コロナ禍の影響で経済的に厳しい状況が続いています。ボーナスをカットされたり、給料が減った方も多いのではないでしょうか。
それならまだマシな方で、会社をクビになってしまった人もいるでしょう。
こういう状況を経験すると、やはり好景気の余裕がある時に、しっかりと株式を積み上げて、配当金からの副収入を確保しておく必要があると強く感じます。
そのためには、しっかりと節約をして、投資の種銭を確保できるかが重要です。現在は株高気味ですが、株安時に多くの株を仕込めれば、後々大きな果実を得ることができます。
本記事では、高校中退投資家Toshiのコロナ禍における生活費(2020年3月〜8月)を振り返ります。このような環境下においても、月10万円程度の種銭を確保しております。1つの事例として参考にしていただければ幸いです。
コロナ禍における半年間の生活費は?
コロナ禍における私の生活費は、「半年間で88万円(月15万円弱)」でした。
首都圏在住の一人暮らしとしてはそれなりに安い生活費ではないでしょうか。下記に生活費の内訳を示します。
コロナ禍半年間の生活費
支出項目 | 支出 | 月平均 |
---|---|---|
家賃 | 378,000円 | 43% |
食費 | 201,000円 | 23% |
通信費 | 125,500円 | 14% |
水道・光熱費 | 35,000円 | 4% |
衣服・美容 | 28,500円 | 3% |
勉強代 | 41,000円 | 5% |
その他 | 71,000円 | 8% |
合計 | 880,000円 | 100% |
13万円程度の支出の月もありますが、クレジットカードの年会費や在宅ワークの環境を整えるために家具を購入したので、14万円台と想定よりも支出が多くなりました。
コロナ禍の影響もあり外食はほとんどしませんが、食費には週末のお酒代なども含まれています。33,000円/月は少し高めかもしれません。
一方で、読書代など自己投資のためにも一部お金を使うことができており、ギリギリまで切り詰めた生活をしているわけではありません。
また、各支出の割合を下図に示します。
支出の40%以上が家賃が占めています。やはり首都圏の家賃の高さは異常です。早くセミリタイアして地方へ移住したいものです。
私が勤める会社では、コロナが収まれば在宅勤務は廃止になりそうなので、家賃の安いエリアに引っ越すことはできません。
次にウエイトが大きいのが食費で約20%です。上述の通り、お酒代も含まれていますので、それなりに抑えられているかもしれません。在宅ということもあり、昼は基本自炊で食費を抑えています。
このような生活を半年続けていますが、基本的にはストレスを感じていません。したがって、配当金生活に突入してもこれくらいの支出で生活できるでしょう。
配当金との比較
半年間で88万円の生活費でしたが、受け取っている配当金と比較してみたいと思います。
2019年の配当金は「約3万円/月」ですから、半年間で約18万になります。割合でいえば、生活費の20%以上を配当金で賄えることになります。
まだまだ配当金生活への道は長そうですが、それでもだいぶ配当金でカバーできる割合が増えてきました。このまま投資を継続できれば、30%、40%と増やしていくことができるでしょう。
家計簿アプリの紹介
毎月の支出や収入を可視化できる家計簿アプリは非常に便利です。
私は「マネーフォワード ME」というアプリを使用して家計簿をつけています。操作は非常に簡単で、一度クレジットカードや銀行口座と紐づけてしまえば、自動で毎月の収支を計算してくれます。
現金を使わずに銀行引き落としやクレジットカード、QRコード決済などのキャッシュレスでほぼ支払っているなら、かなり正確に毎月の収支を把握できるはずです。レシート撮影もできるようですが、当然ながら時間効率は低くなります。
なお、500円のプレミアム会員になれば、データ閲覧可能期間が無制限になるなど色々な機能が使えます。しかし、月の収支を把握する程度であれば、あえて有料会員になる必要はないでしょう。
まずは無料で使ってみて、もっと色々な機能が使いたくなったら有料会員になることでよいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私の場合は首都圏在住であるため、家賃の占める割合が40%以上とかなり高くなっています。それでも15万円以下/月で生活できています。車を持たない地方在住の方や実家暮らしの方であれば、もっと生活費を安く抑えられるはずです。
在宅勤務で残業代が出ない日々が続いていますが、月3万円の配当金と給料の残りは基本的に投資へ回しています。ボーナスも入れれば、月10万円近い種銭の確保に成功しています。コロナの影響は長期化しそうですが、なんとかこのペースを継続していきたいと思います。
なお、家計簿をつけて月の生活費を把握することは、投資の種銭作りの第一歩です。自分では同じような生活をしているつもりでも、知らず知らずのうちに先月よりも支出が多いことはよくあることです。
マネーフォワード MEのような便利なアプリもありますので、是非試してみてはいかがでしょうか。
以上ご参考になれば幸いです。