セミリタイア生活

セミリタイアして起業するのはあり?

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最近はFIRE(経済的自立と早期退職)セミリタイアという言葉をよく聞くようになりました。

一方で、自由な生活に憧れてはいるものの、会社を辞めた後に一体何をすればよいのか、というのは悩みの1つになるでしょう。

自由な時間が欲しいと言っても、1日中何もせずに家にいれば退屈だと感じるのが普通です。だからと言って学生などに混じってアルバイトするのも大変です。

そこで一つの選択肢になるのが、今までの会社員人生の経験を生かして起業するというものです。

本記事ではセミリタイアした後に起業するという選択肢について解説していきます。

セミリタイアしたら何をすべきなのか?

セミリタイアして起業するのはあり?セミリタイアしたら好きなことをして構いません

なぜなら、自由な時間を得るため、そして嫌なことを避けるために、節約や投資を頑張って十分な資産を作ったからです。

しかし、会社を辞めたにもかかわらず、暇に耐えきれずに再び働き始める方がいることはよく聞きます。

確かに人と接する機会がほとんどない、人から必要とされていない生活は退屈そのものなのでしょう。

そんな時に考えたいのが、起業するという選択肢です。

何も大きなことを始める必要はありません。まずは個人事業主としてスモールビジネスを始めて稼ぐことにチャレンジすればよいのです。

会社員として長く働いている人は起業することをイメージできないかもしれません。

私自身も副業を始める前は起業は一世一代の大勝負のように感じていました。

しかし、いまやネットさえあればどこでも人と繋がれる時代です。初期費用をほとんどかけずにビジネスを始めることができます。

セミリタイアして起業するメリット

それではセミリタイアしてから起業することには何かよいことがあるのでしょうか?

以下ではセミリタイアして起業するメリットについて解説していきます。

生活がかかっていない

そもそも金融所得で生活できる状態ですから、稼げなくても生活に大きな影響はありません

したがって、赤字を垂れ流し続けるとか開業資金がかかるビジネスでなければ大きなダメージを受けないのが利点です。

これがセミリタイアでない場合は状況が違います。

会社員時代と同じくらいの稼ぎがなければ、家族が路頭に迷ってしまいます。

失敗は許されないしすぐに結果を出す必要があるため、気軽に起業なんて考えられないのです。

長期視点で取り組める

長期視点で物事を考えられるのもメリットの1つです。

上述のとおり、すぐに結果を出さなくてもよいため、じっくりとビジネスに取り組むことができます。

また、必ずしもすぐに自分が向いていることを見つけられるとは限りません。

色々な事業に手を出して、自分が何に向いているのか探しながらビジネスを作ることができます。

社会との繋がりを確保できる

先に述べた通り、セミリタイアしたにもかかわらず再び働き始める方がいるのも事実です。

その大きな理由が社会との繋がりが感じられないことです。

一方で、起業すれば少なからず人との接点が生まれます。

人に必要とされていたり、人の役に立っていることは幸せを感じる要因の1つになります。

起業して自分が社長の状態であれば、働く人をある程度選べるし、人と接する度合いを調整することができるでしょう。

新しいキャリアを作れる

会社員として働いている方は分業制で仕事をされている方が多いはずです。

一般的に日本の企業ではチームとして働くことが求められます。

チームで働くことはうまくハマれば大きな力を発揮しますが、ある意味一人では何もできない人間になってしまいます。

起業するのであれば基本的に全てのことを一人でこなさなければいけません。

これは新しいステージでキャリアを築くことでもあります。

会社を辞めたら同じ待遇で再就職することはできないという声をよく聞きます。

しかし、再就職にこだわる必要なんてありません。個人事業主、あるいは起業家としてのキャリアを作っていけばよいのです。

セミリタイアして起業するデメリット

一方で、セミリタイアしてから起業することにはデメリットもあります。

例えば、以下のようなものが挙げられるでしょう。

必死さが足りない

生活がかかっていないので必死さが足りない状態になりがちです。

副業でもなんでもそうですが、必死に行動せずに結果を出せるほど世の中甘くはありません。

お遊び感覚で仕事をしていては、結果を出すことは難しいかもしれません。

その結果、起業したのに全然稼げず中途半端に終わってしまう可能性があります。

新しい勉強が必要

自分で新しいことをどんどん勉強していく必要があります。

会社員時代は基本的に受け身でも仕事ができたかもしれません。

大企業であれば研修の機会が与えられるし、会社がレールを敷いてくれます。

しかし、起業したら基本的に全て一人でこなす必要があります

企業経営や税金のこと、新しい事業に関連する知識など勉強すべきことはいくらでもあります。会社員時代とは違った大変さがあるのです。

自分を律する力がなければ、だらだらと過ごしてしまいうまくいかない可能性があります。

会社員時代からの戦略が必要

セミリタイアを目指すと決めた時点から戦略的に行動する必要があります。

独立後に何をやるかも含めて、会社員時代から準備を進めていく必要があるでしょう。そうでなければ結果を出すのが難しいからです。

会社員時代にだらだら仕事をしていたのでは、独立後に生かすことは難しいはずです。会社でのキャリア形成も含めて戦略的に考えていく必要があります。

セミリタイアして起業するためには事前の準備が鍵を握るのです。

以上、ご参考になれば幸いです。

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