こんにちは、高校中退投資家Toshiです!
みなさんはNISA(少額投資非課税制度)を活用して資産形成をされていますか?
NISAは投資をするならまず始めに活用したい制度の1つです。一定期間/一定額において、投資にかかる税金をなくすことができるからです。
本記事では大手ネット証券であるSBI証券と楽天証券で、どのような商品がNISAで購入されているのかご紹介していきます。
先月(2021年12月)のランキングは以下記事でもご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
2022年1月のNISAランキング
以下に2022年1月におけるSBI証券と楽天証券のNISAランキングを示します。
順位 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
1 | SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2 | eMAXIS Slim 米国株式(S$P500) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
3 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
4 | SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | eMAXISSlim全世界株式(除く日本) |
5 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド | eMAXISSlim先進国株式インデックス |
6 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド |
7 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | iFreeレバレッジ NASDAQ100 |
8 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 楽天レバレッジNASDAQ-100 |
9 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド |
10 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | eMAXIS NASDAQ100インデックス |
出典:SBI証券HP及び楽天証券HPより作成。SBI証券は1月のつみたてNISAの積立設定金額ランキング、楽天証券は1月のNISAの積立設定金額ランキング。
両社ともに2021年12月のランキングとほとんど変わっていません。
SBI証券は3位と4位の商品の順位が入れ替わっただけです。また、楽天証券は先月のランキングから「キャピタル世界株式ファンド」が外れて「購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」がランクインしました。
ランキング上位の商品は基本的にどれも優良商品です。米国や全世界の株式へ投資する商品で、信託報酬は0.1%/年程度と投資信託の最安レベルです。
ただし、先月に引き続き楽天証券の7位〜8位にはレバレッジ型の商品がランクインしています。長期積立には向かない商品ですから注意が必要です。
ランキング上位商品のご紹介
それではランキング上位の銘柄についてご紹介していきます。
今月はSBI証券の1位にランクインした「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」です。こちらは楽天証券では購入できない商品です。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、VOO(バンガード・S&P500ETF)を投資対象にする投資信託です。
VOOは米国を代表する指数であるS&P500指数に投資する米国ETFです。VOOは米国ETFの中でも5本の指に入るほどの人気商品で、その純資産総額はなんと30兆円を超えるレベルにあります。
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」も2019年9月に設定された新しい商品であるにもかかわらず、たった2年半の間に4,600億円以上もの純資産額へと成長しています。投資信託の中で20位以内に入る純資産額ですから、この増加スピードは凄まじいものがあります。
人気の理由の1つが信託報酬の安さにあります。この商品の信託報酬は0.1%/年程度です。
投資銘柄
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の構成銘柄を下表に示します。当然ながら米国の有名企業がトップ10を独占しています。
順位 | 銘柄 | 構成比 |
---|---|---|
1 | アップル | 6.91% |
2 | マイクロソフト | 6.30% |
3 | アルファベット | 4.20% |
4 | アマゾン・ドット・コム | 3.63% |
5 | テスラ | 2.14% |
6 | メタ・プラットフォームズ | 2.03% |
7 | エヌビディア | 1.82% |
8 | バークシャー・ハサウェイ | 1.37% |
9 | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー | 1.17% |
10 | ユナイテッド・ヘルス・グループ | 1.17% |
注: 2021年12月末時点のデータ
リターン
設定から間もないためまだ3年リターンは出ていませんが、1年リターンは40%以上を記録しています。さすがは世界最強の指数と言われるS&P500指数のリターンです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事ではNISAで購入されている投資信託のランキングをご紹介しました。また、SBI証券のランキングの1位にランクインした「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の詳細についてご紹介しました。
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は米国ETFで絶大な人気を誇るVOOへ投資する商品です。VOOへ手軽へ投資でき、しかも信託報酬が安いので人気が出る理由が分かります。初心者の方にもぜひおすすめしたい商品です。
以上、ご参考になれば幸いです。