こんにちは、高校中退投資家Toshiです！
2023年もあっという間に2ヶ月が過ぎました。3月は待ちに待った米国高配当株ETFの分配金がある月です。
HDV、SPYD、VYMなどの米国高配当株ETFへ投資されている方は、来月の分配金の発表が待ち遠しいでしょう。
本記事ではHDV、SPYD、VYMの3商品について、2023年3月の分配金スケジュールをご紹介していきます。
米国高配当株ETFの特徴
HDV：財務健全性が高い米国企業約75社へ投資
SPYD：S&P500で配当利回りの高い上位約80銘柄へ投資
VYM：米国の高配当銘柄約440社へ広く分散
米国高配当株ETFの分配金はいつ発表されるのか？
米国高配当株ETFと言えば、HDV、SPYD、VYMの3つの銘柄が有名です。
これらの高配当株ETFは毎年のように増配していますので、長期間保有することで分配金をどんどん増やすことができます。
HDV、SPYD、VYMの分配金スケジュールを下表にまとめます。
| Ex-date | Record date | Payable date | |
|---|---|---|---|
| HDV | 3月23日 | 3月24日 | 3月29日 |
| SPYD | 3月17日 | 3月20日 | 3月22日 |
| VYM | 3月20日 | 3月21日 | 3月23日 |
Ex-date、Record date、Payable dateの定義は以下の通りです。
- Ex-date：権利落ち日
- Record date：権利確定日
- Payable date：配当金の支払い開始日
米国高配当株ETFから分配金を受け取るためにはEx-date（権利落ち日）の前営業日までの買付が必要です。
しかし、長期保有を前提に米国高配当株ETFを保有されている方は「権利落ち日」を意識する必要はあまりないでしょう。
分配金の支払いはいつ頃なのか？
それではいつ頃皆さんの口座へ分配金が振り込まれるのでしょうか？
これはPayable date（配当金の支払い開始日）が重要になります。
米国高配当株ETFのPayable date
- HDV：3月29日
- SPYD：3月22日
- VYM：3月23日
私は口座開設しているSBI証券では、分配金は基本的に「Payable date」の翌日（土日、祝日がない場合）に入金されます。
SPYDとVYMは3月20日の週、HDVは27日の週の入金になる可能性が高いでしょう。
分配金はいつ頃発表されるのか？
分配金の金額をいち早く知りたい方は「いつ頃分配金が発表されるか」という点が気になるでしょう。
配当金の発表は英語で「Declared Date」、「Declaration Date」、「Announcement Date」などと言われます。
過去の傾向を見るとEx-date（権利落ち日）の数営業日前のことが多いです。
したがって、SPYDが最も早く3月中旬に分配金の金額が判明するでしょう。
過去の米国高配当株ETFの分配金推移は？
2021年〜2022年のHDV、SPYD、VYMの分配金を下表に示します。
| 3月 | 6月 | 9月 | 12月 | 合計 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| HDV | 2021 | 0.8821 | 0.8103 | 0.7641 | 1.0515 | 3.5080 |
| 2022 | 0.7698 | 0.5697 | 1.2312 | 1.1450 | 3.7156 | |
| SPYD | 2021 | 0.6362 | 0.3989 | 0.3866 | 0.1276 | 1.5492 |
| 2022 | 0.6527 | 0.4050 | 0.4184 | 0.5073 | 1.9833 | |
| VYM | 2021 | 0.6564 | 0.7523 | 0.7488 | 0.9386 | 3.0961 |
| 2022 | 0.6622 | 0.8479 | 0.7672 | 0.9745 | 3.2518 |
注：分配金の単位はドル/株。
2022年の年間配当金は全ての銘柄で2021年と比較して増配でした。今年もこの流れに続いて増配を期待したいところです。
特にSPYDは年4回の配当月の中で3月が最も高い傾向にありますので、前年を上回るかどうかが重要なポイントになります。
まとめ
本記事では米国高配当株ETFであるHDV、SPYD、VYMの2023年3月の分配金スケジュールをご紹介しました。
3月中旬にSPYDの分配金が発表され、その後VYM、HDVの順に配当金が発表されていくでしょう。
HDV、SPYD、VYMは毎年のように増配を記録していますから、今年も楽しみに待っていましょう。
以上、ご参考になれば幸いです。
