかという気持ちが強くなりました。

準富裕層でも生活スタイルは変わらない

これは多くの方が言っていることでもありますが、準富裕層になったからと言って生活スタイルは今までと大して変わりません

自分は普通の会社員であって一般的な給料しか受け取っていません。正直なところ生活水準を上げようという気持ちにはなれず、身の丈にあった生活をしているだけです。

時間をかけてゆっくりと資産を増やしてきたことが影響しているのかもしれません。

長い年月をかけて自分の生活リズムを確立してきたので、それを崩そうという気持ちにはならないのです。

上述した通り、ちょっとしたこと、例えば少し高いけど時間を節約できるから買おうという気持ちなどが出てきた程度です。

準富裕層になるのは難しいのか?

そんなお金に対する安心感が出てくる準富裕層ですが、普通の方が到達するのは難しいのでしょうか?

もちろん簡単ではありません。しかし、準富裕層であれば一般的な収入の方でも十分なれる可能性があります

例えば、年利5%で月5万円の投資を約33年続ければ、5,000万円の資産を作ることができます。

準富裕層達成までに必要な年月

月5万円投資→33年

月6万円投資→31年

月7万円投資→28年

何も毎月数十万円投資する必要はないのです。若い独身のうちに積立額を増やしておけば、さらに短い期間で達成することができるでしょう。

やることは至って簡単です。ひたすら株式を購入し続けるだけです。

以下の本は準富裕層を目指す上で参考になると思いますので、ぜひ手に取ってみてください。

 


JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則

以上、ご参考になれば幸いです。

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