最新の2023年3月の分配金速報は下記記事でご紹介しています。
米国高配当株ETFであるSPYDを保有する楽しみは分配金の受け取りです。
SPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)からは年4回(3月、6月、9月、12月)分配金を受け取ることができますが、2022年9月の分配金が公表されました。
本記事ではそんなSPYDの2022年9月の分配金を速報します。SPYDの分配金は昨年同時期との比較で増配になりました!
SPYDの特徴
- S&P500の中から配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
- 4%近い高い配当利回り
- コロナショックで40%以上の暴落
2022年9月のSPYDの配当金
SPYDの2022年9月の配当金は「0.418383ドル/株」でした。
2021年9月は0.386582ドル/株でしたので、前年同時期と比較して約8%の増配になりました。
過去の配当金との比較
SPYDの年間配当金の推移を下表に示します。
SPYDは2015年に設定された比較的新しいETFです。そのため、増配や減配の明確な傾向を確認することはできません。ただし、2019年以降は2年連続で減配してしまいました。
次に2022年9月の分配金を反映させた四半期ごとの分配金推移を示します。
前年同時期との比較で3月、6月、9月と3期連続で増配になりました。2022年の合計は1.476ドル/株ですから、すでに2017年の年間配当金を超えています。
昨年の年間配当金と比較しても0.07ドルの差しかありませんから、昨年を超えることはほぼ間違いないでしょう。過去最高を記録した2019年へ届くことを期待したいところです。
2022年の株価推移
次にSPYDの年始からの株価推移を確認してみましょう。
年始1月3日の株価は42.39ドル/株でしたが、9月15日時点の株価は39.86ドル/株です。年始からは若干株価が下がっています。また、2022年6月時点からほぼ変動はありませんでした。
配当利回り
2022年9月15日時点の株価を基に配当利回りを計算してみましょう。
① 2021年の年間配当金を基準にした場合
1.5493ドル/株÷39.86ドル/株→約3.89%
② 2021年12月〜2022年9月の分配金を基準にした場合
1.6037ドル/株÷39.86ドル/株→約4.02%
現時点のSPYDの株価はだいたい4%前後になっています。やはり高い配当利回りを維持しています。
まとめ
2022年9月のSPYDの配当金は前年同時期と比較して増配でした。
SPYDは3月、6月、9月と3期連続で増配しています。これで2021年の年間配当金を上回ることはほぼ確実となりました。
2022年は株価が上昇せずになかなか厳しい相場環境になっています。しかし、高配当株ETFであるSPYDは順調に分配金を出し続けています。
SPYDの保有はこういった相場環境でも投資を続けるモチベーションになるでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
SPYDの詳細については下記記事でご紹介しています。